『青少年の強さのために』
宿題をするためにインターネットや人工知能の答えを写すのは不正行為ですか?
『For the Strength of Youth―青少年の強さのために』2025年7月号


そこが知りたい

宿題をするためにインターネットや人工知能の答えを写すのは不正行為ですか?

デジタル編集ツールを持つ若い女性の画像

答えは 「はい」です。

テクノロジーは、指先一つで情報をすぐに利用できるようにします。研究と学習にとって優れたツールです。しかし、宿題をするためにインターネットや人工知能の答えを写すという行為は、何が便利かという話ではなく、そもそも教育の目的が何であるかということです。

「天の御父は、御自分の娘や息子たちに、常に学ぶことを求めておられます。……教育は、さらに天の御父に似た者となるという、皆さんの永遠の目標の一部なのです。」(『青少年の強さのために―選択の指針』、31)この種の教育は、あなたの心とあなたの知識を育みます。最低限の要件を満たすために、どう切り抜けるかということではありません。

そして不正行為についてですが、学校や先生がインターネットや人工知能から写さないように言うのなら、しないでください。先生があなたに何か書くように言ったら、あなたが書くのです。与えられた課題で何が許可されているのか分からない場合は、先生に尋ねましょう。

「誠実に生きるとは、……都合よりも、心を尽くして真理を愛するということです。」(『青少年の強さのために―選択の指針』、31)