聖なる森

「聖なる森」Greg K. Olsen画

1月4日－10日

ジョセフ・スミス—歴史1：1－26

「わたしは……光の柱を見た」

最も大切な準備は，聖文を研究し，学んだことに従って生活することであることを心に留めておきましょう。御霊は，クラスで何に焦点を当てればよいか知ることができるように助けてくれます。

印象を書き留める

「分かち合う」アイコン

分かち合うよう招く

クラスの参加者は，今週ジョセフ・スミス—歴史1：1－26を学んだことでどのような洞察を得られたのでしょうか。ジョセフ・スミスや最初の示現の絵を見せて，クラスの参加者に，個人の学習から得られた洞察をそれを見つけた節とともにホワイトボードに書いてもらうとよいでしょう。この一週間ジョセフ・スミスについて学んだことで，ジョセフ・スミスとその使命に対する自分の証がどう増したかを分かち合ってもらうこともできます。

「教える」アイコン

教義を教える

ジョセフ・スミス—歴史1：5－18

信仰をもって願い求めるとき，神はこたえてくださる

• クラスの参加者は，相反する多くの考えが教えられている世の中にあって，真理を探し求めたいというジョセフの望みに共感することができるかもしれません。わたしたちの時代における混乱は，ジョセフが直面したものとどのような点で似通っているでしょうか。クラスの参加者が疑問に対する答えを見いだす方法を確認できるように，人々が真理を探し求める様々な方法をホワイトボードにリストアップしてもらうとよいでしょう。それから，ジョセフ・スミス—歴史1：5－18を確認してもらい，疑問に対する答えを見いだすためにジョセフ・スミスが行ったことをリストに加えます。

• クラスの参加者に，真理を探し求めるうえでジョセフ・スミスの模範に自分はどう従ったのか，また神からどのように答えを受けたのかを分かち合ってもらうとよいでしょう。「その他のリソース」にあるラッセル・M・ネルソン大管長の言葉には，神から真理を求める方法についての提案が幾つか挙げられています。

  祈る若い女性

  わたしたちは祈りを通して神と交わることができる

ジョセフ・スミス—歴史1：15－20

ジョセフ・スミスは，父なる神とその御子イエス・キリストにまみえた

• 神に関する真理について，ジョセフの時代に多くの人々に信じられていたことと異なる事柄が幾つか，最初の示現によって明らかにされました。ジョセフ・スミス—歴史1：15－20を読んで，神について学んだことをクラスの参加者に見つけてもらうとよいでしょう。こうした神に関する真理を知ることは，なぜ大切なのでしょうか。

• ジョセフ・スミスがこのクラスに来てくれたとしたら，ジョセフの経験についてどんなことを尋ねますか。“Ask of God: Joseph Smith’s First Vision”（「神に願い求める—ジョセフ・スミスの最初の示現」）（ChurchofJesusChrist.org）というビデオで，クラスの参加者のジョセフ・スミスの最初の示現に関する理解をさらに深めることができるかもしれません（「その他のリソース」も参照）。「最初の示現が起きたので，わたしは……を知っています」のような文章を自分であればどう完成させるかを深く考えてもらってもよいでしょう。最初の示現によって，わたしたちの人生にどのような祝福がもたらされたと思いますか。

• この話し合いに御霊を招き入れるために，クラスの参加者に「麗しき朝よ」（『賛美歌』18番）を歌ってもらうか，読んでもらうかするとよいでしょう。最初の示現について理解したり，感じたりするうえで，この賛美歌はどのように役立ちますか。ジョセフが聖なる森で父なる神とイエス・キリストに実際にまみえたことを自分で知るようになった経緯を，クラスの参加者数人から分かち合ってもらってもよいでしょう。あるいは，専任宣教師（または最近帰還した宣教師）をクラスに招待して，最初の示現が教えた人々の人生にどのような影響をもたらしたのかを話してもらうこともできます。

ジョセフ・スミス—歴史1：21－26

たとえほかの人がわたしたちを拒んでも，自分が知っていることに忠実であり続けることができる

• クラスの参加者は，ジョセフ・スミスがほかの人に自分が受けた示現について伝え始めたころ経験した事柄に自分を重ね合わせることができるかもしれません（ジョセフ・スミス—歴史1：21－26参照）。参加者に，自分が信じていることに異議を唱えられたときに励ましになった聖句を分かち合ってもらうとよいでしょう。

• ワードの会員の中で，教会員であるがために反対に遭った経験をした人を知っていたら，その人に自分が信仰を強く保つことができた方法を分かち合う準備をしてクラスに来てもらえないか依頼してみるとよいでしょう。ジョセフ・スミス—歴史1：21－26にあるジョセフ・スミスの模範から，どのようなことを学べるでしょうか。

「その他のリソース」アイコン

その他のリソース

ジョセフの模範に従う

ラッセル・M・ネルソン大管長は次のように教えています。

「預言者ジョセフ・スミスは規範を示してくれました。わたしたちはその規範に倣って疑問を解消することができます。知恵に不足しているなら神に願い求めることができる（ヤコブの手紙1：5参照）というヤコブの約束に心を引かれた少年ジョセフは，疑問を天の御父に直接尋ねました。ジョセフは個人の啓示を求めました。そして求めたことで，この最後の神権時代が開かれました。

同様に，皆さんが求めることで，何が開かれるでしょうか。皆さんはどんな知恵に不足していますか。どんなことを知り，理解することが，差し迫って必要であると感じていますか。預言者ジョセフの模範に従ってください。繰り返し行くことのできる静かな場所を見つけてください。神の御前にへりくだってください。天の御父に心を注ぎ出してください。御父に頼って答えと慰めを求めてください。」（「教会のための啓示，わたしたちの人生のための啓示」『リアホナ』2018年5月号，95）

ジョセフ・スミスの最初の示現

ジョセフ・スミスが記した幾つかの記録を基にした最初の示現の描写を読むには，『聖徒たち』1：14－16を参照してください。

教え方を改善する

自分で霊感を求めてください。この概要を，教える際に従わなければならない指示だとは思わないでください。むしろこの概要は，聖文に含まれている教義や教える人々の必要性について深く考える際にアイデアを得るため，また霊感を受けるために活用してください。