2020
ディーン・M・デイビーズ長老
2020年11月


ディーン・M・デイビーズ長老

中央幹部七十人

1989年,ディーン・M・デイビーズ長老は仕事から車で帰宅する途中,アメリカ,カリフォルニア州サンフランシスコの地震に見舞われ,車が激しく揺れました。後日,その地域が被った被害について考えていたデイビーズ長老は,確固とした基の上に生活を築くことの重要性を思い起こしました。

デイビーズ長老はこのように述べています。「わたしたちはだれも,それと分かっていながら,適切な設計図や建材のないまま,砂や砂利の上に自宅や仕事場や聖なる礼拝の家を建てることはしないでしょう。御自分のもとに来るようにという救い主の招きにこたえましょう。安全で堅固な基の上に生活を築きましょう。」1

2012年4月より管理ビショップリックで奉仕をしていたデイビーズ長老は,2020年10月3日,中央幹部七十人として支持されました。管理ビショップリックにおいて,デイビーズ長老は2015年10月3日にゲーリー・E・スティーブンソンビショップが十二使徒定員会の一員として支持されるまで,スティーブンソンビショップの第二顧問として奉仕しました。その後,スティーブンソン長老の代わりに新たに管理ビショップに召されたジェラルド・コセービショップの第一顧問として支持されました。

ディーン・マイロン・デイビーズビショップは,1951年にアメリカ合衆国ユタ州ソルトレーク・シティーで生まれました。ウルグアイ・パラグアイ伝道部で専任宣教師として奉仕した後,1973年にソルトレーク神殿でダーラ・ジェームズと結婚しました。夫妻には5人の子供と17人の孫がいます。

1995年7月,デイビーズビショップは教会で働き始め,特別プロジェクト部の実務運営ディレクターとして,特殊用途の不動産,神殿設計,神殿建設などに関する責任を担いました。教会で働き始める前は,アメリカ合衆国ペンシルベニア州ランカスターのHigh Industries, IncおよびサンフランシスコのBechtel Investments, Incに勤めていました。ブリガム・ヤング大学では農業経済学の学士号を取得し,スタンフォード大学とノースウェスト大学でアドバンス・エグゼクティブプログラムを修了しました。

デイビーズビショップはプエルトリコ・サンフアン伝道部の伝道部会長,伝道部会長会顧問,ステーク会長,ステーク会長会顧問,ステーク幹部書記,高等評議員として,また何度かビショップリックの一員として奉仕しました。

  1. ディーン・M・デイビーズ「堅固な基」『リアホナ』2013年5月号,9,11参照