目的
子供たちが，リズムと，家庭や教会で音楽を指揮する方法を理解できるよう助ける。
活動案
子供に，好きな初等協会の歌や賛美歌を選んでもらいます。それを一緒に歌いながら，子供たちに，手をたたく，二本の棒や鉛筆を打ち合わせる，足踏みをするなどして，リズムを取ってもらいます。それぞれの子供に異なる歌を選んでもらい，好きなだけ繰り返します。そうすることにより，歌によって，リズムと速度が異なることを示します。
初等協会の音楽指導者と聖餐会の指揮者は，みんなが拍子を保てるよう，決まった方法で手を動かすことを説明します。可能であれば，子供たちに，賛美歌の後ろ，または 『子供の歌集』に掲載されている，標準的な指揮の振り方を教えます。
あなたの手を使って，どのように指揮をするかをやって見せ，子供たちに，好きな歌を歌いながら音楽の指揮の練習をしてもらいます。
子供たち一人一人が十分に参加し，輪に加わり，貢献できるように，必要に応じて活動を調整しましょう。
調整案
- 子供たちに，順番に歌の指揮をしてもらいます。好きなだけ，速めたり，遅くしたりします。これは，子供たちが歌の指揮者をよく見るようになるうえで役立つでしょう。
- 初等協会の音楽指導者または聖餐会の指揮者に，この活動の手伝いまたは指導をしてもらいます。
- シェーカーやたいこ，バチなど，歌の間，拍子を保つ助けとなるシンプルな楽器を作る，または使います。
- 子供たちに，それぞれの歌の拍子記号の読み方を教え，一小節に何拍あるかが分かるようにします。
- フォローアップとして，初等協会の音楽指導者に，歌の時間に子供たちが順に指揮をしてもよいか尋ねます。
話し合い
今学んでいることは，自分と周りの人々が天の御父とイエス・キリストに近づくうえでどのような助けとなるか，子供たちに話してもらいましょう。この話し合いは，活動の前後や最中，いつ行っても構いません。時間は数分内にとどめるようにします。次のような質問をするとよいでしょう。
- 家庭や教会で歌を歌うことは，天の御父とイエス・キリストを愛していることをお二方に示すうえでどのように役立つでしょうか。
- 良い音楽は，わたしたちが御霊を感じるうえでどのように役立つでしょうか。
実践する
家族やクラス，定員会，友達とこの活動をしてみましょう。