天使の働きとは何でしょうか？そしてなぜアロン神権の権能と結びついているのでしょうか？

バプテスマのヨハネはアロン神権を回復したとき，この神権は「天使の働きの鍵……を持つ」（教義と聖約13：1）と述べました。大管長会第一顧問のダリン・H・オークス管長は，アロン神権と天使の働きの関係について次のように説明しています。

「一般的に，霊的な導きと交わりという祝福は，清い人しか受けることができません。……わたしたちはバプテスマと聖餐というアロン神権の儀式を通して，自分自身の罪から清められ，戒めに従うなら常に御霊の導きを受けられるとの約束を授けられるのです。わたしは，その約束は聖霊だけでなく天使の働きのことも述べていると信じています。なぜなら『天使は聖霊の力で語る。したがって，天使はキリストの言葉を語る』（2ニーファイ32：3）からです。ですから，アロン神権者は，ふさわしい状態で聖餐を受けるすべての教会員に対して，主の御霊と天使の働きの導きを受けるための扉を開くのです。」（1998年10月総大会〔『リアホナ』1999年1月号，43〕）