スマートフォンで総大会を視聴している青少年

7月10日

神の生ける預言者に従うことはなぜ大切なのだろうか

列王下2－7章

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ともに評議する

定員会またはクラスの会長会の一員が司会する：10－20分

集会のはじめに，若い女性のテーマまたはアロン神権定員会のテーマを斉唱します。それから救いと昇栄の業についての話し合いを主導します。以下の質問から一つまたは複数，あるいはあなた自身の質問を使いましょう（『総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕』10．2，11．2，ChurchofJesusChrist.org参照）。話し合ったことに基づいて行動する計画を立てます。

• 福音に従って生活する。ビショップリックはワード青少年評議会集会で何について話し合いましたか。その話し合いに基づいて，どんな行動を取れるでしょうか。

• 助けの必要な人々の世話をする。困っている人を見て，何と言えばよいか分からないとき，どのようにすればキリストのような方法で人々に手を差し伸べられるでしょうか。

• 福音を受け入れるようすべての人を招く。わたしたちはイエス・キリストの福音の中に，喜びをもたらすものとしてどのようなものを見いだしてきたでしょうか。その喜びをほかの人々と分かち合うにはどうしたらよいでしょうか。

• 家族を永遠に結ぶ。祖父母やいとこなど，親族とのつながりを深めるには，どのような方法があるでしょうか。

レッスンの終わりに，必要に応じて次のことを行います。

• 教えられた原則について証する。

• クラスや定員会のメンバーに，集会中に立てた計画や招きについて再確認する。

教義を教える

成人指導者または青少年が司会する：25－35分

自分自身を霊的に備える

わたしたちはだれもが，重い皮膚病にかかったナアマンのようなところがあるのではないでしょうか（列王下5：1－15参照）。預言者エリシャに，ただ川で洗えば癒されると言われたことに腹を立てたナアマンのように，わたしたちは預言者の勧告の理由が理解できないこともあるでしょう。預言者の勧告の中には，自分には意味が分からない，だから自分には当てはまらないと思うものがあるかもしれません。しかし神は，わたしたちが謙遜になって預言者に従うならば大いなる祝福を受けると約束しておられます（教義と聖約21：4－7参照）。預言者に従うことは，あなたが主に近づくうえでどのような助けとなってきたでしょうか。このほかにも，列王下4－6章に記されているどのような例が，生ける預言者に従うときにわたしたちが祝福を受けることを示していますか。

生ける預言者に従うことで得られる祝福について教える準備をしながら，青少年が直面している課題について考えてください。預言者に従うことは，そうした課題にどのように役立つでしょうか。ニール・L・アンダーセン長老のメッセージ「神の預言者」（『リアホナ』2018年5月号，24－27），またはL・ホイットニー・クレートン長老のメッセージ「このかたが，あなたがたに言いつけることは，なんでもして下さい」（『リアホナ』2017年5月号，97－99）を読んでもよいでしょう。

若い男性のクラス

預言者に従うことは，若人が自分の直面する課題に対処する助けとなります。

一緒に学ぶ

話し合いを始めるに当たり，クラスや定員会の一人一人（あるいは小グループ）に，以下の話のうちの一つを読んでもらいます：列王下4：1－7；5：6－14；6：8，13－17。今日の預言者や使徒の教えを読んで従いたいという気持ちにしてくれる言葉を探すよう促します。各グループが見つけたことを分かち合った後，何人かに次の文を完成させてもらいます。「生ける預言者や使徒に従うとき，わたしは＿＿＿＿。」預言者に従うことについての話し合いを続けるために，以下のアイデアから一つまたは幾つか選んでください。

• 生ける預言者がいるのは主の回復された教会だけであることから，クラスや定員会のメンバーは，生ける預言者についてほかの人たちからの質問に答える機会があるかもしれません。ホワイトボードに，人々が生ける預言者について抱くであろう次のような疑問を書くとよいでしょう：なぜあなたたちの教会には預言者がいるのですか？預言者はどのように選ばれるのですか？預言者がほんとうに神の言葉を語っているのか，どのように分かるのですか？青少年に，これらの質問への答えを「サポート資料」にあるリソースから探してもらいます。見つけた真理と自分の考えや経験を用いて，こうした質問に答える練習をするとよいでしょう。

• 生ける預言者の言葉は，わたしたちが個人的な問題に直面したとき，どのような助けとなるでしょうか。青少年がこの質問に答えるのを助けるために，ホワイトボードに，最近の総大会で預言者から与えられた勧告や招きを幾つか書いてもらいます。預言者の勧告に従って行動するためにどのようなことをしてきましたか。その努力の結果，生活にどのような変化がありましたか。預言者の勧告が個人的な問題を乗り越える助けになった経験を，だれかに分かち合ってもらってもよいでしょう。

• 預言者に従うことが救い主に近づく助けとなることを，あなたの教える人たちが理解するのをどのように助けられるでしょうか。一つの方法として，各自に小さなカードを配り，ニール・L・アンダーセン長老のメッセージ「神の預言者」の一部を読んでもらうとよいでしょう。カードの片面には，預言者はどのように自分がキリストに近づくのを助けてくれるかについてそれぞれが学んだことを書きます。もう片面には，預言者に従うために自分が実行するよう霊感を受けた事柄を書きます。それぞれが書いたことを分かち合ってもらいます。

信仰をもって行動する

クラスや定員のメンバーに，今日受けた印象に従って行動するために何をするか深く考えて書き留めてもらいます。希望があれば，自分の考えを分かち合ってもらってもよいでしょう。印象に従って行動することで，天の御父やイエス・キリストとの関係がどのように強まるかについて考えるよう促します。

サポート資料

• アモス3：7；教義と聖約1：4，37－38；モーセ6：26－27，32－36；「福音のテーマ」「預言者」の項，topics.ChurchofJesusChrist.org；

• ゲーリー・E・スティーブンソン「預言者の心」『リアホナ』2018年5月号，17－20（預言者はどのように選ばれるか）

救い主の方法で教える

「真の改宗とは，真理について御霊からの確証を得ることだけを指しているのではありません。それらの真理に従って行動する必要もあります。生徒が御霊を感じ，それを認められるよう助けるだけでなく，彼らが受けた促しに従って行動するよう助けてください。」（『救い主の方法で教える』10）