教え、学ぶ
指導者向け—教師へのオリエンテーションと支援


「指導者向け—教師へのオリエンテーションと支援」『救い主の方法で教える—家庭と教会で教えるすべての人のために』

「教師へのオリエンテーションと支援」『救い主の方法で教える』

話をしている人々

指導者向け—教師へのオリエンテーションと支援

指導者であるあなたには,あなたの組織の中で「新しく召された教師と面談し,彼らが自分の召しを果たす備えができるように支援する」責任があります(『総合手引き』17.3,「福音ライブラリー」)。この機会を通して新しく召された教師に,この神聖な召しと救い主の方法で教えるとはどういうことかを紹介します。指導者として,以下のことを行うことによって,新しく召された教師が召しを果たせるよう助けることができます。

  • 救い主が彼らの召しを助けてくださるという確信を述べます(教義と聖約88:78参照)。

  • 新しく召された教師にこの冊子を1部渡し,そこにある原則を,教えるときに応用する方法を見つけるよう勧めます。

  • 新しく召された教師に,あなたの組織で知っておいた方が役立つことは,すべて伝えてください。

  • 必要に応じて,新しく召された教師に,教室として使う部屋と,どの課から始めるかを伝えてください。受け持つクラスやクラスの生徒について,必要な情報を提供します。

  • 召しを果たすに当たって,あなたが支援できるということを新しく召された教師に説明してください。教室で支援し,必要な場合には,教材が手に入るように助けてください。

  • 時折,クラスの見学を申し出て,御霊の促しに従って意見を述べてください。

  • 四半期ごとに開かれる教師評議会集会に参加するよう,教師に勧めます。

教師の召しを受けて奉仕している間はずっと,定期的に彼らと面談し,継続的に支援してください。例えば,クラスの前や後に,『救い主の方法で教える』にある原則について教師と短く話し合うとよいでしょう。どこがよくできていると思うか,改善したい点はどこか,教師に尋ねます。思いやりを示し,彼らの奉仕に感謝して,彼らを励ましてください。

教師のレッスンを見学することによって,この話し合いの備えをするべきです。教師の長所をよく理解し,支援する方法を見つけるよう努めてください。教師の長所を生かすことは,改善すべき点を見つけることと同じくらい大切なことです。