わずかな年数で
抜粋
モルモン書〔は〕本来,過去を顧みる歴史記録では〔ありません〕。むしろ,この聖典は将来を展望しており,それにはわたしたちの時代の状況や課題についての重要な原則や警告,教訓が含まれています。ですから,モルモン書は,わたしたちの将来と,今生きている時代およびこれから先に生きる時代についての書物です。……
ちりの中からの昔の声は,今日のわたしたちに,次の永遠の教訓を学ぶよう語りかけます。すなわち,繁栄と所有物と安楽は強力な混合物であり,それによって,義人でさえも高慢という霊的な毒を飲んでしまう可能性がある,と。……
……わたしたちは常に,高慢から生じる尊大さや,自分のことは自分だけでできるという誤った評価,他者への奉仕ではなく自己本位であること,これらを警戒しなければなりません。……
皆さんやわたしが,自分には高慢による傲慢さを避ける十分な強さと忠誠心があると思い込んでいるなら,すでにこの致命的な霊的な病におかされているかもしれません。……
しかし,高慢に悩まされ苦しむ可能性があると信じているなら,わたしたちは,「小さな,簡単なこと」を常に行うことにより守られて,「子供のように従順で,柔和で,謙遜で,忍耐強く,愛にあふれた者となり,……主がその人に負わせるのがふさわしいとされるすべてのことに喜んで」従えるようになることでしょう(モーサヤ3:19)。
……〔モルモン書〕を研究し,深く考えるとき,祝福として,見る目,聞く耳,理解する知性,また「誘惑に陥ることのないように,高慢に気をつけなさい」(教義と聖約23:1)という学ぶべき教訓を理解する心を授かるでしょう。