旧版
2:時間を賢く使う


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時間を賢く使う

深く考える:なぜ時間は神の偉大な贈り物の一つなのでしょうか。

「時間という贈り物」(動画を視聴することができなければ次のページを読んでください。)

話し合う:ベンコシ姉妹から何を学びましたか。

やってみる:毎日時間を上手に使うための5つのステップがあります。一つ一つ読んでください。ベンコシ姉妹はこれらのことをしましたか。

行動を書き出す

毎朝,行動を書き出してください。仕える人々の名前を追加してください。

祈る

導きを求めて祈る。耳を傾ける。最善を尽くすよう決意してください。

優先順位を設定する

優先順位の高いものに番号をふってください。最も大切な仕事に「1」をつけ,次に大切なものに「2」というふうにします。

目標を設定し,行動する

御霊に耳を傾けてください。目標を設定します。一生懸命に働く。最も大切な行動から始めて,リストを順に行っていってください。

報告する

毎晩の祈りで天の御父に報告してください。質問をする。耳を傾ける。主の愛を感じてください。悔い改める。

すぐに始めてください。このワークブックか紙に書いてください。ステップ1をするー明日やることを書き出してください。これらは日々の雑用ではなく,自分の仕事,勉強あるいは教会や家族への奉仕などの大切な仕事であるべきです。

ステップ2と3をしてください。

明日はステップ4と5をしてください。

決意する:今週以下を行うことを決意してください。課題が達成できたら,チェックを入れてください。

  • これらのステップを毎日練習して,時間をより賢明に使う。

  • この原則を自分の家族に教える。

  • これまでに学んだ基礎となる原則を続けて実践する。

進行役へのヒント

グループのだれかが質問があるときは,自分たちで答えを見つけられるように助けてください。

時間という贈り物

動画を視聴することができなければ,配役を決めて,この台本を読んでください。

コフィ:こんにちは,ベンコシ姉妹。お元気ですか。

ベンコシ姉妹:コフィ,あなたは大丈夫?

コフィ:ああ,ベンコシ姉妹。とっても忙しいんです。仕事して,奉仕して,家族の手伝いもしなければならないし……それからサッカーもあるし。時間がないんです。

ベンコシ姉妹:コフィ,あなた時間があるじゃない。

コフィ:何ですって?

ベンコシ姉妹:あらあら,神様はわたしたちに時間というすばらしい贈り物をくださったじゃない。いちばん大切なもののために時間を使わないとね。

コフィ:ベンコシ姉妹,でもどうやったらいいんですか?姉妹はいつもたくさんのことをしていますね。家庭や仕事でも成功なさってるし。たくさんの人に奉仕されて,たくさんの人に祝福を与えて。わたしもその一人ですが。どうやったらそんなにできるのか分かりません。

ベンコシ姉妹:ほんとうに知りたいの?ここにおとなしく座れば,秘密を教えてあげるわ。

わたしは毎朝,日の出前に起きるの。身じたくをして,顔や手を洗って。

聖文を読むの。それからその日しなければならないことを書き出すの。

だれに奉仕したらいいか考えるの。神様の御心が分かるように祈るわ。それから耳を傾けるの。

ときには助ける人の名前や顔が心に浮かぶわ。それをリストに加えるの。

コフィ:だから姉妹はいつも助けの必要な人が分かるんですね?

ベンコシ姉妹:そうよ,コフィ。それから体力と知恵をくださるよう祈るわ。神様が「〔わたしの〕行うことを神聖にしてくださる」ように祈るの。そのことは第2ニーファイ32章に書かれているわ。

わたしは神様に感謝するの。最善を尽くすと約束するわ。わたしの足りないところをしてくださるよう祈るわ。

それからリストを見て。いちばん大切なことに「1」をつけ,その次に「2」をつけるの。

コフィ:優先順位はどうしたら分かるんですか?

ベンコシ姉妹:祈るときに耳を傾けるのよ!それから仕事にかかるわ。1を見て,最初にそれをするようにして,それから2よ。

ときには変更することもあるわ。聖霊が何か別のことをするようにおっしゃるの。それでいいのよ。

一生懸命働くけど,平安があるわ。神様が助けてくださることを知っているし。

だから自分のリストと御霊に頼って大切なことをするのよ,コフィ。

コフィ:単純そうに見えるけど,大変ですね。

ベンコシ姉妹:その通り!床につくときに,わたしは祈るの。天の御父に報告するわ。一日どうだったかを伝えるの。わたしは尋ねるの。もっとよくできたことはないでしょうかって。そして耳を傾けるの。主の愛を感じることが多いわ。わたしがしようとしたことを神様は大いなるものとしてくださることを知っているから,平安な気持ちで眠りにつくのよ,コフィ。

コフィ:すばらしいですね,ベンコシママ。そういう平安を感じたいです。時間を有効に使いたいです。もっとよく働いて奉仕したいです。

ベンコシ姉妹:あまり大切でないことはしないのよ,コフィ。大切なことのために時間を使うの。あなたの心が正しければ,神様はともにいてくださるわ。

コフィ:ありがとうございます。

ベンコシ姉妹:さあ,行きなさい。あなたにはやることがたくさんあるわ!