開会のあいさつ

ヤングアダルトのためのワールドワイド・ディボーショナル

クエンティン・L・クック

十二使徒定員会

2023年11月19日（日曜日）

リース学長，ありがとうございます。

お話を始める前にお伝えしたいことがあります。先週の日曜日に，定員会会長代理であり，友人であったM・ラッセル・バラード会長が亡くなりました。ご家族に哀悼の意を表すとともに，バラード会長の犠牲と献身に愛と感謝をお伝えします。天の御父の多くの子供たちが祝福を受けてきました。

ギルバート長老姉妹と，妻のメアリーとともに，ブリガム・ヤング大学からこのワールドワイド・ディボーショナルでお話しできることをうれしく思います。

この割り当てに備え，ヤングアダルトからの質問を集めました。BYUプロボ，アイダホ，ハワイや，エンサインカレッジなどの大学から始め，BYUパスウェイの学生や，インスティテュートに参加している世界中の人たちにも聞きました。これらの機関の代表を務める方々は，学生と会合を持ち，今ヤングアダルトにとって最も大切な質問が何かを決定しました。すばらしいプロセスでしたし，すばらしい質問が集まりました。

皆さんの考えや気持ちがとても似通っていたからです。多くの人が，共通した霊的な質問や生活にかかわる疑問を持っていました。ペルーのインスティテュートの学生やBYUアイダホ校の工学部の学生，西アフリカでBYUパスウェイを通して学んでいる人，このBYUでグラフィックデザインを学んでいる学生，ヨーロッパやフィリピン，ユタで働いている社会人など，教会中のヤングアダルトがイエス・キリストを信じ，信仰の下に一つとなり，同じような願いや夢，心配事を持っていました。だれもがすばらしい存在で，教会の将来を担っています。

今日は，皆さんの質問を5つの項目に分けました。

1. 生活と信仰の問題に対処する

2. 愛と帰属意識

3. 生活の計画とバランス

4. 真理を擁護する

5. 個人の啓示を受ける

6. 預言者の導き

これから，ヤングアダルトと交わった自分の経験や，そのときに気づいたことを引き合いに出しながら，これらの質問について話し合いたいと思います。

妻とわたしで，最初の二つの項目について話します。その後，ギルバート長老姉妹が，日々の責任のバランスの取り方に関する経験と，混乱する世の中で真理を擁護することについて話してくださいます。その後わたしが，個人の啓示を受けることについての考えと勧告を伝え，最後に預言者の導きについてお話しします。