2022
天の御父とイエス・キリストを通して苦しみから解放される
2022年10月号


デジタル版のみ

天の御父とイエス・キリストを通して苦しみから解放される

天の御父とイエス・キリストはわたしたちを落ち込ませるどんな束縛からもわたしたちを解放してくださいます。

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男を癒されるイエス

ニーファイは次のように教えています。「主の深い憐れみは,信仰があるために主から選ばれたすべての者のうえに及び,この人たちを強くして自らを解放する力さえ与える。」(1ニーファイ1:20

この解放の力は,わたしたちをあらゆる種類の束縛から解放してくれます。十二使徒定員会のL・トム・ペリー長老(1922-2015年)はモルモン書の中で,人々が救われる様々な例の描かれ方に関して次のように教えています。

「モルモン書に記されている話の多くは,解放に関する話です。リーハイが家族とともに荒れ野へ立ち去ったのは,エルサレムの滅亡から救い出されるためでした。ヤレド人の話は解放についての話であり,ミュレク人の話もそうです。息子アルマは罪から解放されました。ヒラマンの若い兵士たちは戦いで救われました。ニーファイとリーハイは獄から救い出されました。解放というテーマは,モルモン書の至る所に見ることができます。」1聖文の中でだれかが解放された例として,ほかにどのようなものを思いつきますか。

モルモン書の中の人々や社会と同じように,わたしたちも皆,人生において神によって解放されることが必要です。以下は,天の御父とイエス・キリストを通してわたしたちが受けることができる強力な救いの御手を感じた人々の経験の例へ飛べるリンクです。話を読む際,あなたを落ち込ませている重荷について考え,天の御父とイエス・キリストがあらゆることについてわたしたちに与えてくださる解放の力を経験するために,天の御父があなたが人生においてどんなことを行うよう望んでおられるかを知るために霊感を求めて祈ってください。

喪失と困難な時期からの解放

  • 「信仰の肖像」の中で,レイチェル・ライトホールは,火事で自宅を失った後,天の御父とイエス・キリストを信じる信仰を示し,神がわたしたちに望んでおられるように悲しむことを学ぶことが,家族にとってどのような助けとなったかを分かち合っています。

  • 証の貯蔵庫」の中で,一人の女性が,父親の罪深い生活について知った後,キリストについての小さな証を時間をかけて築くことが助けとなったことを分かち合っています。

  • 万事を御存じである御方の知恵によって」の中で,クリストファー・ディーバーは,自分と友人の父親が亡くなった後,キリストの言葉がどのように平安をもたらしたかについて語っています。

  • 輝かしい新たな章」の中で,シルビー・コーネットは,夫を亡くした後,事故により身体が不自由になって仕事を辞めることになりました。その後,神殿において天の御父とイエス・キリストに近づくことがどのように彼女を力づけてくれたかについて話しています。

  • 送らなかった手紙への答え」の中で,エリザベス・アレンは,兄弟の一人が自殺したことによって苦しんでいたときに抱いていたすべての疑問に,主がどのように答えてくださったかについて話しています。

  • Finding Healing after My Dad Was Incarcerated”の中で,ハンナ・ハウクは,父親が麻薬依存症のために収監された後,彼女が父親を赦し,父親との関係を再構築するうえで,主がどのように助けてくださったかを述べています。

  • イエス・キリストはわたしたちが偏見から感じる痛みを御存じです」の中で,ソニア・Nは,救い主に頼り,救い主の模範に倣うことが,何十年にもわたって続いていた偏見の苦痛を克服するうえでどのように助けとなったかを分かち合っています。

罪からの解放

  • 過去にとらわれていませんか?」ジェフ・ベイツは,毎週聖餐の聖約を更新しながら変わろうと心から決意することが,何年もの間とらわれていた罪を克服するうえでどのように助けになったかを分かち合っています。

  • 救い主の癒しの力は性的な罪の悔い改めにどう及ぶのか」の中で,ヤングシングルアダルトワードの元ビショップであったリチャード・オスラーは,ヤングアダルトが性的な罪の結果を克服するうえでイエス・キリストとその贖罪の力が助けとなる様子を見てきたことについて語っています。

  • Finding Hope as a Single Expectant Mother”の中で,アマンダ・ベッカーは悔い改めを通して,目的と赦しと主の力をどのように見いだしたかを分かち合っています。

予期せぬ状況からの解放

うつ病,孤独,悲しみからの解放

世の支配からの解放

  • なぜわたしたちはここにいるのだろう」の中で,グレゴリオ・リベラは,新しい場所に引っ越して,神にかかわる事柄に再び焦点を当て,家族として主に近づくことができるように主がどのようにリベラと妻に促しを与えてくださったのか分かち合っています。

  • ぜひ戻って来てください」の中で,カルロス・フェレイラは,世の中のことで家族が落ち込んでいるときにイエス・キリストの福音において再び活発になることが,家族に祝福をもたらすうえでどれほど必要なことであったかを分かち合っています。

  1. L・トム・ペリー「解放する力『リアホナ』2012年5月号,94