イエスと羊たち

「羊を守れる羊飼いの愛」Simon Dewey画

6月28日－7月4日

教義と聖約71－75章

「あなたがたを攻めるために造られる武器は，まったく役に立たない」

教義と聖約71－75章を読みながら，あなたが教えている人々について考えてください。彼らについてどのようなことを知っていますか。彼らには何が必要でしょうか。

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教義と聖約71－75章を研究して見つけた幾つかの真理をクラスの参加者に分かち合ってもらうとよいでしょう。クラスの参加者はこれらの真理についてどのような経験をしたでしょうか。

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教義と聖約71章

わたしたちは自分たちの信仰を守ろうとするとき，聖霊の導きに従うことができる

• 自分の信仰を守ることに恐れを感じたり，緊張したりしたことがありますか。主が，ジョセフとシドニーに，エズラ・ブースやほかの人々からの非難に対してどのように対応するべきか指示を与えられたことについて説明している教義と聖約71章の中から見つけた単語や語句をホワイトボードに書いてもらうとよいでしょう。それから，クラスの参加者に，これらの指示が今日のわたしたちにとってどのような意味があるのか，小さなグループに分かれて話し合ってもらいます。主がわたしたちに「与えられる御霊によって」行動することが重要なのはなぜでしょうか（1節）。

  ビデオ“Everyday Example: When Beliefs Are Questioned”（「日々の模範：信仰が問われるとき」（ChurchofJesusChrist.org）を視聴するのも助けになるかもしれません。クラスの参加者に，71章の真理がビデオの中でどのように示されているかを見つけてもらうとよいでしょう。また，非難する者に対してどのようにお答えになったか，救い主の模範を分かち合ってもらうとよいかもしれません（例として，マタイ22：15－22；26：59－6426：59－64；ヨハネ10：37－38参照）。

教義と聖約72：8－16

ビショップは，主の王国における霊的，物質的な事柄の管理人である

• 主がカートランドでニューエル・K・ホイットニーをビショップに召されたときに，彼に与えられた指示は，あなたが教える人々が自分たちに仕えるように召されているビショップに感謝するようにするためにどのように役立つでしょうか。クラスの参加者に，教義と聖約72：8－16を調べてホイットニービショップに与えられた責任を見つけてもらい，それらを今日のビショップの責任と比較してもらうとよいでしょう（「その他のリソース」または関連ビデオ“The Office of Bishop”（「ビショップの職」）〔ChurchofJesusChrist.org〕にあるゴードン・B・ヒンクレー大管長のビショップの責任に関する説明を参照してください）。クラスの参加者に，ビショップの奉仕によって自分たちがどのように祝福されているか分かち合ってもらうとよいでしょう。ビショップをさらによく支持するために，わたしたちには何ができますか。

  樽と食物の袋

  ビショップは物質的な必要を満たすことができるように会員を助ける。

教義と聖約73章

わたしたちは福音を分かち合う機会を求めることができる

• 主はジョセフ・スミスとシドニー・リグドンに，聖書の翻訳に取り組む一方で，「可能なかぎり」福音を宣べ伝えるように命じられました（教義と聖約73：4）。クラスの参加者に，ほかの責任を果たしつつ福音を分かち合うことができた「実行可能」または現実的な方法を幾つか分かち合ってもらうとよいでしょう。ディーター・F・ウークトドルフ長老のメッセージ「伝道活動—心の中にあることを伝える」（『リアホナ』2019年5月号，15－18）から助けになる勧告を見つけられるかもしれません。

教義と聖約75：2－16

神はわたしたちが「〔わたしたちの〕勢力を尽くして働くこと」を望んでおられる

• 福音を分かち合う方法について主が長老たちに与えられた指示は，クラスの参加者がもっと熱心に福音を分かち合うよう促すことができます。ホワイトボードに「勢力を尽くして働く」と書き，力を尽くして福音を分かち合っている人について考えるときに思い浮かぶ言葉や語句をクラスの参加者に書いてもらってください。また，福音を分かち合うことにおいて「とどまること」または「怠けること」がどういう意味か話し合ってもらうとよいでしょう。教義と聖約75：2－16は，救い主が忠実に仕える人々をどのように支えてくださるかについて何を教えているでしょうか。

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その他のリソース

ビショップの責任

ゴードン・B・ヒンクレー大管長はこのように教えています。

「わたしはビショップの皆さんに心から感謝しています。神の啓示の下にこのビショップという職が設けられ，機能していることに深く感謝しています。……

どうかワー ドにおいて管理大祭司としての役割を果たし，人々の相談相手となり，困っている人を支援し，悲 しんでいる人を慰め，援助を必要としている人を助けてくださるようお願いします。また，ワードで教えられている教義の擁護者となり，質の高いレッスンが行われていることを見届け，必要とされる多くの責任に会員たちを召してくださるようお願いします。……

……ビショップはだれ一人として空腹で着る物もなく住む家さえないという状態に置かれることのないよう気を配らなければなりません。管理するすべての人々の環境をも把握していなければなりません。

ビショップは会員にとって慰める者であり，導く者でなければなりません。助けを求める人のためにいつでも応じられるよう，扉を開いておかなければなりません。また，人々の重荷をともに背負えるように肉体的にも精神的にも強くなければなりません。そして悪事を行う者にさえ愛の手を差し伸べなければならないのです。」（「群れの羊飼い」『リアホナ』1999年7月号，60－63）

教え方を改善する

さらにキリストのような教師になる。もっと救い主のように教えることができるようになる方法を学べるように，『救い主の方法で教える』の37ページにある自己評価のための質問を使うことを検討してください。