目的
神の創造物を探求する簡単な実験を行いましょう。
活動案
グループで，あるいは二人が組になって，科学的な手法を表す以下の実験を行いましょう：観察する，なぜそのようなことが起こるのか仮説（あるいは情報に基づいた推測）を立てる，実験を用いて仮説を立証する，結論を導き出す。
これは浮くかな？
- バケツやボウルを水で満たします。
- 水の中に様々な物体を落とし，浮く物体と沈む物体について話し合いましょう。
- 何が物体を浮かせるのか，仮説を立てます。
- 紙やホイル，そのほかの材料を使って，小さなボートかいかだを作ります。助けの必要な子供を助け，全員が参加できるようにします。
- 子供たちに，石，豆，そのほかの重りをボートの中に入れるように言います。
- どのタイプのボートがいちばん重さに耐えられるか観察し，その理由について話します。
子供たち一人一人が十分に参加し，輪に加わり，貢献できるように，必要に応じて活動を調整しましょう。
応用のアイデア
以下の実験の一つを追加で，あるいは浮力の活動の代わりにやってみましょう。
- バランスと重力：建物や構造を強固にするものは何かについて話します。子供たちに，まっすぐな乾麺やマシュマロ，つまようじ（先が丸まったもの），粘土といったシンプルな材料で構造物を作ってもらいます。いちばん高く，いちばん強固な構造物を作ることができるのはだれでしょう。
- 化学変化：牛乳，酢，重曹を準備します。これらの材料を混ぜ合わせると何が起きるか，子供たちに尋ねます。その後，大さじ1杯（15ml）の酢を大さじ7杯（104ml）の無脂肪乳に混ぜ合わせます。酢は，牛乳に含まれるタンパク質を凝集させ，固体を形成します。固まったものをふきんやペーパータオルで数分間こします。そして，小さじ1/4杯（1g）の重曹を加え，練ってスライムを作ります。重曹は酢に含まれる酸を中性にし，牛乳に含まれるたんぱく質が液体に戻ります。
話し合い
今学んでいることは，自分と周りの人々が天の御父とイエス・キリストに近づくうえでどのような助けとなるか，子供たちに話してもらいましょう。この話し合いは，活動の前後や最中など，いつ行ってもかまいません。時間は数分内にとどめるようにします。次のような質問をするとよいでしょう：
- 科学について学ぶことは，創造主，イエス・キリストにさらに似た者となるうえでどのように役立つでしょうか。
- 科学における実験のプロセスは，神の言葉を試す（アルマ32：27－34参照）ことについて，どのようなことを教えているでしょうか。
行動する
家族やクラス，定員会，友達とともに，この活動を行ってみましょう。