2021
神会と,人を愛すること
2021年6月号


親のために

神会と,人を愛すること

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illustration of family

親愛なる親の皆さん,

今月号では,神会,親の役割,赦し,そして,どこから来た人であるか,どこに行こうとしている人であるかにかかわらず,神のすべての子供たちに奉仕することなどのテーマを取り上げています。以下に紹介する記事は,これらの原則を家庭で教える際に役立つでしょう。

福音について話し合う

神会

6ページの「福音の基本」を活用して,子供たちに神会について教えてください。天の御父,イエス・キリスト,聖霊は,それぞれどのような役割を持っておられるでしょうか。御自分たちの目的を成し遂げるために,御三方はどのようにしてともに働かれるでしょうか。あなたの家族は,大いなることを成し遂げるために,どのようによりいっそう一致して働くことができるでしょうか。

家族評議会

家族評議会は常に必要とされてきたものであり,永遠にわたるものであると教えられています(M・ラッセル・バラード「家族評議会」『リアホナ』2016年5月号,63参照)。12ページの記事では,効果的な家族評議会のためのガイドラインが示されています。あなたの家族は,これをどのように実践しますか。

親の務め

8ページでは,十二使徒定員会のジェフリー・R・ホランド長老が,息子のそばにいることについて大切な教訓を学んだ経験を分かち合っています。この記事をあなたの伴侶と一緒に読み,どうすれば自分の子供たちとより深く心を通わせることができるかについて話し合ってみてはどうでしょうか。

難民に手を差し伸べる

わたしたちは自分たちの地域で暮らす難民などの,家を追われた人たちに祈りをもって奉仕することを求められています。18ページの記事を読んでください。あなたの地域の人々が何を必要としているかを話し合い,彼らに奉仕し,彼らの力になるための計画を立てましょう。

『わたしに従ってきなさい』の学習サポート

34-37ページで,今月,家族での教義と聖約の研究に役立つ資料を見つけてください。

家族で楽しく学ぶ

1分間回そう

教義と聖約64:33

  1. 全員で輪になって座ります。家族が互いに行うことができる,小さな親切のアイデアを出し合います。

  2. 鉛筆を1本,輪の中央に置きます。

  3. 交代で鉛筆を回します。

  4. 鉛筆の先が指した人は,1分間でできるだけたくさんの親切な行いを演じなければなりません。

  5. 全員が少なくとも1回は順番が回るまで続けます。

話し合い:近所の人たち,ワードの会員,わたしたち自身に対して,どのような親切な行いができるでしょうか。小さな,簡単な行いでも,どのようにして大いなることにつながる可能性があるでしょうか。

預言者に従う

教義と聖約69章

オリバー・カウドリは『戒めの書』の原稿をミズーリ州インデペンデンスに運ぶ役目を任されました。主はジョン・ホイットマーに,オリバーに同行するよう言われました(教義と聖約69:2参照)。

  1. 主があなたに,『戒めの書』(後の『教義と聖約』)の原稿を運ぶよう命じられたとします。

  2. この重要な書物を守るために,あなたはどのようなことをする必要があるでしょうか。

  3. あなたがだれかから重要な務めを完遂するよう任されたときのことを考えてください。

  4. その務めを成し遂げるために,あなたはどんな段階を踏みましたか。

話し合い:教会指導者の指示に従うことはなぜ重要なのでしょうか。預言者やそのほかの教会指導者に従うことによって,わたしたちはどのようにして守られるでしょうか。

先祖の宝探し

教義と聖約69:8

主はジョン・ホイットマーに,教会の歴史を集めて記録するように言われました。「教会のためになる,また……後の世代のためになる,すべての事柄を書き,写し,選択し,手に入れなさい。」(教義と聖約69:8参照)教会において記録を残すことがいかに重要であるかに注目しましょう。

  1. FamilySearch.orgや,そのほかの家族歴史の記録から,先祖を一人探しましょう。

  2. その先祖の日記や,その人物についての家族の思い出を読みましょう。

  3. あなたの先祖の良いところを幾つか挙げましょう。

  4. あなたの先祖とあなたは,どのような点が似ていますか。

  5. そうした記録は,あなたにとってどのような点が宝物のようでしょうか。

話し合い:あなたの先祖が成し遂げたことについて話しましょう。彼らの人生があなたの人生にどのような祝福をもたらしてきたかを話し合いましょう。あなたの人生が,先祖たちの人生と似ている点を分かち合ってください。あなたの人生が,先祖たちの人生と異なっている点について話しましょう。