教義と聖約を生活に当てはめる
(学校外で)「学問を求める」3つの方法
生涯学び続けられるようになるための方法を幾つか紹介しましょう。
学ぶことについて考えると、どんなことが思い浮かぶでしょうか。教室で一日中席に着き、終りのチャイムが鳴るのを秒読みしている様子でしょうか。図書館に行って山積みになった本に目を通す姿でしょうか。
ヤングアダルトの時期というのは、毎日何かしら新しいことを学ぶことができるものです。それは教室内に限ったことではなく、キャリアスキル、コミュニケーション能力や健全な人間関係を築く能力、自分や大切な人たちのために料理を作る能力なども含まれます。
実際、わたしたちは学ぶように命じられているという事実について考えたことはあるでしょうか。主はわたしたち全員に、「研究によって、また信仰によって学問を求め〔る〕」(教義と聖約88:118)よう指示しておられます。ラッセル・M・ネルソン大管長もこの戒めを繰り返し述べ、「教育は宗教上の責任」であることをわたしたちに思い起こさせてくれています。
学びを深める方法はたくさんあります。ですから、最近卒業したばかりでも、結婚準備中でも、転職活動中でも、霊的に行き詰まっていると感じていても、たとえ今現在学校に通っていなくとも、人生のあらゆる分野で「学問を求め〔る〕」方法はあるのです。
ライフスキル
まだ身に付けていないライフスキルは何でしょうか。ここでは、人生においてスキルを磨くことのできる分野を幾つか紹介しましょう。
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家事スキル(料理や食事の準備、予算内での食料品の買い物、整理や片付け、植物や庭の手入れ)
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財務スキル(予算作成、貯蓄、投資、税金の支払い、退職後の計画)
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コミュニケーションスキル(アクティブリスニングテクニック、コンフリクトマネジメント、レジリエンス、人前でのスピーチ)
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実用的スキル(車・自転車・住宅のメンテナンス、道具の使い方、基本的な裁縫、応急処置)
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趣味のスキル(かぎ針編み、楽器を習う、写真、絵画)
親や友達、ワードの会員、教会の指導者に頼み、新たなライフスキルを教わりましょう。教会の自立支援コースの一つに参加してもよいでしょう。
福音学習
生涯を通じて、霊的に高い状態のときもあれば、霊的に低い状態のときもあるものです。ただし、人生の旅路のどの地点にいようと、福音の知識を増し加えることは、生涯「学問を求め〔る〕」ための重要な手段であることに変わりはありません。
『わたしに従ってきなさい』の手引きの導入にはこうあります。「福音を教え学ぶ目的はすべて、天の御父とイエス・キリストに対してさらに深く改心し、さらに御二方のようになることです。そのため、わたしたちは福音を学ぶとき、ただ新しい情報を探しているのではなく、『新しく造られた者』(2コリント5:17)になろうとしているのです。」
ここでは、福音学習を通して天の御父とイエス・キリストへの改心を深めることのできる方法を幾つか紹介しましょう。
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イエス・キリストの生涯や特質について研究する
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インスティテュートに出席する
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神殿に参入する(可能な場合)
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神殿のエンダウメントで教えられている真理を研究する
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神殿の聖約(自分が交わした聖約、交わしたい聖約)について研究する
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『わたしに従ってきなさい』や「福音ライブラリー」にある「トピックと質問」を用いて聖文研究を向上させる
将来のために学ぶ
ライフスキルを伸ばし、福音学習の質を高めることはどちらも、来たるべきことに備える手段となります。しかし、大人になっていつか直面するであろうことや、経験したいと望むことで、今のうちから備えておける事柄はほかにもあります。
例を挙げましょう。
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結婚(永遠の結婚の原則を研究する、結婚に関する総大会の引用文を集める、尊敬する夫婦に助言を求める、霊感による信仰に基づく情報源や信頼できる指導者から性的な親密さに備えるために学ぶ)
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親の務め(聖文で母親と父親について研究する、子育てクラスを受講する、ほかの親と話す、子育てに関する総大会の説教を読む)
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歳の重ね方と健康(適切な栄養摂取について学ぶ、新しい運動方法について学ぶ、基本的な応急処置の技術を学ぶ)
人生の状況にかかわらず、天の御父とイエス・キリストは、知識と信仰を深めるように望んでおられます。「それは、わたしが再びあなたがたを遣わすときに、あなたがたが、わたしがあなたがたを召したその召しと、あなたがたを任命したその使命とを尊んで大いなるものとするように、あらゆる点で備えられるため」(教義と聖約88:80)なのです。
天の御父はあなたのために目的を用意しておられます。教室内であろうと教室外であろうと、生涯学び続けようと努めるならば、主は皆さんの努力を聖別され、主が皆さんを必要とする場所に導いてくださるのです。