教師養成スキル
学んでいることに従って生活するよう,学習者を招く。


「学んでいることに従って生活するよう生徒を招く」『教師養成スキル:熱心に学ぶよう招く』

「学んでいることに従って生活するよう生徒を招く」『教師養成スキル:熱心に学ぶよう招く』

学んでいることに従って生活するよう,学習者を招く。

スキル

前のクラスで行った招きに対するフォローアップをして,学んだことに従って生活した経験について話すよう生徒を招く計画を立てる。

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レッスンを準備する女性

定義する

学んでいることを応用するよう生徒を招く準備をする際,フォローアップの計画を立てることもできます。これらのフォローアップは,次のクラスの冒頭やクラス外のコミュニケーション,ディボーショナル,または生徒同士の交流の中で行われることがあります。フォローアップのタイミングを計画するために,次のように自問します。

  1. 以前のクラスで学んだ真理に従って生活した経験について生徒に話してもらうために,どのような招きをすることができるだろうか。

  2. フォローアップをするのに適したタイミングはいつだろう。

これらの質問をすると,フォローアップの計画を立てる際に聖霊の導きを受けることができます。生徒へのフォローアップを計画することで,生徒は責任感を感じ,決意したことを果たしたいと思うようになり,それがイエス・キリストへの改心へとつながります。

  • 桜井兄弟は,生徒の次の学習体験のため,よく祈って準備する際にこのように自問します。「生徒が以前のクラスで学んだ真理に従って生活した経験について話せるよう,どのような招きをすることができるだろうか。次回のクラスでフォローアップするのに良いタイミングはいつだろうか。」次のレッスンの最初に時間を取って,前回のレッスンで生徒が学んだ真理に基づいて行動しようと努めたことについて学習帳に書いてもらうことが浮かびました。

練習する

次のレッスンを準備する際に,次の質問をする練習をしてください。

  1. 以前のクラスで学んだ真理に従って生活した経験について生徒に話してもらえるよう,どのような招きをすることができるだろうか。

  2. フォローアップをするのに適したタイミングはいつだろう。

話し合う,または深く考える

  • 継続的にフォローアップすることにより,あなたの教える若人の改心はどのように深まるでしょうか。

  • 学んだことに従って生活した経験について生徒に話してもらえるようにするため,これまでに聖霊が霊感を与えて教えてくださった方法にはどのようなものがありますか。

  • 学期を通して,福音に従って生活するよう努力していることについて生徒が互いに話し合う習慣を築くには,どうすれば良いでしょうか。

取り入れる

レッスンの準備の一環として,次の質問をする時間を設けてください。

  • 「以前のクラスで学んだ真理に従って生活した経験を生徒に話してもらうために,どのような招きをすればよいだろうか。」

  • 「フォローアップをするのに適したタイミングはいつだろう。」

さらに深く知る

  • M・ラッセル・バラード「フォローアップ」『リアホナ』2014年5月号,78-81