自立
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今日の話し合い—5

与え,人々を祝福し続ける

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家の絵

財政管理サクセスマップ

1.自立の原則を家族や友人に分かち合う

霊的な自立の原則について分かち合う

読む:霊的な自立を実現できたら,ほかの人も霊的に自立できるよう支援することがわたしたちの務めとなります。教義と聖約にはこのようにあります。「また,あなたがたの中で御霊において強い者がいれば,その人は弱い者を伴って行きなさい。それは,弱い者ができるかぎり柔和に教化されて,彼らも強くなるためである。」(教義と聖約84:106)同様に,ペテロは新約聖書にこのように記しています。「あなたがたは,それぞれ賜物をいただいているのだから,神のさまざまな恵みの良き管理人として,それをお互のために役立てるべきである。」(1ペテロ4:10

話し合う:これらの聖文は,あなたにどのように当てはまるでしょうか。『わたしの礎』にある自立の原則はあなたの生活をどのように祝福してきましたか。霊的に自立するとは,どのような意味でしょうか。

物質的な自立の原則について分かち合う

読む:物質的な自立を実現できたら,ほかの人も物質的に自立できるように支援することがわたしたちの務めとなります。ほかの人が自立するのを助ける最善の方法の一つは,その人に奉仕し,与えることです。マリオン・G・ロムニー管長はこのように教えています。「豊かな人と貧しい人は,相互に依存しています。つまり,与えるという行動の過程は,貧しい人を強めて豊かな人を謙虚にし,両者はともに聖められます。貧しい人は,貧困という束縛と制限から解き放たれて自由の身となり,物質的にも霊的にも,自身の最大の可能性へと到達することができるのです。また豊かな人は,余剰を分け与えることにより,与えるという永遠の原則を実践するのです。立ち直り自立した人は,助けを必要とする人々に手を差し伸べます。こうして奉仕の輪は広がっていきます。」(「日の栄えに至る自立の本質」『リアホナ』2009年3月号,19)

話し合う:この引用文は,わたしたちにどのように当てはまるでしょうか。貧しい人とはだれのことですか。貧しい人や助けを必要としている人を,生活の中でどのように助けることができますか。

深く考える:数分時間を取り,次の質問について考えましょう:『個人の財政管理—自立に向けて』を必要としているのはだれだろうか。その人たちに,どのようにしてこれを分かち合えるだろうか。以下に,名前と計画を書き留めましょう。

2.信仰をもって力強く進む

読む:おめでとうございます!あなたは,「個人の財政管理—自立に向けて』グループ集会を修了しました。進歩を評価するために,あなたの現在の状況と,今後どのように進歩し続けていくかについての計画を以下の表に書き出しましょう。

話し合う:財政に関して賢く忠実な管理人となるために,この12週間であなたはどのような成長を遂げたでしょうか。

読む:話し合った内容の多くは,12週間で達成することはできません。しかし,上手に財政管理を行えるように進歩を遂げるうえで,必要な習慣を身につけてきたはずです。今後も定期的に家族評議会を開いてください。引き続き,ワークブックの各章を復習してください。財政上の優先事項に対して,引き続き取り組んでください。前のページの評価の欄に記入した「次のステップ」に従う決意をしてください。

深く考える:5分取って次の質問について考え,考えたことを以下に書き出しましょう:この12週間で学んだ,最も大切なことは何だろうか。