「8月25-31日:父の完全を受ける:教義と聖約93章」『わたしに従ってきなさい—家庭と教会用:教義と聖約 2025年』(2025年)
「教義と聖約93章」『わたしに従ってきなさい—家庭と教会用:2025年』
「人の子がおいでになるのが見える」の一部,Walter Rane画
8月25-31日:父の完全を受ける
教義と聖約93章
ジョセフ・スミスは次のように教えています。「はしごを登るときは,いちばん下から始めて,一段ずつ登って行かなければなりません。そしてついには,いちばん上の段にたどり着くのです。福音の原則も同じです。第一のものから始めなければならず,昇栄に関するすべての原則を学ぶまで続けていくのです。」(『歴代大管長の教え—ジョセフ・スミス』268)
その昇栄のはしごは途方もなく高く思えることがありますが,わたしたちは絶えず救い主の助けを受けながらいちばん上の段まで登るために生まれてきました。わたしたちが自分自身にどんな限界を見ようとも,天の御父と御子は,わたしたちの中に栄光に満ちた性質,神のような特質を認めておられます。イエス・キリストが「初めに父とともに」おられたように,「あなた……も初めに父とともに」(教義と聖約93:21,23)いました。主が「恵みに恵みを受け続け,ついに完全を受けられた」ように,「あなた〔も〕恵みに恵みを加えられる」(13,20節)のです。回復された福音は神の真の性質について教えています。したがって,あなたの真の性質や行く末についても教えているのです。あなたは文字どおり神の子供であり,「定められたときに父の完全を受けられる」(19節)可能性を秘めています。
家庭と教会で学ぶためのアイデア
イエス・キリストのように,わたしは栄光を受け,神の「完全」を受けることができる
預言者ジョセフ・スミスは次のように教えています。「神の性質を理解しなければ,人は自分自身を理解することができません。」(『教え—ジョセフ・スミス』40)教義と聖約93章を研究することによって救い主について学ぶときに,あなた自身について学べる事柄も見つけてください。例えば,3,12-13,21,26節から,主についてどのようなことが分かりますか。20,23,28-29節には,あなた自身についてどのような同様の真理が記されていますか(1ヨハネ3:2;3ニーファイ27:27も参照)。以下の質問は,この章にある真理を理解して応用するのに役立つでしょう:
神の栄光は光と真理である
この啓示には栄光,光,真理といった言葉が頻繁に出てくることに気づいたかもしれません。特に20-39節を研究しながら,これらの概念について学んだ真理を書き出してください。次のような表を作るとよいでしょう:
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節 |
学んだこと |
考えるための質問 |
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節 | 学んだこと | 考えるための質問 世の中には多くの欺きがある。どうすれば真理を知ることができるだろうか(モルモン書ヤコブ4:13も参照)。 |
節 | 学んだこと | 考えるための質問 |
節 | 学んだこと 神は光と真理の御方であられる。 | 考えるための質問 |
節 | 学んだこと | 考えるための質問 悪の影響を退けられるような人をだれか知っているか。なぜそれができるのか。 |
節 | 学んだこと | 考えるための質問 |
節 | 学んだこと | 考えるための質問 |
節 参照:教義と聖約50:24 | 学んだこと | 考えるための質問 |
これらの節から,より大いなる光と真理を求めようという気持ちに駆り立てるどんなことを見つけましたか。光と真理はなぜイエス・キリストの称号としてふさわしいのでしょうか(ヨハネ8:12;14:6参照)。これらの真理はあなたの生活にどのような影響を及ぼしますか。
20,22,28,33-35節に出てくる,あなたの永遠の行く末に関する約束を書き留めておくとよいかもしれません。これらの約束と光を得ることの間には,どのような関係があるでしょうか。
「神の光の中を進む」(『青少年の強さのために—選択の指針』18-21)を調べ,光を得るために何ができるか,また主はどのようにあなたを祝福すると約束しておられるかを見つけるとよいでしょう。
「光の中進もう」『賛美歌』194番;「トピックと質問」「聖霊」の項,「福音ライブラリー」も参照してください。
Light and Truth, Part 1
光と真理 Part 2 - Light and Truth Part 2
「神の栄光は……光と真理である。」
自分自身の家を整えなさい
「自分自身の家を整え〔なさい〕」(43節)という戒めの意味は,戸棚やクローゼットを整頓するということではなく,「光と真理」(42節)を教え,学ぶということです。自分はどのようにしてこの勧告に従おうとしているか,よく考えてください。あなたはどのような課題に直面していますか。教義と聖約93章にあるどの真理が助けになるでしょうか。
デビッド・A・ベドナー長老の次の教えからどのようなことが分かるでしょうか。
「わたしのオフィスには麦畑の絵があります。一本一本描かれた無数の線が集まって1枚の絵になっています。どの線も1本ずつでは,面白くも心を打つわけでもありません。実際,キャンバスに近づくと,目に入るのは,何の関係も何の魅力もないような無数の線が,黄色や,金色や,茶色の絵の具で描かれているだけです。けれども,少しずつキャンバスから離れると,先ほどの線一本一本がすべて合わさって,麦畑の壮大な風景が現れるのです。一本一本の目立たない線が重なり合って,目を見張るような美しい絵を作り上げるのです。
一回一回の家族の祈り,一回一回の家族の聖文学習,一回一回の家庭の夕べが,心のキャンバスに描かれた1本の線なのです。心を打ち記憶に残る出来事などないように思えるかもしれませんが,黄色や,金色や,茶色の絵の具で描いた一本一本が補い合って印象的な傑作を生み出すように,一見取るに足りないことを一貫して行うことで,意義深い霊的な実が得られるのです。『それゆえ,善を行うことに疲れ果ててはならない。あなたがたは一つの大いなる業の基を据えつつあるからである。そして,小さなことから大いなることが生じるのである。』(教義と聖約64:33)一貫性とは,個人の生活の中に大いなる業の基を据え,家庭でもっと勤勉に家庭のことに携わるために重要な原則なのです。」(「家庭でもっと勤勉に家庭のことに携わる」『リアホナ』2009年11月号,19)
ヘンリー・B・アイリング「主の御霊がとどまる家庭」『リアホナ』2019年5月号,22-25も参照してください。
主は親たちに「子供たちを光と真理の中で育てるように」命じておられます。
そのほかのアイデアについては,今月号の機関誌『リアホナ』および『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』を参照してください。
人物,場所,出来事
子供を教えるためのアイデア
イエス・キリストは世の光であり命であられる
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救い主の絵を見て,イエス・キリストについて学び,キリストに従うことがなぜ大切なのかを子供たちに尋ねるとよいかもしれません。その後,教義と聖約93:19を一緒に読み,一つの重要な理由を見つけてください。
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93章で述べられているキリストに関する真理から,あなたの霊を鼓舞するものを幾つか選び,子供たちがそれらを見つけて理解できるようにしてあげるとよいでしょう(『教義と聖約物語』126-127の「だい33しょう:イエス・キリストについてのけいじ」,または「福音ライブラリー」の該当するビデオも参照)。あなたが選んだ一つ一つの真理について,それが書かれている聖句を一緒に読みながら,子供たちにそれぞれ特定の言葉に注目して聞いてもらいます。例えば,「イエス・キリスト」に注目してもらいながら,次の聖句を読みます:
1:18Chapter 33: A Revelation about Jesus Christ: May 1833
「世の光」の一部,Howard Lyon画
わたしは地上に来る前,天の御父とともに住んでいた
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救い主は93章で,わたしたちは「初めに」神とともに住んでいたことを3度強調しておられます(23節,29節,38節)。子供たちがこれを見つけられるように,教義と聖約93:23,29,38を読んで,これらの節で繰り返し述べられている自分自身についての真理を見つけてもらいます。天の御父は,なぜわたしたちにこの真理を知ってほしいと望んでおられるのでしょうか。また子供たちに,自分が生まれる前の天の御父との生活についてどのようなことを知っているか尋ねてもよいでしょう。子供たちがさらに学べるように,次の聖句から一つ以上を一緒に読みます:エレミヤ1:5;教義と聖約138:53-56;モーセ3:5;アブラハム3:22-26。
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「神の子です」(『子供の歌集』2-3)または「ぼくはむかし」(『フレンド』1999年4月号,5)を一緒に歌い,わたしたちが地上に来た目的についてこれらの歌から学べる真理について話し合うのもよいでしょう。
神に従うとき,わたしは光と真理を受ける
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教義と聖約93章に記されている従順についての真理を子供たちが応用できるように助けるために,この章の幾つかの参照聖句の場所をそれぞれ紙に書くとよいでしょう。これらの聖句が教えている真理を,それぞれ別の紙に書きます。子供たちに,これらの聖句を読み,参照聖句と真理とを協力し合って組み合わせてもらいます。以下のような例が考えられます:
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24節:真理とは,過去と現在と未来において真実である物事を知ることである。
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28節:わたしは戒めを守るときに光と真理を受けることができる。
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37節:光と真理があるとき,わたしは悪に抵抗することができる。
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39節:不従順になるとき,わたしは光と真理を失う。
あなたが主の戒めを守ることによって分かるようになった真理の例を分かち合うとよいでしょう。
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子供たちの年齢に合わせる。あなたは自分の子供たちに何が必要か,どんな能力があるかを知っています。彼らに何が必要なのかを考えて,自由に活動のアイデアを調整してください。例えば,この活動では,幼い子供たちを教えている場合には,93章にある一つの簡潔な真理に焦点を当てる方がよいかもしれません。
そのほかのアイデアについては,今月号の機関誌『フレンド』を参照してください。