2019
標準にそった生活をする
2019年6月号


標準にそった生活をする

「いつでも……神の証人になる」(モーサヤ18:9

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標準にそった生活をする

父は軍隊に入っていたので,わたしがおさないころ,家族は何度も引っこしをしました。引っこしでいちばん大変なことの一つは,友達と別れることです。わたしは,はずかしがりだったので,簡単に新しい友達を作れませんでした。ありがたいことに,学校でも初等協会でも,いつもみんな親切にしてくれました。教会では,人とちがっていてもかまいません。わたしたちはみんな友達です。

はずかしがりを克服する一つの方法は,教会で人を助けることでした。人を助けるようになったのは,初等協会からでした。分かち合いの時間にせいくを発表し,大きな声で読みました。少しずつ,自信がつきました。おかげで,自分の信じていることをはっきり言えるようになりました。

4年生か5年生のときは,家族でアメリカのメリーランド州に住んでいました。学校に教会員はあまりいませんでした。教会員の友達も,そうでない友達もいました。

わたしが10代のころ,何人かの友達がわたしの標準に反することをしました。でも,わたしに同じことをさせようとはしませんでした。友達がわたしの信じていることを尊重してくれたことに感謝しています。時々,学校の友達と同じことができなくて,取り残されたように感じることもありました。でも,自分の標準にしたがうと,いつも良い気持ちがしました。何があっても福音にしたがって生活しようと決めました。わたしのあかしは,初等協会と家庭の夕べの中で強くなりました。自分が神の子であることを知るようになりました。

何年も後で,学校の友達が二人,教会員になったことを知りました。とてもうれしかったです。二人は,子供のときにわたしが福音にしたがって生活しているのを見ていたので,宣教師の話を聞くことにしたと教えてくれました。

愛するわかい友人のみなさん,みなさんは天のお父様の子供です。この大切な真理を毎日覚えておくと,もっと簡単に福音にしたがって生活できるようになるでしょう。