伝道部の召し
保護策 3


「保護策 3,」『テクノロジーを使用するための保護策』(2015)

「保護策 3,」『テクノロジーを使用するための保護策』

保護策 3

鍛錬する

ニーファイ第二書 2 章26 節で,リーハイは次のように教えました。「人の子らは堕落から贖われているので,すでにとこしえに自由となり,善悪を知るようになっている。思いのままに行動することができ,強いられることはないのである。」鍛錬を自分の意志で選び,テクノロジーをどのように使うかについて義にかなった選択をしてください。D・トッド・クリストファーソン長老は選択の自由と鍛錬のかかわりについて次のように述べています。「道徳面での鍛錬とは,いつでも正しい行いを,正しいからという理由で選ぶことです。難しい場合でも正しい行いを選ぶのです。」(「道徳面での鍛錬」『リアホナ』,2009 年11月号)鍛錬は選択の自由と強いつながりがあるので,伝道活動で携帯機器を使うときに自分自身を鍛錬するように意識的に努力します。

適切なときにだけ携帯機器や携帯電話を使うように自分自身を訓練してください。人々と直接会話しているときは,メッセージを確認したり,電話に出たりしないでください。これらのツールの使い方をコントロールしてください。ツールがあなたをコントロールすることがないようにしてください。あなたは携帯機器の依存症になっている人々を知っているかもしれません。彼らはテキストメッセージのやりとりや,ビデオゲームに夢中になったりするといったことのために周りの社会環境は目に入らないのです。

宣教師として伝道中にこのような行動は絶対に取らないでください。M・ラッセル・バラード長老は次のように教えました。「スマートフォンなどの携帯機器は祝福ですが,『静かな細い声』を聞く妨げにもなります。それらはわたしたちの僕であり,あるじではありません。」(「静まって,わたしこそ神であることを知れ」,CES ディボーショナル,2014 年5月4日,lds.org/broadcasts

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電話を使って勉強する姉妹宣教師