「教義と聖約について」『教義と聖約物語』(2024年)
「教義と聖約について」『教義と聖約物語』
はじめに
教義と聖約について
主はふたたび語られる
天のお父様はわたしたちを愛しておられます。天のお父様はわたしたちを祝福できるように,わたしたちが天のお父様と聖約,つまり約束を結ぶことを望んでおられます。天のお父様は御子イエス・キリストを,救い主として,わたしたちがみもとへもどるのを助ける御方としてつかわされました。
神様はまた,イエス・キリストとそのいましめについて教えるために,預言者をつかわされます。預言者はイエス・キリストに仕え,主の教会をみちびくのを助けます。
イエス様は預言者たちに,わたしたちに教えるべきことを伝えられます。ずっと昔の預言者たちの言葉は,聖書やモルモン書などの聖典に書かれています。
イエス様が地上を去られてから何年もの間,預言者はおらず,人々は神様との聖約を交わすことも,守ることもありませんでした。地上には,イエス・キリストの教会がなかったのです。
その後,神様はジョセフ・スミスを預言者としてめされました。ジョセフはまだ若者でしたが,神様はジョセフにとても重要なことをしてほしいと思っておられました。
ジョセフ・スミスはイエス様について教え,イエス様の教会を組織するのを助けました。イエス様はジョセフ・スミスに,御自分の福音と教会をみちびく方法を教えられました。
イエス様がジョセフ・スミスに伝えられたことの多くは,『教義と聖約』に書かれています。『教義と聖約』は,聖書やモルモン書のような聖典です。
『教義と聖約物語』は,イエス様が預言者ジョセフ・スミスやほかの人々の助けを借りて,どのように御自分の教会を元どおりにされたか,つまり回復されたかを伝えています。教会員は「聖徒」とよばれています。これらの物語は,神様が世界中にいる御自分の子供たちを愛しておられるしょうこです。神様は,御自分と聖約を交わすわたしたちを祝福したいと願っておられるのです。