1さて、あなたがたが書いてよこしたこと、すなわち、男は女に触れない方がよいということについてであるが、
2不品行に陥ることのないために、男はそれぞれ自分の妻を持ち、女もそれぞれ自分の夫を持つがよいと、わたしは答えよう。
5互いに離れてはいけない。ただし、合意のうえで断食と祈りに専心するために、しばらく相別れ、それからまた一緒になることは差し支えない。そうでないと、自制力のないのに乗じて、サタンがあなたがたを誘惑するかもしれない。
26わたしはこう考える。現在迫っている危機のゆえに、人はさらに大いなる善をなすため、そのままの状態でいるのがよい。
29しかし、務めに召されているあなたがたに言う。兄弟たちよ、わたしの言うことを聞いてほしい。残りの時はほんのわずかであって、あなたがたは務めのために遣わされるからである。妻のある者はない者のようになるであろう。あなたがたは主の業を行うために召され、選ばれているからである。
30主の業にあっては、泣く者は泣かない者のように、喜ぶ者は喜ばない者のように、買う者は持たない者のように、
31この世のものを用いる者はそれを用いない者のようにすべきである。なぜなら、この世の有様は過ぎ去るからである。
32しかし、兄弟たちよ、あなたがたは自分の召しを尊んで大いなるものとしてほしい。思い煩わないようにしてほしい。未婚の男は、どうすれば主に喜ばれるかと、主のことに心を配る。だから、彼は勝利を得る。
33しかし、結婚している男は、どうすれば妻に喜ばれるかと、世のことに心を配る。そこに相違がある。妨げを受けるからである。
38だから、結婚する者はよく行えるが、結婚しない者はもっとよく行える。