教義と聖約 2021年
2月22-28日  教義と聖約18-19章:「人の価値〔は〕……大いなるものである」


「2月22-28日。  教義と聖約18-19章:『人の価値〔は〕……大いなるものである』」『わたしに従ってきなさい—日曜学校用:教義と聖約 2021年』(2020年)

「2月22-28日。教義と聖約18-19章」『わたしに従ってきなさい—日曜学校用:2021年』

画像
マーティン・ハリスの農場

「マーティン・ハリスの農場」Al Rounds画

2月22-28日

教義と聖約18-19章

「人の価値〔は〕……大いなるものである」

人の心は聖霊を通してのみ変わることができます。アイリング管長はこのように教えました。「教義の原則を教えるならば,聖霊が訪れます。」(“Discussion with Elder Richard G. Scott and Elder Henry B. Eyring”〔教会教育システム衛星訓練放送,2003年8月11日〕)

印象を書き留める

画像
「分かち合う」アイコン

分かち合うよう招く

聖文を通して得られた経験を分かち合うようクラスの参加者に促すために,教義と聖約18:34-36を一緒に読んでください。その後,今週読んだ聖句の中で主の声に気づいたものをクラスの参加者に分かち合ってもらいます。

画像
「教える」アイコン

教義を教える

教義と聖約18:10-1619:15-20,39-41

主はわたしたちが悔い改めるときに喜ばれる

  • 多くの人が悔い改めを否定的な感情と結びつけて考えています。教義と聖約18章19章の主の言葉は,クラスの参加者が悔い改めが喜ばしいものと捉えるうえでどのように助けとなるでしょうか。ホワイトボードに悔い改めはと書き,18章19章で読んだことに基づいてこの文を完成する方法をクラスの参加者に提案してもらうとよいでしょう。(教義と聖約18:10-1619:15-20,39-41の内容をクラスで確認するとよいでしょう。)

  • 「悔い改めを叫ぶ」とはどのような意味でしょうか(教義と聖約18:14)。教義と聖約18:10-16を読みながら,この質問についてクラスの参加者に考えてもらうとよいでしょう。人々が時々悔い改めないことを選ぶのはなぜでしょうか。愛する人が救い主のもとに来て赦しを得るよう促すにはどうすればよいでしょうか。教義と聖約18:10-16または19:15-20から手がかりを探すようクラスの参加者に勧めます。

教義と聖約18:10-16

「人の価値〔は〕神の目に大いなるものである」

  • 神の目から見てわたしたち一人一人がどれほど価値のある存在かをクラスの参加者が理解するために,どのように助けるとよいでしょうか。教義と聖約18:10-16を読んでもらい,神から見た自分の価値を理解するようになった経験を分かち合ってもらうとよいかもしれません。これらの節は,自分やほかの人に対する見方にどのような影響を与えますか。神は御自分にとって大きな価値がわたしたちにあることをどのようにお示しになっているでしょうか。

    画像
    〔子供を抱いているイエスの画像〕

    「人の価値」Liz Lemon Swindle画

教義と聖約19:15-19

イエス・キリストは全人類のために苦しまれた

  • 贖いの苦しみについて救い主御自身が述べられたことを深く考えるときに聖霊の証を感じられるよう,どのようにクラスの参加者を助けるとよいでしょうか(教義と聖約19:15-19)。救い主に関する好きな賛美歌をだれかに歌ってもらうとよいかもしれません。また,救い主の絵を見せ,クラスの参加者に15-19節を読んでもらってもよいでしょう。その後,自分の考えや気持ちを書き留めてもらいます。(「その他のリソース」のD・トッド・クリストファーソン長老の言葉も,クラスの参加者が救い主の苦しみに対する理解を深める助けとなるでしょう。)以下のような文はクラスの参加者が考える助けとなるでしょう。わたしがイエス・キリストの贖いに感謝している理由は……。何人かのクラスの参加者に書いたことを分かち合ってもらい,イエス・キリストに対する証を述べてもらうとよいでしょう。

教義と聖約19:15-26,34-41

神の御心を行うとき,しばしば犠牲が必要となる

  • クラスの参加者が福音のために犠牲を払う必要のある状況に直面したとき,マーティン・ハリスがモルモン書を出版するために払った犠牲について学ぶことによって霊的に高められるでしょう。モルモン書の印刷代を払うために自分の農場を抵当に入れることを決めたマーティンの話をクラスで発表するよう,だれかにあらかじめ準備してもらうとよいでしょう(『聖徒たち』1:76-78を参照してください)。19章のどの聖句が彼の決定を助けたでしょうか。モルモン書によって自分がどのように祝福されたか,そしてモルモン書を出版するためにマーティン・ハリスやそのほかの人が払った犠牲についてどれほど感謝しているかを,クラスの参加者に発表してもらうとよいでしょう。

  • クラスのだれかに,主のために払った犠牲について分かち合ってもらうとよいかもしれません。そのことによってクラスの参加者は,進んで犠牲を払う意志がどれほどあるかについて考えることができるでしょう。神の御心を行うために犠牲を払うよう促す事柄を教義と聖約19章から探して分かち合うように勧めます(特に16-26,34-41節を参照してください)。

画像
「その他のリソース」アイコン

その他のリソース

神の愛の代価

D・トッド・クリストファーソン長老は教義と聖約19:18を参照して次のように述べています。「神の貴い愛の代価について考えてみましょう。……ゲツセマネと十字架上での苦しみは,死すべき人にとっては耐えようのないものでした。にもかかわらず,主は御父とわたしたちへの愛のゆえに,堪え忍ばれ,結果的に,不死不滅と永遠の命をわたしたちにもたらすことができるようになりました。」(「『わたしの愛のうちにいなさい』『リアホナ』2016年11月号,50)

教え方を改善する

御霊を招く環境を整えるクラスに御霊を招く方法はたくさんあります。前奏曲は敬虔さを促します。愛と証を伝えることによって,温かく霊的な雰囲気を作り出すことができます。(『救い主の方法で教える』15を参照してください。)