2019
ピーター・M・ジョンソン長老
2019年5月


ピーター・M・ジョンソン長老

中央幹部七十人

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ピーター・M・ジョンソン長老

施設管理者とタクシー運転手の息子であるピーター・M・ジョンソン長老がブリガム・ヤング大学ハワイ校のバスケットボール奨学金を受けた後,インスティテュート教師の前に立っている自分に気づきました。

「すぐに教会に入る〔か〕,そうでなければ,しばらく時間がかかるね。」それがその教師の予測でした。

教師は正しかったのです。1年以上たってから,ピーターは「断食して祈り,答えを受けました。」ジョンソン長老は,1986年8月16日にバプテスマを受けました。

5人きょうだいの4番目であったピーター・マシュー・ジョンソンは,1966年11月29日,アメリカ合衆国ニューヨーク州クイーンズで,マッキンレー・ジョンソン,ジェニーバ・パリス・ロング夫妻の間に生まれました。

両親はジョンソン長老が11歳のときに離婚し,母親はハワイに引っ越しました。その1年後,ピーターはネイション・オブ・イスラム運動に加わり,イスラム教徒になりました。このかかわりがきっかけとなり,イエス・キリストの福音を受け入れる備えとなったのでした。

15歳のとき,ピーターは母親と一緒に住むためにハワイに移りました。そこでスポーツ(特にバスケットボール)に目覚め,それが大学教育へとつながり,さらに末日聖徒イエス・キリスト教会の会員となり,アラバマ州バーミンガム伝道部で宣教師として奉仕し,1990年にステファニー・リン・チャドウィックと神殿結婚をしました。南ユタ大学でバスケットボールをしていたときに出会ったこの夫妻には,4人の子供がいます。

「わたしは主に仕えるためにここにいます」と,七十人の召しを受けたジョンソン長老は言います。「国籍や文化や出身にかかわらず,わたしの責任は,心を尽くし,思いを尽くし,力を尽くして主に仕え,主の民に対して主を代表することです。救い主はわたしたちすべてを愛しておられます。わたしたちは神の息子,娘です。」

ジョンソン長老は,南ユタ大学から会計学の学士号と修士号を取得し,アリゾナ州立大学から会計学の博士号を取得しました。そしてBYUハワイ校の准教授,ブリガム・ヤング大学の助教授,アラバマ大学の准教授として働いてきました。ジョンソン長老はこれまで,地域七十人,ステーク会長,ステーク財政担当書記,ワード伝道主任として奉仕してきました。