クリスマス

大いなる喜びのおとずれ

このレッスンは，あなたの教える子供たちが，クリスマスの時季に救い主の誕生や生涯，使命を祝うのを助ける機会となります。教える準備をする際，このことを心に留めてください。

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分かち合うよう招く

『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』から，今週の概要に載っている絵を飾り，救い主の誕生について知っていることを子供たちに話してもらいます。

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教義を教える

年少の子供たち

マタイ2：1－12；ルカ2：1－14

イエス・キリストは赤ん坊として地上に来られました

イエス・キリストの誕生の物語は，子供たちの興味を引きます。子供たちは，この物語に提示されているどの教義上の真理を理解するべきだと感じますか。

活動案

子供たちにルカ2：1－4を読み聞かせるか，「だい5しょう：イエス・キリストのこうたん」『新約聖書ものがたり』13－15，またはLDS.orgの該当するビデオを参照して，これらの聖句にある出来事について説明してください。子供たちに，これらの出来事を絵に描いてもらい，その絵を使ってこの物語を自分の言葉で話してもらいます。イエスが赤ん坊として地上に来られたことに，なぜあなたは喜びを感じますか。
イエスを見つけるために星に従った博士たちの物語を，子供たちに話してもらいます。子供たちが物語を思い出す必要があれば，マタイ2：1－12か，「だい7しょう：はかせたち」『新約聖書ものがたり』18，またはLDS.orgの該当するビデオを参照してください。イエスの絵を部屋のどこかに隠します。紙に星の絵を描いて切り抜き，空中に掲げます。子供たちに，贈り物を運ぶ博士を演じてもらい，彼らがイエスを見つけられるように部屋の中をあちこち案内します。今日，わたしたちが生活の中でイエスにささげられる贈り物には，どのようなものがあるでしょうか。
子供たちと一緒に，「もろびと，こぞりて」「聖し，この夜」（『賛美歌』116，118番），または「星の光る夜に」「ねどこもなくて」「イエス様のお話」（『子供の歌集』24，26－27，30－31）などのクリスマスの歌を幾つか歌います。

ヨハネ3：16

イエス・キリストは，わたしがいつの日か再び天の御父とともに住めるようにしてくださいました

あなたの教える子供たちは，イエス・キリストがなぜ地上に来られたかを理解しているでしょうか。時間を取り，救い主があなた個人のためにしてくださったこと，また主が子供たちのためになさったことを彼らが理解できるように助ける方法について深く考えてください。

活動案

イエス・キリストの絵を包んだ贈り物を，クラスに持って行きます。その贈り物に「ヨハネ3：16」と書いたタグを付け，これが贈り物の中身のヒントであると子供たちに伝えます。ヨハネ3：16を一緒に読み，子供たちが贈り物が何かを言い当ててから，開けてもらいます。神はなぜ，わたしたちに御自分の息子を送ってくださったのでしょうか。
イエスが地上に住んでおられた間，様々な方法で人々を祝福された様子を描いた絵を『福音の視覚資料集』から選びます（例えば1，30，35－66，84番）。あなたが物語を紹介する間，子供たちに絵を持っていてもらいます。「主はみ子をつかわし」と「イエス様の話聞かせて」（『子供の歌集』20－21，36）の歌詞に合う絵を選び，歌を歌う間，子供たちに絵を掲げていてもらってもよいでしょう。
子供たちに，イエスに関する，それぞれの好きな物語を分かち合ってもらいます。それぞれの物語を話した後，子供たちが次の文を完成できるように助けます：「イエス・キリストはために地上に来られました。」それから，救い主の贖いの犠牲，死，復活に関連する絵（『福音の視覚資料集』56，57，58，59番参照）を見せ，これらの出来事について簡単に話します。イエス・キリストは，わたしたちが天の御父のもとに戻ることができるように，地上に来てわたしたちのために命をささげ，そして復活されたことについて，あなたの証を述べてください。

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ゲツセマネの園でひざまずくイエス

Gethsemane,（「ゲツセマネ」） by J. Kirk Richards

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教義を教える

年長の子供たち

マタイ1：18－25；2：1－12；ルカ1：26－38；2：1－20

イエス・キリストは赤ん坊として地上に来られました

クリスマスにイエス・キリストに心を向けるよう，どのように子供たちを助けられるでしょうか。

活動案

一人の子供に，マタイ1：18－25；2：1－12；ルカ1：26－38；2：1－20に書かれた，救い主の誕生に関連する出来事について読んでもらいます。ほかの子供たちには，順番に，読まれている聖句が表している事柄についてホワイトボードに絵を描いてもらいます。これらの物語は，イエス・キリストについてどのようなことを教えていますか。
ビデオ「大きな喜びのおとずれ—イエス・キリストの誕生」（LDS.org）を見せます。子供たちに，クリスマスにイエス・キリストに心を向けるうえで役立ちそうなことがあれば，何でも書き出してもらいます。ビデオを見た後で，書いたことを分かち合ってもらいましょう。
クリスマスの時季に救い主に心を向けるうえで助けとなる行いを，何枚かの紙片に書いてもらいます。その紙を，袋などの入れ物に入れ，子供たちに持ち帰ってもらいます。アイデアとして，聖文を読む，クリスマスの賛美歌を歌う，真心と愛のこもった行いをすることなどが挙げられます。
救い主に関するクリスマスの歌（『子供の歌集』22－33；『賛美歌』116－128参照）を歌い，それらの歌から子供たちの好きなフレーズを分かち合ってもらいます。

ヨハネ3：16

イエス・キリストは，わたしがいつの日か再び天の御父とともに住めるようにしてくださいました

子供たちが今年学んだことを復習し，生活の中にイエス・キリストが必要である理由を理解するうえで，どのように助けられるでしょうか。

活動案

二枚の紙に，「イエス・キリストはどのようなお方ですか」「なぜ主は地上に来られたのですか」と書き，教室の別々の壁にそれぞれ貼ります。子供たちに一人ずつ，次の聖句を読んでもらいます。マタイ16：15－16；ヨハネ3：16；1ニーファイ10：4；モーサヤ3：8；アルマ7：10－13；3ニーファイ27：14－15。読まれる聖句の中から，壁にある二つの質問への答えを探してもらいます。子供たちそれぞれに，紙に答えを書き，その紙を壁の適切な質問の隣に貼ってもらいます。わたしたちは，イエス・キリストが自分のために行ってくださったことに対して，どのように感謝を示すことができるでしょうか。
子供たちに，思いつくかぎりのイエスの名称や称号を，ホワイトボードに書き挙げてもらいます（『聖句ガイド』「イエス・キリスト」参照）。これらの名称は，イエス・キリストとその使命について，どのようなことを教えていますか。わたしたちの生活にイエス・キリストが必要であるのは，なぜでしょうか。この質問に答えられるように，ビデオ「なぜ救い主が必要なのでしょう—救い主イエス・キリストについてのクリスマス・メッセージ」（LDS.org）を見せます。

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家庭で学ぶよう励ます

今年のクリスマスの時季に，だれかに奉仕する方法，またはイエス・キリストに近づく方法を，少なくとも一つ見つけるよう子供たちを励ましてください。

レッスンを改善する

子供たちは自分が学んでいることを分かち合うのが好きです。幼い子供であっても，それぞれの家族を強めることができます。初等協会で学んだことを家族に分かち合うよう，子供たちを励ましてください（『救い主の方法で教える』30参照）。

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活動ページ—イエス・キリストは赤ん坊として地上に来られました