およそ190年前,ウィリアム・W・フェルプスという男性と奥さんのサリーの家には印刷機がありました。二人はジョセフ・スミスの啓示の写しを印刷していたのです。
絵の中に怒っている男たちが見えますか?その地域の人々は聖徒たちが好きではありませんでした。町の議会で,教会員はその町から出ていくか,さもなければ殺されると命じられました。議会のわずか数分後には,怒った暴徒が家を破壊し始めました。印刷機は窓から下の通りに放り出されました。
ここで15歳のメアリー・エリザベス・ロリンズと13歳の妹キャロラインが登場します。暴徒が大切な啓示の写しを窓の外に投げ出すのを見て,びっくりしました。少女たちは命を危険にさらしながら,ページの一部を手に取って逃げ出しました。
メアリーは当時を振り返り,こう述べました。「わたしたちは力いっぱい走りました。」
二人が逃げ出すためにフェンスを通り抜けるのが見えますか?ロリンズ家の姉妹たちはとうもろこし畑にかくれて,暴徒たちがいなくなるのを待ちました。それから,持っていたページをフェルプス姉妹に返しました。それらのページは現在,教義と聖約の一部となっています。
多くの人々は,メアリー・エリザベスやキャロラインのように,神の言葉を守るためにたくさんの犠牲を払いました。そして今わたしたちは,いつでも,どこでも,聖典を読むことができるのです!
今月,国際女性の日(3月8日)と扶助協会の創立記念日(3月17日)を祝うにあたり,ぜひ忠実な女性についてのさらに多くのストーリーを読んでみましょう。
考えてみる
今日,勇敢になり,聖文を守るにはどんなことができるでしょうか。