2019年
新しい学びの方法を学ぶ
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わたしに従ってきなさい

新しい学びの方法を学ぶ

新しい教科課程を進めるに当たって,福音を学び教える助けとなる次の5つの原則について考えてみましょう。

初等協会,日曜学校および家庭において『わたしに従ってきなさい』を使い始めて,2か月になります。どのような印象を受けたでしょうか。新しいリソースは,あなたと家族にとってどのような助けとなったでしょうか。

以下の,新しいリソースを効果的に利用するための原則を読むときに,幾つかの質問について考えてください。では,これらの5つの原則が,学習者にも教師にもどのように当てはまるかを見てみましょう。

Gospel study

写真/ティファニー・マイローン・トン

原則その1:新しい教科課程は家庭における学びを高めるものである

学習者:

1週間は168時間ですが,そのうちのほんの数時間を教会で過ごします。教会でたくさんのことを学んでいるかもしれませんが,1週間を通して福音を学び,それに従って生活する必要があります。霊的な学びを,トレーニングだと考えてみましょう—週に1度だけ行うよりも,数回行った方がより大きな成果を得ることができます。同様に,家庭における聖文学習の度合いに応じて,洞察や霊的な理解を自分自身の生活に,また学んだことを分かち合うことによって周りの人々の生活に,祝福としてもたらすことができます。

教師:

毎週日曜日に,ただ良いレッスンを教えるだけでは十分でないかもしれません。個人や家族の聖文学習を勧めることも,教師としての目標の一つであるべきです。クラスに参加している人々は,今週どのような聖文学習の経験があったでしょうか。どのような経験を分かち合えるでしょうか。自分の役割を合唱団の指揮者のようだと考えると分かりやすいかもしれません。歌い方を教えて,すべての人の歌声を引き出し,一つの美しいハーモニーにまとめ上げるのです。レッスンをし,話し合いを指示し,自分のすべての知識を分かち合ったとしても,クラスの参加者が自らの考えや霊感を分かち合わなければ,霊を鼓舞する音楽を奏でることはできないのです。

原則その2:主は,教義的な理解に基づいた学びと成長を望まれている

学習者:

聖文を学習するときに,神についてもっと知る助けとなり,自分が抱える問題に対処する方法をよりよく理解する助けとなる福音の真理,つまり「教義」を見つけることができます。福音の真理には,直接記されているものもあれば,暗示されているものもあることに気がつくでしょう。真理の探求を,埋められている宝を探すように捉えるとよいでしょう。真理を見つけるのに,少し掘り下げる必要があるかもしれませんが,最終的には「人も神も願い求む宝」1を得るのです。

教師:

教師には司会役やまとめ役以上の働きが求められます—教師には教義を教え,証をし,導き,そして霊感を与える義務があるのです。研究し,深く考え,そして祈ることによって教える準備をするときに,参加者がいっそう理解し,霊感を受けた教義に基づいて行動できるように助ける備えをすることができます。末日聖徒イエス・キリスト教会における教師としての自分の役割に自信を持ってください。努力を積み重ねることで,さらに救い主のように教えることができるようになります。

Church members in Vietnam

原則その3:個人の啓示は,教会における福音の学びと教えの中心である

学習者:

ラッセル・M・ネルソン大管長は先日,教会の会員に「個人の啓示を受ける皆さんの現在の霊的な能力をさらに伸ばすように」2勧めました。神の言葉を研究するときに,わたしたちは自分が啓示を受けたいと望んでいることを神に示します。個人の啓示はよく,主が預言者にすでに与えられた啓示を研究しているときに与えられます。信仰箇条の第9条を言い換えてみましょう—神が「これまでに啓示された」すべてのことを研究するときに,「神が今啓示される」すべてのことと,「神がこの後啓示される」すべてのことを受ける備えをしているのです。

啓示を受けるときに,受けた印象を記録して,それを行動に移す習慣をつけましょう。そうすることで,主から学んだことを大切にしていることを主に示すことができます。さらに,学んだことから自分が変わるためには,それを実践する必要があります。3

教師:

クラスで何を教えるべきかについての啓示は様々な方法で受けられます。自分で聖文を研究しているときに受けるかもしれません。あるいは,家庭用または教会のクラス用の『わたしに従ってきなさい』のリソースに目を通しているときに受けるかもしれません。霊感を受けたらそれを記録して,感じた印象に従って行動してください。

レッスンで何をするか計画を立てた後でも,教えている人々の必要を満たすためにレッスンの最中に受ける霊感に従うことを恐れないでください。

原則その4:新しい資料はリソースであり,教える内容そのもの(ソース)ではない

学習者:

神の言葉が霊的な知識と力の源(ソース)です。『わたしに従ってきなさい—個人と家庭用』は,あなたが個人,または家族と行う聖文研究をサポートするためのリソースです。新約聖書を学ぶうえでの手引きや参考資料として使ってください。あなたが親であれば,霊的に鼓舞される家庭の夕べを計画したり,家族で一緒に聖典を学ぶのを助けるために使うことができます。独身成人であれば,グループで集まって聖典を学ぶために使うことができるでしょう。神の言葉を学び,それを実践することから得られる力を,あなたや家族が引き出すことができるようにあらゆる方法でリソースを活用してください。

教師:

レッスンの参加者は自宅で学習するときに霊感あふれる経験をしているということを覚えていてください。毎回のレッスンで時間を取り,彼らが何を学んでいるのか聞いてみましょう。日曜学校用と初等協会用の『わたしに従ってきなさい』のリソースには,教える人々が活発に参加し学ぶことができる環境を築くうえで助けとなる活動が載っています。しかし,手引きの内容に縛られないようにしてください。レッスン参加者の信仰や理解を深め,証を強めることができるよう,活動を修正したり,自分で考えたりすることができます。参加者の中に,自分の考えや意見を述べることを好まない人がいても心配しないでください。参加し,神の言葉を聞きたいと望むことで,彼らも信仰を示しているのだということを自らが理解できるよう助けてください。

原則その5:わたしたち自身の,人々へのミニスタリングの働きを改善できる

学習者:

聖典から学ぶ事柄は,皆さん自身が人々へのミニスタリングを行う際に祝福をもたらします。自分の学習において見つけたことを,だれかと分かち合えることに気づくでしょう。特に新約聖書からは,救い主やそのほかの人々が,どれほど力強くミニスタリングの業を行ったのかを示す聖句の例を見つけることができます。主の「わたしに従ってきなさい」(ルカ18:22)という招きにこたえるに当たり,皆さんが学んだ後で何をするかということが重要になります。学んだことや感じたことを実行に移すということです。今年,イエス・キリストの生涯について学ぶに当たり,どのようにミニスタリングすればよいのか,またミニスタリングによってどのように周りの人々の生活を祝福することができるのかを主の生涯から学んでください。

教師:

教師は,クラスに参加している人々だけでなく,参加していない人々に対しても仕える責任があります。教師として,クラスにだれが参加していてだれが参加していないかということに気づけるようにしましょう。訪問したり,電話やメールを送ったりして家庭や教会で福音を学ぶように励ますことで,クラスに参加していない人々にもミニスタリングをすることができます。皆さんの影響力は皆さんが思っている以上のもので,人々に愛と関心を示すことで大きな違いがもたらされるのです。

新しい『わたしに従ってきなさい』のカリキュラムに示されている指針に忠実であれば,より効果的にそれを生活の一部とすることができ,神が望まれる方法で生活に変化がもたらされるでしょう。