教義と聖約 2021年
6月27日キリストを中心とした家庭を築くために今どのような備えができるだろうか教義と聖約67-70章


「6月27日。キリストを中心とした家庭を築くために今どのような備えができるだろうか教義と聖約67-70章」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:2021年 教義のテーマ』

「6月27日。キリストを中心とした家庭を築くために今どのような備えができるだろうか」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:2021年 教義のテーマ』

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イエス・キリスト

「主イエス・キリスト」Del Parson画

6月27日

キリストを中心とした家庭を築くために今どのような備えができるだろうか

教義と聖約67-70章

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ともに評議する

定員会またはクラスの会長会の一員が司会する:約10-20分

集会の初めに,アロン神権定員会のテーマ,または若い女性のテーマを斉唱します。それから次のような事柄についての話し合いを主導し,話し合ったことに従って行動する計画を立てます(何について話し合うか会長会で決めることができます):

  • わたしたちの定員会やクラス。ワードに入って来たばかりの人はだれでしょうか。彼らが歓迎されていると感じられるよう,どのように助けられるでしょうか。定員会やクラスの集会で過ごす時間を有意義なものとするために,どのようなことをしているでしょうか。

  • わたしたちの務めや責任。若い女性や若い男性であるわたしたちにはどのような義務や責任があるでしょうか。どのようにしてそれらを果たせるでしょうか。

  • わたしたちの生活。さらにイエス・キリストのようになり,主の力を生活の中で受けるために何をしているでしょうか。家族が主に近けるよう,どのように助けているでしょうか。

レッスンの終わりに,必要に応じて次のことを行います。

  • 教えられた原則について証する。

  • 定員会やクラスのメンバーに,集会中に決めた計画や勧めについて再確認する。

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教義を教えるアイコン

教義を教える

成人指導者または青少年が司会をする:約25-35分

自分自身を霊的に備える

教義と聖約68章には両親への勧告が記されており,定員会やクラスのメンバーに直接関係がないようにも思われます(25-28節)。しかしその勧告は彼らの現在の家族と将来の家族に大きな影響を及ぼす可能性があるため,現在の彼らにとっても役に立ちます。将来キリストを中心とした生活を送る備えとして最善の方法は,今日「主の前を真っ直ぐ歩むこと」です(28節)。

あなたが救い主の教えに従ったために家族の中にもたらされた祝福には,どのようなものがありますか。定員会やクラスのメンバーは,家族がキリストを中心とした家庭を確立するためにどのようなことができるでしょうか。教える備えとして,ヘンリー・E・アイリング管長の「主の御霊がとどまる家庭」(『リアホナ』2019年5月号,22-25)や「家族—世界への宣言」(ChurchofJesusChrist.org)を読み返すとよいでしょう。

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ピアノを弾く若い女性

キリストを家庭の中心にすると,家族の中により大きな愛を感じることができます。

一緒に学ぶ

教義と聖約68:25-28を自分に当てはめて考えられるように,自分が望む将来の家族の生活像を短く書いてもらうとよいでしょう。望む人には分かち合ってもらうことができます。それから教義と聖約68:25-28を読み,現在と将来の両方において義にかなった家族を築くために助けとなる,福音の教えと原則を見つけてもらいます。以下の活動は,キリストを家族の中心とする方法を理解する助けとなります。

  • 家族—世界への宣言」の第7段落にある真理は,定員会やクラスのメンバーが救い主を家庭の中心とするための助けとなります。その段落を読んで,家族が幸福になるのに役立つ教えや原則を見つけてもらいます。それらをホワイトボードに書き,一つ一つが家族の幸福になぜ役立つかを話し合ってもらってもよいでしょう。また,それらの教えと原則がどのように自分の家族やほかの人の家族に生かされてきたかを分かち合いたい人がいるかもしれません。これらの原則の中から少なくとも一つを,生活に取り入れる方法を深く考えるよう勧めます。自分の家族がどのような状況であろうと,イエス・キリスを生活の中心にすることは可能であると安心させてください。

  • 救い主を常に家庭の中心にさせる事柄と,それを妨げる事柄について話し合うことあうことができます。ヘンリー・B・アイリング管長の「主の御霊がとどまる家庭」(『リアホナ』2019年5月号,22-25)から,一つのセクションを個人または少人数のグループで目を通し,家庭をもっとキリスト中心にするための原則を見つけてもらうのもよいでしょう。学んだことを分かち合い,これから1週間,イエス・キリストとその教えに焦点を当てた家庭にするために行うことを一つ選んでもらいます。

  • 愛ある家は(」『賛美歌』186番)や「愛の言葉」(『子供の歌集』102番)など,家庭や家族についての歌を定員会やクラスのメンバーの一人または複数人に歌ってもらうか,歌詞を読んでもらうことができるでしょう。ほかの人には,家庭を幸福な場所にするためにその歌が教えていることを聞いていてもらいましょう。家庭内で愛を示されたり,愛を深めるのを自分が助けたりして,幸福を感じたときの経験を分かち合うように勧めます。

信仰をもって行動する

定員会またはクラスのメンバーに,今日受けた印象に従って行動するために何をするか深く考えて書き留めてもらいます。今日のレッスンは,各自が立てた個人的な目標とどのように関連しているでしょうか。彼らが望む場合に,定員会やクラスのメンバーは自分の意見を発表することができます。

サポート資料

  • モーサヤ4:14-16教義と聖約88:119121:41-46(義にかなった家庭を築く方法)

  • ラズバンド長老,オスカーソン姉妹,オーウェン兄弟によるFace to Face(ワールドワイドディボーショナル,2016年1月20日)の「家族内の緊張を和らげるためにわたしには何ができるでしょうか」;ビデオ“Two Brothers Apart”(「離ればなれの兄弟」),「家庭と家族—小さなことから」,“More Diligent and Concerned at Home” (「家庭でもっと勤勉に家庭のことに携わる」)ChurchofJesusChrist.org

救い主の方法で教える

救い主は奉仕をすることで人々に愛を示されました。主の善にあふれる行いを通して人々は改宗し,多くの人の人生が変えられました。あなたも指導者として,どのような方法でこの特質を身につけることができるでしょうか。自分の家族内で救い主の模範に倣って奉仕したいと青少年が思うように,どのように助けることができるでしょうか。