2019
タスコ メキシコ
2019年6月号


世界の教会

タスコ,メキシコ

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Taxco, Mexico

かつて鉱山の街であったメキシコのゲレーロ州タスコ・デ・アラルコンは,今日,この国の「プエブロマヒコ」(pueblos magicos「魔法の街」の意)の一つとして知られていて,銀の装飾品や,スパニッシュコロニアル様式の建築物,周辺の美しい田園風景で有名です。この街は起伏に富んだ地帯にあり,坂が多く,道は入り組んでいます。おもな史跡として18世紀のサンタプリスカ教会があります。

タスコには末日聖徒イエス・キリスト教会のタスコ支部があり,毎週日曜日に,アベニーダ・デ・ロス・プラテロス(avenida de los Plateros「銀細工師通り」の意)にある建物で集会が行われています。メキシコ・イグアラステークに属するこの支部は,メキシコに1,987あるユニットの一つです。メキシコには140万人以上の教会員がいて,34の伝道部,13の神殿があります。教会の中で2番目に大きな宣教師訓練センターである,メキシコシティーMTCもあります。このセンターは1,000人以上の宣教師を一度に収容することができます。

  • 1876年にメキシコの最初の5人の会員がバプテスマを受けました。

  • メキシコはアメリカ合衆国以外で100のステークができた最初の国です。

  • 1983年,メキシコで最初の神殿であるメキシコ・メキシコシティー神殿が奉献されました。最も最近奉献されたのは,2015年に奉献されたメキシコ・ティファナ神殿です。2018年10月にメキシコ・プエブラ神殿の建設が発表されました。

  • ハワード・W・ハンター大管長(1907-1995年)が1994年にメキシコを訪れた際に,メキシコ・コントレラスステークをこの教会の2,000番目のステークとして組織しました。