手引きと召し
14.独身会員

「14.独身会員」「総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕」(2020年)

「14.独身会員」「総合手引き」

14.

独身会員

14.0

はじめに

未婚の男女や,配偶者と離婚または死別した男女は,教会の会員の中でかなりの部分を占めています。指導者はこのような会員に手を差し伸べ,教会の業に参画させるようにします。ふさわしい独身会員には,長老定員会や扶助協会の会長会,そのほかの組織の会長会の責任など,指導したり教えたりする責任に就く機会を与えるべきです。

指導者は,独身会員が主に近づき,証を強め,自分の霊的,社会的,物質的福利に対して責任を持てるように助けることによって,彼らを支援します。

独身会員を教え導くにあたって,指導者は家庭生活と競合したりそれを損なったりするのではなく,家庭生活を強めるように努めます。指導者は,結婚と親の務めの重要性を独身会員に教え,証します。ヤングシングルアダルトが親と同居していない場合であっても,教会指導者は,親との関係を大切に育んでいくように勧めます。指導者はまた,ひとり親が自分の子供を教え,養うのを支援します。

独身会員は,シングルアダルト(31歳以上)とヤングシングルアダルト(18-30歳)という二つのグループに分かれています。

14.1

シングルアダルトの会員(31歳以上)を教え導く

指導者は31歳以上の独身会員に,所属する通常のステークやワードの定期的な活動やプログラムに参加するように勧めます。これらのステークやワードは,教会におけるあらゆる事柄を経験する機会を与え,あらゆる年代の人々に奉仕し,教え,指導し,かかわる機会を与えることができます。また,通常のワードは,福音の計画において家族と家庭が果たす重要な役割を補い強めることもできます。例外として,ステーク会長は37.5に記されている指針に従い,31歳から45歳のシングルアダルトを対象としたシングルアダルトワードの設立を提案することができます。

指導者は,シングルアダルトの必要を理解し,それに対処するために特に努力するべきです。また,シングルアダルトの置かれている状況や抱いている関心が,人により異なることを認識しておくべきです。指導者はまた,シングルアダルトが家族を中心とした活動やクラスに参加するとき,疎外感を抱くことがあることにも細心の注意を払うべきです。

14.1.1

ステークシングルアダルト指導者

ステーク会長会は,シングルアダルトの必要を理解し,それらの必要に対処する方法を提供するように努めます。ステーク会長会は,ステークのシングルアダルトが,各ワードで提供できる範囲を超えた奉仕活動や福音学習,社交の場に集まる機会を必要としていると判断することができます。

ステーク会長は,ステークのシングルアダルトへの取り組みを監督する割り当てを顧問の一人に与えることができます。ステーク会長は,この取り組みを補佐する割り当てを高等評議員の一人に与えることもできます。同様に,ヤングシングルアダルトに働き掛ける割り当てを,同じステーク会長会の一員や同じ高等評議員に与えることもできます。

14.1.2

ステークシングルアダルト委員会

ステーク会長会は,ステークシングルアダルト委員会を組織することができます。ステーク会長会の顧問の一人がこの委員会を管理します。この委員会には,高等評議員一名とステーク扶助協会会長会の一員,それに数名のシングルアダルトも含まれています。通常この委員会は,ステークヤングシングルアダルト委員会とは別に組織されます。

この委員会は必要に応じて集会を開きます。委員会のメンバーは,ワードを超えた奉仕活動や福音学習,社交のために集まる機会をシングルアダルトに提供する方法について計画することができます。

14.1.3

複数のステークによる活動

複数のステークによる活動を通して,シングルアダルトに必要な奉仕やリーダーシップ,社交の機会を提供できる場合,地域七十人は各ステーク会長と協力して,そのような活動を計画し,組織するための委員会を設置します。

14.1.4

シングルアダルトの活動への参加

シングルアダルトの活動への参加は,シングルアダルトの会員,割り当てを受けた教会役員,教会員ではないシングルアダルトで教会の標準を守る意思のある人に限定されています。配偶者と別居している人や離婚しようとしている人は,法律に基づいて離婚が成立するまで参加することはできません。

14.1.5

家庭の夕べと福音学習

ビショップリックは,家庭に子供がいない,そして親と同居していないシングルアダルトを対象に,家庭の夕べグループを一つ以上組織することができます。これらのグループは,家族とは呼びません。

シングルアダルトは,福音学習を通して互いに強め合うために,非公式に参加者が計画して集まることができます。『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』は,ともに学習したい人々のための資料として利用できます。

14.2

ヤングシングルアダルトの会員(18-30歳)を教え導く

ステークとワードの指導者は,以下の方法でヤングシングルアダルトを見つけ,所在を確認し,教え導くために絶えず尽力します。

  • 同年代の教会にあまり活発でない人を見つけてフェローシップするように,ヤングシングルアダルトを助ける。

  • ヤングシングルアダルトが有意義な奉仕や福音学習,社交活動の中で交流する機会を作り出す。こうした活動のおもな目的は,ヤングシングルアダルトが結婚相手を見つけ,神殿で結婚し,義にかなった家族を築く備えができるように助けることです。

  • ヤングシングルアダルトが価値ある個人の目標を達成し,結婚や教育,職業,財政に関する決断を下す際に支援する。

  • すべてのヤングシングルアダルトが『真理を守る—福音の参考資料』を入手できるように手配する。ヤングシングルアダルトは,福音の原則を学び,話の準備をし,クラスを教え,教会に関する質問に答える際に,この本を資料として活用するように勧められています。

14.3

通常のステークおよびワードにおけるヤングシングルアダルト

14.3.1

ステークの指導者

ヤングシングルアダルトを教え導くうえで,ステーク会長会のリーダーシップは特に重要です。ヤングシングルアダルトは転居が激しく,ステーク内のワードに不均等に分布している可能性があり,所在の確認が困難な場合があります。このような問題があるため,社交や福音学習,奉仕の機会をステークまたは複数のステーク単位で提供することが,多くの場合,最も効果的となります。

ステーク会長は,各ビショップとの定期面接で,ワードのヤングシングルアダルトの進歩状況について報告を求めます。

ステーク会長は,ステークのヤングシングルアダルトに対する取り組みを監督する割り当てを顧問の一人に与えます。また,ステーク会長は,この取り組みを補佐する割り当てを高等評議員の一人に与えます。

ステークの指導者は,ステークのヤングシングルアダルトの必要を満たす最適のプログラムや活動について,祈りをもって検討します。様々な選択肢が14.3.5に記載されています。

ほとんどのヤングシングルアダルトは(多くは親とともに)通常のワードに所属していますが,ヤングシングルアダルトワードを組織することが望ましいような状況であれば,神権指導者はその設立を推薦することができます(14.4参照)。

14.3.2

ステークヤングシングルアダルト委員会

ステーク会長会の顧問の一人が,ステークヤングシングルアダルト委員会を管理します。この委員会には,ヤングシングルアダルト担当の高等評議員,ステーク扶助協会会長会の一員,ヤングシングルアダルトアドバイザーとして奉仕するよう召された夫婦,各ワードのヤングシングルアダルトリーダーも含まれています。ワードにヤングシングルアダルトリーダーがいない場合,ほかのふさわしいヤングシングルアダルトがこの委員会の委員を務めるように召されます。通常この委員会は,ステークシングルアダルト委員会とは別に組織されます。

この委員会は必要に応じて集会を開きます。委員会のメンバーは,ワードを超えた奉仕活動や福音学習(17章参照),社交のために集まる機会をヤングシングルアダルトに提供する方法について計画することができます(14.3.5参照)。ヤングシングルアダルトの活動を計画する際には,社交の場を提供することだけでなく,霊的成長と奉仕に常に目を向けるようにします。大学構内でインスティテュートプログラムが受講できない地域では,通常であればインスティテュート諮問評議会が満たす必要を,この委員会が代わりに満たすことができます。

この委員会は,ワードヤングシングルアダルト委員会が設置されているワードに対して,それがうまく機能するように支援します。

14.3.3

ワード指導者

14.3.3.1

ビショップリック

ワードのヤングシングルアダルトの必要を理解し,それに対処するために,ビショップリックの一員は少なくとも年に一度,ヤングシングルアダルト一人一人と面接します。ビショップリックはワード評議会と協力して,すべてのヤングシングルアダルトのために有意義な召しを選びます。ビショップリックはまた,ワードヤングシングルアダルト委員会を組織することもできます。

ビショップリックの顧問の一人が,ワードのヤングシングルアダルトを監督します。この顧問は,ワードのヤングシングルアダルト担当の長老定員会会長会と扶助協会会長会の顧問から定期的に報告を受けます。このビショップリックの顧問は,ワード評議会集会で特定のヤングシングルアダルトについて報告することができます。

14.3.3.2

ヤングシングルアダルト担当の長老定員会会長会と扶助協会会長会の顧問

長老定員会会長と扶助協会会長はそれぞれ,顧問の一人に,ヤングシングルアダルトを教え導くための各組織の取り組みを指揮するよう割り当てます。この割り当てを受けた顧問は,定期的にヤングシングルアダルトの元を訪ねて,励ましと助けを与えます。また,ミニスタリング面接や自分自身の訪問によって分かった情報をビショップリックの担当顧問に提供します。この報告は,長老定員会会長または扶助協会会長に対しても行います。長老定員会会長と扶助協会会長は,ワード評議会集会でこれらの取り組みについて報告することができます。

14.3.3.3

ヤングシングルアダルトリーダー

十分な人数のヤングシングルアダルトがいるワードでは,ビショップリックは一人のヤングシングルアダルトの兄弟と一人のヤングシングルアダルトの姉妹を,ヤングシングルアダルトリーダーとして召すことができます。このリーダーは,ビショップリックの顧問の下で働きます。ワードヤングシングルアダルト委員会が設置されていれば,そこでも奉仕します。また,長老定員会会長会や扶助協会会長会と定期的に会合を持ち,ミニスタリングブラザーやミニスタリングシスターとして奉仕する割り当てが,ヤングシングルアダルトの必要を満たす助けとなるように努めます。リーダーは,ステークヤングシングルアダルト委員会で奉仕する割り当てを受けることができます。

14.3.3.4

ヤングシングルアダルトアドバイザー

ビショップリックは,ふさわしい夫婦をワードヤングシングルアダルトアドバイザーとして召すことができます。このアドバイザーは,ビショップリックの顧問の下で働きます。ワードヤングシングルアダルト委員会が設置されていれば,そこでも奉仕します。また,ステークヤングシングルアダルト委員会で奉仕する割り当てを受けることもできます。アドバイザーは,ヤングシングルアダルトが友情を築き,奉仕し,福音を学ぶために集まる機会を持てるように助けます。

14.3.4

ワードヤングシングルアダルト委員会

ステーク会長とビショップは,かなりの数のヤングシングルアダルトがいるワードに対して,ワードヤングシングルアダルト委員会が必要であると感じる場合があります。ビショップリックの顧問の一人がこの委員会を管理します。この委員会にはほかにも,ヤングシングルアダルト担当の長老定員会と扶助協会の顧問,ヤングシングルアダルトリーダー,ヤングシングルアダルトアドバイザーとして奉仕するように召された夫婦などがいます。

この委員会は必要に応じて集会を開きます。委員会のメンバーは,ヤングシングルアダルトが奉仕やリーダーシップの実践,福音の学習,社交的な活動などに参加できるように助ける方法について話し合います。また,あまり活発でないヤングシングルアダルトを見つけてフェローシップします。

14.3.5

集会,クラス,活動(ステークおよびワード)

ヤングシングルアダルトには,福音学習や奉仕,文化的・社会的な活動など,様々な機会を提供するべきです。こうした活動は,ワード,ステーク,または複数のステーク単位で行うことができます。こうした活動には,神殿訪問,神権準備コースまたは神殿準備コース,伝道活動,地域社会への奉仕,合唱,文化的行事,ダンス,スポーツなどがあります。

ステーク会長会は,ヤングシングルアダルト会員の必要を満たすために最も適した集会,クラス,活動を設けます。ステークヤングシングルアダルト委員会とワードの指導者は,これらの取り組みにおいてステーク会長会を支援します。また,ステーク会長会は,活動をワード単位で行うか,ステーク単位にするか,またはその両者を組み合わせた形で行うか決定します。

ヤングシングルアダルトの活動は,第20章に記されている方針と指針に従うべきです。こうした活動に参加できるのは,ヤングシングルアダルト会員,割り当てを受けた教会役員,教会員ではないヤングシングルアダルトで教会の標準を守る意思のある人に限定されています。配偶者と別居している人や離婚しようとしている人は,法律に基づいて離婚が成立するまで参加することはできません。

ヤングシングルアダルトの活動を計画するにあたっては,ワードおよびステークの指導者は以下の選択肢を考慮することができます。

14.3.5.1

見つけ,招く

ヤングシングルアダルトの多くは頻繁に転居しているため,ステークは,ステーク内のヤングシングルアダルトを見つけて親睦を深めるための活動を定期的に行うことができます。このような活動は,近隣のステークの取り組みと組み合わせて行うことができます。活発なヤングシングルアダルトは,このような取り込みにおいて最も力になる人材であり,ワードやステークのヤングシングルアダルト委員会から指導を受けます。インスティテュートの職員も折にふれて手伝うことができます。

14.3.5.2

ヤングシングルアダルト奉仕委員会

ヤングシングルアダルトは,奉仕委員会でともに奉仕するために頻繁に召されるべきです。この委員会は,ビショップリックから,またはワードやステークのヤングシングルアダルト委員会から割り当てを受けた,ワードやステークの指導者の下で働きます。どのような奉仕を委員会で行うかは,地元の指導者が決定します。奉仕活動は,多くの場合,福祉や家族歴史,広報活動,伝道活動,ヤングシングルアダルトの活発化,教会の施設またはプロジェクトの支援など,教会のプログラムに照準を合わせたものにします。また,地元やそのほかの地域の必要に応じた人道支援に焦点を当てることもできます。奉仕委員会は,友情を育み,結婚相手となる可能性のある人と出会う機会を提供します。また,リーダーシップや社交的な技能についても学べます。

14.3.5.3

家庭の夕べと福音学習

神権指導者は,親と同居していない,そして家庭に子供がいないヤングシングルアダルトを対象に,家庭の夕べグループを一つ以上組織することができます。可能であれば,神権指導者はヤングシングルアダルトの神権者を指導者として各グループに一人ずつ割り当てます。ヤングシングルアダルトが少ないステークでは,ステークの指導者は,ワードの管轄範囲を超えて家庭の夕べグループを組織することができます。家庭の夕べグループの指導者は,割り当てを受けた神権指導者に報告する責任があります。これらのグループは,家族とは呼びません。

ヤングシングルアダルトは,福音学習を通して互いに強め合うために,非公式に参加者が計画して集まることができます。『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』は,ともに学習したい人々のための資料として利用できます。

14.3.5.4

日曜学校クラス

十分な数のヤングシングルアダルトがいるワードでは,ヤングシングルアダルトを対象とした別の日曜学校のクラスを設けることができます(13.3.2参照)。

14.3.5.5

週日の福音学習クラス

すべてのヤングシングルアダルトは,インスティテュートのクラスに登録するよう奨励されていいます(15.2参照)。

インスティテュートのクラスを利用できない場合,地元の指導者は,宗教教育セミナリー・インスティテュートの事務局に連絡して支援を求めるとことができます。地元の指導者は,必要に応じて,そのほかの形で週日にグループで福音を学ぶ機会を計画することができます。

14.3.6

複数のステークによる活動および地域レベルでの活動

複数のステークによる活動および地域レベルでの活動では、ヤングアダルトがビショップの宗務的な関心や配慮の下,社交やリーダーシップ,奉仕の機会を得ることができます。

地域七十人はステーク会長と協力して,そのような活動を計画,組織するための複数のステークによる委員会を設置します。この地域七十人は,地域会長会の指示の下で働きます。複数のステークによる委員会には,ヤングシングルアダルトリーダーを含めるべきです。

複数のステークによる委員会は,多様性に富み,シンプルであまり費用のかからない,十分に交流ができるような活動を計画するべきです。これらの委員会は,活動のバランスを適切に保ち,重複やスケジュールの衝突を避けるために,ヤングシングルアダルトワードおよび宗教教育インスティテュートと調整を行います。

これらの活動を組織することに関するそのほかの指針については,20.3.1を参照してください。

14.3.7

活動のための資金

通常,ヤングシングルアダルトの活動のための資金は,ステークまたはワードの予算から出します。複数のステークによる活動や地域レベルでの活動を行う場合,担当の神権指導者は,各ステークの予算が公平に割り振られるようにします。

活動のための資金については,20.2.8に記載されている方針に従うべきです。例外として,複数のステークや地域レベルで大規模な行事が催される場合,時にはヤングシングルアダルトに費用の一部を負担してもらうこともできます。ただし指導者は,ヤングシングルアダルト全員が,過度な金額を自己負担することなく参加の機会を得られるように配慮するべきです。

14.4

ヤングシングルアダルトワード

地元の状況やヤングシングルアダルトの人数を考慮して望ましいと思われる地域では,神権指導者は37.2に記載されている指針に従って,ヤングシングルアダルトワードの設立を推薦することができます。

該当する会員は,親と相談のうえで,ヤングシングルアダルトワードの会員になるか,または通常のワードの会員のままでいるか選択することができます。ステーク会長は,ヤングシングルアダルトワードに,ステーク内のあまり活発でないほかのヤングシングルアダルトの会員を見つけ,フェローシップする許可を与えることができます。その後,活発になった会員は,ヤングシングルアダルトワードに所属するか,通常のワードに所属するかを選ぶことができます。

ステーク会長の承認の下に,ヤングシングルアダルトワードのビショップは,ヤングシングルアダルトが互いに奉仕し合い,交流する機会を増やすために,ヤングシングルアダルトの女性を対象とした第二扶助協会と,ヤングシングルアダルトの男性を対象とした第二長老定員会を組織することができます。

ヤングシングルアダルトワードの会員記録は一時的なものです。指導者は,ヤングシングルアダルトが結婚したときや31歳になったときに,通常のワードに戻る準備ができるように助けます。通常のワードのビショップは十分に時間をかけて,またよく意思の疎通を図りながらこの移行を行い,歓迎され,必要とされていると感じられるような召しを,通常のワードに移る一人一人のヤングシングルアダルトに与えるように計画するべきです。

14.5

ヤングシングルアダルトステーク

神権指導者は,37.3に記載されている指針に従って,ヤングシングルアダルトステークの設立を推薦することができます。本項には,これらのステークの会員記録や指導者に関する指針も記載されています。

14.6

ヤングシングルアダルトワードおよびヤングシングルアダルトステークの指針と方針

14.6.1

教会のプログラム

ヤングシングルアダルトワードは,できるかぎり教会の正規のプログラムを使用します。ヤングシングルアダルトステークおよびヤングシングルアダルトワードのステーク会長およびビショップは,本手引きに記載されている原則と指示に従います。これには,福祉支援,財政,予算に関する指示も含まれています。

14.6.2

会員がヤングシングルアダルトユニットで奉仕するよう召された際の協力

通常のステークおよびワードの役員は,自分のユニットの会員が権能を持つ神権指導者からヤングシングルアダルトステークまたはヤングシングルアダルトワードの指導者として奉仕するよう求められた場合,全面的に協力するべきです。ただし,これらのステークおよびワードの役員は,会員の現在の教会の責任や家族の状況に照らし合わせたうえで,その召しを与えるのは賢明ではないと感じる場合や,不適切だと感じる場合には,権能を持つ神権指導者に相談するべきです。

14.6.3

家庭の夕べと福音学習

ヤングシングルアダルトワードのビショップリックは,14.3.5で概説されているように,家庭の夕べグループを組織することができます。

ヤングシングルアダルトは,福音学習を通して互いに強め合うために,非公式に参加者が計画して集まることができます。『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』は,ともに学習したい人々のための資料として利用できます。

14.6.4

ミニスタリング

ヤングシングルアダルトワードでは,兄弟一人一人にミニスタリングブラザーが割り当てられます。姉妹一人一人には,ミニスタリングシスターとミニスタリングブラザーが割り当てられます。

14.6.5

指導者の会員記録

通常,ヤングシングルアダルトワードのビショップリックとその家族の会員記録は,ホームワードに置いたままにします。ヤングシングルアダルトステークのステーク会長会,高等評議会,ステーク扶助協会会長会で奉仕している人々についても同様です。これらの指導者とその家族は,自分のホームワードを通して什分の一と献金を納めます。また,神殿推薦状の面接を受ける場合は,自分のホームワードやステークの指導者のもとへ行き,面接を受けます。

14.6.6

ヤングシングルアダルトの会員記録

ヤングシングルアダルトの会員記録は,彼らが所属しているワードに置くべきです。指導者と書記は,記録を最新の状態に保つために特に注意を払います。また,更新の遅れや,記録や人を把握できなくなるのを避けるために,書記は転入・転出の多いヤングシングルアダルトについて非公式な記録をつけることができます。

14.6.7

宣教師の推薦

宣教師の推薦に関する情報については,ステーク会長とビショップは第24章を参照することができます。

14.6.8

神権の聖任

18.10を参照してください。

14.6.9

学期末休暇

可能であれば,ヤングシングルアダルトワードは,学期末休暇中もその機能を果たし続けるべきです。学期末休暇中に会員が少なくなるワードは,近隣のヤングシングルアダルトワードと合同で集会を開くこともできます。この場合,各ワードは記録および出席記録,財政記録を別々に取ります。

14.6.10

神殿推薦状

たいていの場合,自身のエンダウメントを受ける会員や神殿結婚を計画している会員は,ステーク会長が面接を行います。例外として,ヤングシングルアダルトステークのステーク会長は,自身のエンダウメントを受ける会員や神殿結婚を計画している会員と面接をする権限を顧問に与えることができます。

14.6.11

任期

通常,ヤングシングルアダルトステークまたはヤングシングルアダルトワードのステーク会長会,高等評議会,ビショップリックで奉仕するように召された兄弟たちは,召しのためにホームワードから離れる期間を3年から5年以内とします。この任期には,別の召しで奉仕した期間も含めます。

14.6.12

若いひとり親

一般的に,家庭に子供がいる若いひとり親は,子供が初等協会や青少年のプログラムの恩恵を受けることができるように,通常のワードにとどまります。しかし,その親はヤングシングルアダルトワードの活動に参加することができます。

14.7

ヤングシングルアダルトのためにシニア夫婦宣教師を活かす

必要に応じて,定着や救助のための取り組みを支援するために,夫婦宣教師(地元の教会奉仕宣教師または専任宣教師)を召すことができます。夫婦宣教師は奉仕を促し,インスティテュートの登録を高め,社交的な活動を支援し,人生の重要な段階にあるヤングシングルアダルトに助言や導きを与えます。

夫婦のための伝道の機会に関する情報は,ChurchofJesusChrist.orgで入手することができます。教会奉仕宣教師の機会に関する情報については,「教会奉仕宣教師」を参照してください。第24章も参照してください。