2017
思いと心で研究するにはどうすればよいのでしょうか
2017年4月


思いで研究するにはどうすればよいのでしょうか

疑問があるとき,何ができるかを学びましょう。

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girl with heart

教義や歴史についての疑問や,個人的に知りたいことがあるとき,どうすればよいのでしょうか。どのように答えを見つけることができるでしょうか。主は「聖霊によって,わたしはあなたの思いとあなたの心に告げよう」と約束しておられます(教義と聖約8:2)。霊感に気づくために,思いそして心をどのように使いますか?幾つかのアイデアを紹介しましょう。

思い

研究し,祈り,耳を傾ける

十二使徒定員会のロバート・D・ヘイルズ長老は次のように言っています。「人生における重要な決断をする……際,天の御父はわたしたちが選択の自由を使い,福音の原則に照らして心の中でその事をよく思い計り,祈りを通して決定したことを御父と相談するよう期待しておられます。」(「聖霊」『リアホナ』2016年5月号,105)

これは,どの疑問にも当てはまります。研究するとき,見つけた答えについて心から祈ってください。聖霊は,あなたに必要なさらなる答えに導くために,あなたの思いに考えや言葉を与え,個人的に思い出させ,促しを与えてくださいます。

リソースを使う

聖句ガイドや学習ヘルプ(Study Helpslds.org/scriptures/study-helps?lang=eng〕)も含めて,聖典を調べます。ほかのLDSリソースを検索することもできます。総大会の説教,LDS.orgの福音のテーマ,教会機関誌,ジョセフ・スミス文書プロジェクトなどです(54ページの,役に立つ教会のリソースのリストを参照してください)。

それについて話す

助けを求めることを恐れないでください。十二使徒定員会のロナルド・A・ラズバンド長老はこのように励ましています。「わたしは皆さんにチャレンジしたいと思います。……信頼できる友人や親,祖父母,教師,ビショップリック,アドバイザーなど,〔皆さんが答えを見いだせるように助けることのできる人を〕考えてください。そして,自分の疑問に答えを得る必要があります。」(Face to Face衛星放送,2016年1月20日)挑戦してみてください。あなたが疑問に思っていることについて,信頼する人と話し,ともに答えを見つけてください。

研究し,祈り,耳を傾ける

この3つは,思い心の両方で思い巡らすために,大切なステップです。大管長会第二顧問のディーター・F・ウークトドルフ管長はこう言っています。「もし霊的な真理を知りたいと望むなら,正しい機器を使わなければならないということです。霊的な真理を感知できない機器では,そのような真理を理解することはできないからです。」(「光と真理の証を受ける」『リアホナ』2014年11月号,22)聖霊を通して,わたしたちは霊的な事柄を学ぶことができます。ですから,皆さんが祈り,御霊に耳を傾けるなら,やがて答えを見いだすことができるでしょう。

忍耐してください

ウークトドルフ管長はさらに次のように説明しています。「心と思いを神に向ければ向けるほど,天の光が与えられます。……ぼやけて,暗く,遠くに見えていたものが,徐々にはっきりとした,輝きのある,慣れ親しんだものになっていきます。」(「光と真理の証を受ける」『リアホナ』2014年11月号,22)答えを探すには,長い過程を経なければならない場合もあります。でも,たとえ時間がかかっても,答えを得ようと進んで耳を傾けるなら,見つかるでしょう。

促しを聞き分ける練習をする

促しを聞き分け,御霊があなたの心にささやくときに進んで行動すればするほど,将来さらに促しに気づきやすくなります。それが正しければ「正しいと感じ」,正しくなければ「思いが鈍くなり」ます(教義と聖約9:8-9参照)。穏やかな促し,平安な気持ち,またあなたに特別に与えられる気持ちを感じることもあるでしょう。主はあなたを御存じであり,あなたが御霊をどのように理解するかも御存じです。あなただけのために用意された,愛にあふれた導きを与えてくださいます。ですから耳を傾け続け,練習を続けてください。