備え
ステップ3:割り当てと手順を概説する


「ステップ3:割り当てと手順を概説する」『ステークおよびワードの備え』(Stake and Ward Preparedness)(2018年)

ステップ3:割り当てと手順を概説する

以下の業務を評議会が組織し実行する方法を計画します。だれがどの業務の責任者であり,どのような手順を踏むかを明確にします。緊急事態が起きたとき,評議会のメンバーが集合して支援活動を指導する第一の拠点と,それに代わる場所を指定します。

災害が起こる前:

  • 公的機関および一般の救援団体と協力関係を築く。

災害の直後:

  • 会員と宣教師の状況を確認し,報告する。一般的に,会員の必要についての報告は,ミニスタリングブラザーおよびシスターから長老定員会および扶助協会の指導者に寄せられ,それらの指導者がビショップに伝える。ビショップは,続いて,ステーク会長に報告する。

  • 離れ離れになった家族が互いの居場所を見つけ,再会できるように助ける。

  • けがをした人や,そのほかの健康上の問題を抱える人が,医療処置を受けられるようにする。

  • 公的機関および一般の救援団体と支援活動を調整する。

  • ニーズを評価し,基本的な物資とサービス(食糧,一時避難所,衛生,衣服など)を会員と一般の人々に供給する手配をする。地域の福祉指導者たち,および(可能な地域においては)地元の教会福祉部に,物資とサービスの供給について支援を要請することができる。

  • 教会の建物と敷地の状況を確認し,報告する。

被災後の一定期間:

  • 家屋や所有物が損壊した会員,心的外傷を負った会員,生活の糧を失った会員を支援する。

  • 公的機関および一般の救援団体とともに,教会が地域社会のニーズに協力できる機会を特定し,そのような機会に応じる。

「重要な情報」ワークシートと「対応策および割り当て」ワークシートを使って,このステップを完了します。