日曜日のレッスン―家族歴史のストーリー

実演をする


ファミリーサーチにおける写真およびストーリー機能の実演

デビッド・A・ベドナー長老は,何かを学ぶときの最初のステップは「行動する」ことだと述べています。行動するとき,会員はより早く学び,学んでいるテーマに深くかかわるようになります。以下は,会員がFamilySearch.orgで自分の先祖を見つけ,その情報に基づいて「行動する」ことのできる体験学習活動です。

この活動の間,出席者のだれかにFamilySearch.orgにサインインしてもらい,その人の先祖について掲載されている写真やストーリーを見つけるように頼みます。クラスの生徒にも,それぞれの携帯機器で同様にするよう勧めます。この実演は,会員が先祖とつながりを持ち,その心を先祖に向けるよう助けるのに非常に効果的な方法です。

活動の準備

レッスンに先立ち,会員に携帯機器(ノートパソコン,タブレット,携帯電話など)をクラスに持参するよう勧めます。また,LDSアカウントとパスワードを取得し,それを持って出席するのを忘れないよう注意しておきます。

ワードまたはステークの技術スペシャリストにクラスに出席するよう頼み,実演の志願者が自分の機器をビデオプロジェクターに接続するのを手伝ってもらいます。この活動は,複数の会員が同時にインターネットに接続できる施設で行うのが最も効果的です。

はじめに

最初に,ビデオ「問題はダーシの部分です」を見せてから,会員にもフォスター長老のように心の転機となるような経験をしてほしいと願っていることを伝えます。

一人の志願者に,実演を手伝ってくれるよう頼みます。次の点を確認します。その志願者が,

  • LDSアカウントとパスワードを持っていること。
  • この4,5週間の間に,FamilySearch.orgにサインインしていないこと。
  • ファミリーツリーに複数の世代が収められていること。

ワードかステークの技術スペシャリストの助けを得て,志願者の機器とビデオプロジェクターを接続してもらいます。

志願者とクラスの生徒に,それぞれの機器でFamilySearch.orgにサインインするように言います。

注―志願者がサインインできない場合は,クラスの何人かに,一旦ログオフして志願者がログインしてからもう一度サインインするよう頼む必要があるかもしれません。

FamilySearch.orgにサインインします

  1. www.familysearch.orgにログインします。
  2. 志願者とクラスの生徒に,人々のリンクをクリックしてもらいます。
  3. FamilySearch.orgにサインインします。このとき,LDSアカウントとパスワードが必要です。

先祖の写真

  1. このページで,会員のファミリーツリーに加えられた人々の写真をすべて見ることができることを説明します。
  2. 赤文字で記されている機能について話し合います。
  3. 志願者とクラスの生徒に,数分間この機能を試してみるよう勧めます。
  4. 志願者に,写真について感じたことを分かち合ってもらいます。
    問― ファミリーサーチに掲載されている写真の数に驚いていますか。
    問― 先祖の写真を見てどのように感じますか。
    問―ほかの人がこれらの写真を掲載してくれたことをうれしく思いますか。それはなぜですか。
    問―あなたの家に,ファミリーサーチに掲載して他の人に分かち合える写真がありますか。
  5. 次に,見つけた写真についての気持ちをクラスの生徒に分かち合ってもらいます。
  6. 志願者とクラスの生徒に,写真のリンクをクリックしてもらいます。このページに,会員が投稿した写真が掲載されることを説明します。

先祖についてのストーリー

  1. 志願者とクラスの生徒に,ストーリーのリンクをクリックしてもらいます。会員は自分の先祖についてのストーリーを書き込むことができることを説明します。ストーリーは,わたしたちの心を先祖に向けさせるのに非常に効果的な方法です。
  2. 赤文字で記されている点について話し合います。
  3. 少し時間を取って,志願者と生徒に掲載されているストーリーを幾つか読んでもらいます。その後,ストーリーについて感じたことを志願者とクラスの生徒に分かち合ってもらいます。
    問―ストーリーを読んで,自分の先祖についてどのように感じますか。
    問―ストーリーから,自分の先祖について新たに何か学びましたか。
    問―あなた自身または先祖について,ファミリーサーチに加えることのできるストーリーがありますか。

活動を終えるに当たり,クラスの生徒に,FamilySearch.orgおよび写真やストーリーの機能を使って,将来の世代のために自分自身と先祖についての情報を保存するよう勧めます。