教師養成スキル
度々証を述べ,学習者にも自分の気持ちや経験,証を分かち合うよう招く。


「度々証を述べ,学習者にも自分の気持ちや経験,証を分かち合うよう招く」『教師養成スキル』(2022年)

「度々証を述べ,学習者にも自分の気持ちや経験,証を分かち合うよう招く」『教師養成スキル』

御霊によって教える

度々証を述べ,学習者にも自分の気持ちや経験,証を分かち合うよう招く

スキル:生徒が自分の気持ちや経験,証を言葉にする助けとなる促しをする。

定義

生徒が気持ちや経験,証を述べると,聖霊は生徒が言っていることが真実であると,生徒自身と,ほかの生徒の思いと心に証をしてくださいます。促しは,生徒が発言できるよう助ける一つの方法です。このような促しにはたいてい二つの要素が含まれています:一つ目は,生徒に自分の気持ちや経験について深く考えるよう勧めることです。これは,写真や質問,事例研究,動画,賛美歌などの教授ツールと結びつけて行うことができます。二つ目の要素は,生徒に発表の機会を提供することです。これは,文の空欄にどのような言葉を入れて文を完成させるかを生徒に考えてもらうことにより,行うこともできます。これらの促しの重要な特徴は,生徒が聖霊と結びつくよう助け,それによって,気持ちや経験,証を言葉にする方法について考えられるよう聖霊が助けてくださることです。

モデル

モデルを想像する

画像
イエス・キリストの絵

あなたは教義と聖約45:1—5を教えており,その教えている原則は「イエス・キリストは御父に対するあなたの弁護者であられる」です。あなたは生徒にイエス・キリストの絵を見せて,次のような促しを使います。「もしイエス・キリストに,わたしが主を愛している理由を一つお伝えすることができたら,……と伝えます。」

賛美歌のモデル

あなたはクラス全員で「主は生けりと知る」を歌います。生徒に,次の文を完成させるために使える,好きな歌詞を探すよう勧めます。「わたしは,イエス・キリストが……ために生きておられることを知っています。」

ここをクリックして,このモデルのビデオを御覧ください。

練習

これから5分間取って,次に使う聖句ブロックの中の原則や教義と関連のある,イエス・キリストに関する絵や賛美歌,動画を探してください。生徒がじっくり考え,その後,選んだ原則や教義に関連する,イエス・キリストに対する気持ちや関連する経験,証を述べる助けとなる促しを考えてください。

話し合う,または深く考える

  • 促しを与えることは,生徒が気持ちや経験,証を述べるのをどのように助けてくれるでしょうか。

  • 生徒が,意義深い証や気持ちを述べることにさらに自信を感じられるよう助けることについて,どのようなことを学びましたか。

取り入れる

今週,毎回のレッスンで,生徒が気持ちや経験,証を述べる助けとなる促しを考えてください。

さらに深く知る