2022
神殿の儀式をもっと受けられるように
2022年7月号


「神殿の儀式をもっと受けられるように」『リアホナ』2022年7月号

神殿の儀式をもっと受けられるように

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歴史を通じて,主は欠くことのできない儀式を御自分の聖なる神殿で受けられるようにしてこられました。これらの神権の儀式とそれに関連する聖約を通して,主はわたしたちを御自分に結びつけ,昇栄を可能にしてくださいます。

末日聖徒イエス・キリスト教会が1830年に正式に組織されるよりも前に,預言者ジョセフ・スミスは,生者と死者の両方に対する神殿の儀式の重要性をあらかじめ示す啓示を受けています(教義と聖約2章参照)。

回復の初期の時代にこれらの儀式がどれほど重要であったかは,困難な状況にあっても神殿を建設しようとする努力によってはっきりと示されています。それ以来,世界各地で教会員にとってますます近い場所に神殿が建てられていることに,その重要性を見て取ることができます。

1831年:主は聖徒たちに,神殿の場所がミズーリ州インディペンデンスに指定されたことを明らかにされました(教義と聖約57:1-3参照)。1838年には,別の神殿がミズーリ州ファーウェストに指定されています(教義と聖約115:7-16参照)。情勢が不安定であったため,これらの神殿が当時建てられることはありませんでした。現在発表されている神殿のリストにも含まれておらず,積極的な計画も行われていません。

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カートランド神殿

カートランド神殿

1836年:カートランド神殿は,回復された教会が1830年に組織されてからわずか6年後の,1836年3月に奉献されました。1838年に会員の大部分がカートランドを去った後,所有権が移され,もうその建物は奉献された神殿の中に数えられていません。

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ノーブー神殿

ノーブー神殿

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イリノイ州ノーブー神殿(再建後)

イリノイ州ノーブー神殿(再建後)

1846年:ノーブー神殿は最初,1846年5月に奉献されました。この神殿は1848年に放火によって大部分が破壊されました。2002年,イリノイ州ノーブー神殿が元の場所に再建され,奉献されました。

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ソルトレーク神殿

ソルトレーク神殿

1847年:ソルトレーク盆地に到着してわずか4日後,ブリガム・ヤングは後にソルトレーク神殿となる神殿を発表しました。この神殿が奉献されるのは,1893年のことになります。

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ユタ州セントジョージ神殿

ユタ州セントジョージ神殿

1855年:1846年にノーブー神殿が放棄されてから,1877年にユタ州セントジョージ神殿が奉献されるまでの間,奉献されている神殿はありませんでした。末日聖徒は神殿の儀式をエンダウメントハウスで受けることができ,それは1889年に取り壊されるまで続きました。

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アリゾナ州メサ神殿

アリゾナ州メサ神殿

1945年:アリゾナ州メサ神殿において儀式がスペイン語で提供され,英語以外の言語で儀式が行われた最初の神殿となりました。

1978年:1978年のブラジル・サンパウロ神殿の奉献により,稼働中の神殿の数が17となりました。

1985年:スペンサー・W・キンボール大管長が大管長を務めた1973年から1985年までの間に,31の神殿が発表されました。

1997年:ゴードン・B・ヒンクレー大管長が小規模神殿の計画を発表しました。1998年,ヒンクレー大管長は2000年までに稼働中の神殿の総数を100に到達させる意向を発表しました。

2000年:ヒンクレー大管長が1週間のうちに,日本福岡神殿,オーストラリア・アデレード神殿,オーストラリア・メルボルン神殿,フィジー・スバ神殿の4つの神殿を奉献しました(6月11-18日)。

2008年:ヒンクレー大管長が大管長を務めた1995年から2008年までの間に,78の神殿が発表されました。

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ペルー・アレキパ神殿

ペルー・アレキパ神殿

2018年:トーマス・S・モンソン大管長が大管長を務めた2008年から2018年までの間に,45の神殿が発表されました。

2021年:ラッセル・M・ネルソン大管長が大管長となって最初の4年間である2018年から2021年末までの間に,83の神殿が発表されました。

2022年:発表済み,建設中,奉献済みの神殿の数は,2022年1月1日現在で265に上っています。