2017
十二使徒の全世界での教え導く業は続く
2017年5月


十二使徒の全世界での教え導く業は続く

預言者と使徒は,世界中で絶えず人々を教え導いている(教義と聖約107:23参照)。彼らが過去6か月間に行った働きは以下のとおりである。

アメリカ合衆国ニューヨーク州パルマイラから衛星放送されたFace to Faceで,ヘンリー・B・アイリング管長とジェフリー・R・ホランド長老は,個人の証を得るよう教会の青少年に呼びかけた。「これが真実だということを自分で知るのです」とアイリング管長は述べた。

メキシコにおいて,ラッセル・M・ネルソン会長は代議院(下院)で紹介され,信教の自由を擁護し家族のきずなを強くするための善良な取り組みに対して教会は称賛を受けた。ネルソン会長は会員や宣教師とも集会を持ち,会員は「地域社会で積極的に善を行う勢力です」と言った。

ラッセル・M・ネルソン会長はアメリカ合衆国アリゾナ州で,新教の自由を擁護するよう全教会員に呼びかけた。(さらに詳しい情報はreligiousfreedom.lds.orgを参照。)

ディーター・F・ウークトドルフ管長は,アメリカ合衆国ユタ州ソルトレーク・シティークリーク支部(スワヒリ語)で話をした。同支部の会員は大半がアフリカから来た難民であり,ウークトドルフ管長自身も難民になった経験が2度ある。「常に忘れないでください。どこにいようと福音が故郷なのです」と同管長は言った。

M・ラッセル・バラード長老とD・トッド・クリストファーソン長老は,ローマカトリックソルトレーク教区の新司教就任式に出席し,新しい司教に歓迎の意を表した。

聖地にて,ホランド長老とクエンティン・L・クック長老は,末日聖徒の指導者の代表団とアメリカ合衆国在住のユダヤ教高位聖職者に同行して,エルサレムの史跡で会合を持ち,十二使徒定員会のオルソン・ハイド長老(1805-1878年)によるユダヤ人集合の地としての同地奉献175周年記念の行事を行った。

ホランド長老はまた,日本と韓国グアムの会員および宣教師を訪れ,「わたしたちは皆さんに明るい未来をお約束することができます」と述べた。同長老は,全国に生放送されるディボーショナルによって,「可能な限り多くの人々にわたしたちの言葉を伝えることができ」,大勢の会員たちとつながることができると述べた。

アメリカ合衆国ニューヨーク州において,デビッド・A・ベドナー長老は結婚に関するフォーラムに参加し,現代において様々な宗教団体が一つとなってなすべき大きな仕事の一つは,結婚の真の意味と目的を人々に理解してもらうことだと述べた。

ベドナー長老は日本韓国の末日聖徒を訪れて,アジアで教会はゆっくりではあるが着実に発展していると語り,「この地域の末日聖徒の献身的な働きと寛大さ,忠実さに,感銘を受けずにいられません」と述べた。また,ベドナー長老は,フィリピンにおいても教会員を対象に説教を行い,同国にある21伝道部のうち7伝道部の宣教師を教えた。

ニール・L・アンダーセン長老はメキシコで,神殿に参入し,安息日を守り,家族のきずなを強めることを妨げる障害を克服するようにという勧告を教会員に与えた。そして,救い主を生活の中にもっと招き入れるよう勧めた。

クエンティン・L・クック長老は,中央幹部に召されたばかりのときに奉仕して以来20年ぶりにフィリピンを訪れた。当時と比べて,フィリピンの教会は規模が倍増したと言い,こう述べている。「当時支部があった場所が今ではステークになり,当時わたしが知っていた子供たちはすでに帰還宣教師になっており,当時の帰還宣教師が今はステーク会長になっています。教会の発展を目のあたりにし,とても驚き喜んでいます。」

クック長老はボリビアペルーで,主イエス・キリストを信じる信仰に重点を置くよう会員に勧めた。また,その地域の青少年とヤングアダルトはたぐいまれな存在であり,救い主とその贖罪,復活に対する愛を行動で示していると述べた。

アフリカ西地域で,ゲーリー・E・スティーブンソン長老は,「問題や逆境に」あるにもかかわらず,末日聖徒が福音に見いだす愛と喜びについて深く考える機会が,わたしの訪問によって彼らにもたらされたと述べた。

スティーブンソン長老はその後,ウルグアイ,チリアルゼンチンで開催された「若人の強さのために」大会で話をし,若人の多くは「伝道に出るという決断をし,神殿で結婚して……高等教育を受けるという揺るがぬ目標を持っています」と述べた。

ロナルド・A・ラズバンド長老は中央アメリカ地域の会員と宣教師に,自分の交わした聖約に忠実に生活し,動乱の時代にあって主を頼るよう勧告した。ラズバンド長老はグアテマラで小児がん病棟を訪れ,エルサルバドルで開催された教会主催の信教の自由シンポジウムで基調講演を行い,ニカラグアの大統領と会見した。

デール・G・レンランド長老は,トンガで女王陛下およびその他の王族と謁見した。また,オーストラリアニュージーランドも訪れ,そこでは,トーマス・S・モンソン大管長への愛を会員から託された。