カイラはいつも,伝道に出ることはすばらしいだろうと思っていました。でも,100%正しいと確信を持ったことはありませんでした。
「伝道に出る準備を続けようと自分の中では考えていましたが,何かとどまる理由があるなら,伝道には出なかったでしょう」と彼女は言います。
伝道の申請書類を書ける時期になると,彼女はすぐに記入し始めました。このプロセスをやめる理由は全然ありませんでしたが,宣教師になることが自分のなすべきことであるという主からの確証も得ていませんでした。
正直なところ,少しもどかしかったそうです!
「わたしは『はい,伝道に行きなさい』という主からのこたえを望んでいました。正しいことをしていると感じたかったんです」と彼女は言います。「わたしは考えました。自分は伝道する準備ができているんだろうか。」
そしてついに,彼女が探し求めていた瞬間がやって来ました。それは最後の面接のため,ステーク会長と会った直後のことでした。
「面接が終り部屋を出ると,救い主からの愛と,救い主に対する愛に圧倒されたんです」とカイラは話しました。「宣教師として主に仕える備えができていることが分かりました。」
伝道に出ようと考えていますか?御霊の確証を求めたり,準備ができているかどうか疑問に思ったりしているかもしれません。これらのことについて考えてみてください:
- 出る理由は何だろうか。伝道に出るのは自分の務めだと感じているかもしれません。知らない場所に住んだり,新しい言語を学んだりするのを楽しみにしているかもしれません。究極的には,あなたの理由は,主と主の回復された福音に対するあなたの愛を中心としたものであるべきです。「心と,勢力と,思いと,力を尽くして」(教義と聖約4:2)主に仕えたいというさらに大きな望みを求めて祈ることができます。
- 自分は何を信じているだろうか。宣教師の目的は,イエス・キリストのもとに来るよう人々を招くことです。完璧な証をする必要はありません。主を信じ,進んでこのメッセージを分かち合いましょう。そうすれば,主はあなたの努力を大いなるものとしてくださいます。
- 神殿のエンダウメントを受ける用意はできているだろうか。うれしいことに,神殿で聖約を交わす備えをすることは,伝道に備える助けとなりますし,その逆もしかりです。地元で神殿準備クラスがあるか聞いてみるとよいかもしれません。
神は皆さんが成功することを望んでおられます。前進し続けることで,答えは,主の方法で,主が最善であると御存じのタイミングで与えられます。
宣教師,集まれ!
この投稿を読んでいる専任宣教師にとって,伝道の準備をするうえで助けになったことは何ですか。どのような助言をしますか。youth@ChurchofJesusChrist.orgで聞かせてください!
注
これらのアイデアについては,機関誌『青少年の強さのために』2023年3月号にあるこちらの記事で詳しく紹介しています。