「親や召されている教師を対象とした教師評議会集会」『救い主の方法で教える—家庭と教会で教えるすべての人のために』
「教師評議会集会」『救い主の方法で教える』
親や召されている教師を対象とした教師評議会集会
各ワードは,四半期ごとに教師評議会集会を開くべきです。親を対象とした評議会集会と,ワードで召されている教師を対象とした評議会集会の両方を開きます。この集会で,親やほかの教師は,キリストのような教え方の原則についてともに評議することができます(『総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕』13.4,13.5,17.4,17.5,「福音ライブラリー」参照)。
どちらの教師評議会集会も,四半期に一度,日曜日の50分間のクラスの時間に開きます。
親を対象とした教師評議会集会
集会の司会者。通常は,日曜学校会長会の一員が,親を対象とした教師評議会集会の司会をします。しかしながら,ビショップリックは時折,ワードのほかの会員に集会の進行役を割り当てることができます。
ワード評議会は日曜学校会長会の支援の下で,親を対象とした教師評議会集会を監督します。また,両親や家族に何が必要なのかについてともに評議し,必要な条件を整えるには『救い主の方法で教える』のどの原則に従うのがいちばんよいのかを,一緒に話し合いながら見つけます。
参加すべき人。特定の両親を招待するか,希望するすべての人に参加を許可するかは,ワード評議会が決定します。
集会を開く時間帯。両親を対象とした教師評議会集会は,ワード評議会の決定に基づき,どの日曜日でも開くことができます。
召されている教師を対象とした教師評議会集会
集会の司会者。通常は,日曜学校会長会の一員が,召されている教師を対象とした教師評議会集会の司会をします。しかしながら,ビショップリックは時折,ワードのほかの会員に集会の進行役を割り当てることができます。
ワード評議会は日曜学校会長会の支援の下で,召されている教師を対象とした教師評議会集会を監督します。また,教師や学習者に何が必要なのかについてともに評議し,必要な条件を整えるには『救い主の方法で教える』のどの原則に従うのがいちばんよいのかを,一緒に話し合いながら見つけます。
参加すべき人。ワードの定員会やクラスを教えるすべての人は,教師評議会集会に出席するべきです。定員会と組織の会長会も招待されています。
集会を開く時間帯。教師は,通常のクラスを教えていない日曜日に教師評議会集会に出席します。
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神権定員会,扶助協会,若い女性の教師は,地元の指導者の決定に従い,第1または第3日曜日に出席できます。
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日曜学校教師は,地元の指導者の決定に従い,第2または第4日曜日に出席できます。
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初等協会教師は,ワード初等協会会長会および日曜学校会長会の決定に従い,いずれかの日曜日に出席できます。希望する場合には,初等協会教師はほかの教師とは別に集まり,子供を教えるという特有の側面について評議してもよいでしょう。これは,20分間の歌の時間,日曜日の定例集会の前後,または週の別の日に,行うことができます。初等協会教師のために,教師評議会集会を四半期に複数回開いてもよいでしょう。同じ週に,教師全員が初等協会のクラスを欠席しないようにするためです。(注:必要に応じて,初等協会会長会は代理教師を割り当てたり,クラスを合同にしたり,またはほかの手配をしたりして,初等協会教師が教師評議会集会に参加できるようにします。)
集会の形式。
教師評議会集会は,親を対象とした集会も,召された教師を対象とした集会も,以下の形式に従って行います。
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分かち合い,ともに評議する(約20分)。親や教師に,家庭やクラスで福音を教えるときにうまくいっていることを発表してもらいます。また,自分が直面している課題や改善したい事柄を発表してもらってもよいでしょう。
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一緒に学ぶ(約15分)。『救い主の方法で教える』にある原則の一つについて,親や教師と話し合ってください。『わたしに従ってきなさい』も,この話し合いの資料として用いることができます。
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計画し,招く(10分)。親や教師に,この集会で何を学んだか,それをどのように実践するつもりかを発表してもらいます。