ウェブキャスト概要
最終更新:2020年1月7日11時40分
ウェブキャストとは何か
ウェブキャストとは,インターネットを通して送受信されるライブの音声/映像放送です。複数の集会所の間において,行事(ステーク大会や地方部大会など)を教会中でインターネットを通じて,一つの建物から別の場所に放送するためにウェブキャストを使用します。
ウェブキャストを使う理由
ウェブキャストの技術を使うことには,次のような多くの利点があります。
- ステーク大会のセッションを複数回行う必要性がなくなる。
- 会員が移動するための費用と時間を削減する。
- 自宅から近い場所で参加できるため,ステーク大会への出席者が増える。
- 家から出ることのできない会員に,大会に参加する手段を与える。
ウェブキャスト技術の予想される使用方法:
- 地区およびステーク大会
- 地区およびステークファイヤサイド
- 地域,地区,ステーク訓練
どのように機能するか
- 技術支援スペシャリストが,ウェブキャストポータルを使って(最低一週間前に)ウェブキャストの行事をスケジュールします。
- ポータルが,ウェブキャストの行事をホストするための(放送/受信サイトの近くの)メディアサーバーを予約します。
- 放送サイトはカメラとマイク(通常は礼拝堂音響システムの出力)を使って,音声と映像をキャプチャーします。
- エンコーディング装置がインターネットストリーミングに合った形式に,音声と映像を結合します(ハードウェアまたはソフトウェアによるエンコーディングの手段があります)。
- ウェブキャストのストリームが,メディアサーバーへインターネットを介して送信されます。
- 受信地は,ウェブキャストポータルを使ってライブのウェブキャストにアクセスします。各地は固有の視聴URLに接続されており,正常性のデータを定期的にレポートします。
- メディアサーバーはリアルタイムで低質のストリームを複数作成します。
- 受信サイトは,その場所のインターネット接続に最適で維持可能なストリームのクオリティで,自動的に接続されます。
誰がウェブキャストサービスの支払いをするか
教会がメディアサーバーの使用料を支払います。施設管理グループは,ステークまたは地方部の指導者の要求のもとに,ウェブキャストに必要なハードウェアであるエンコーディング装置(Teradek VidiU)を提供できる予算を有しています。その他のすべてのウェブキャスト機材(例:カメラ,ケーブル,アダプター,オプションのソフトウェア)は,地元ユニットの予算でステークまたは地方部の指導者が購入します。新しく建物を建てる際には,施設管理グループがウェブキャストの機材と設置費用を負担することもがあります。集会所テクノロジーの方針第8項を参照してください。
詳細については,ウェブキャスト製品の購入を参照してください。
誰がウェブキャストを利用できるか
ウェブキャストの行事を視聴するには:
LDSアカウントを持っている人は誰でもportal.lds.orgにログインして,固有の行事コードを使って行事を視聴することができます。行事を視聴するための説明はここにあります。
ウェブキャストの行事をスケジュールや管理を行うには:
以下の召しを受けている会員には自動的に,ウェブキャスト行事管理者の役割が与えられます。この役割によって,彼らのステークまたは地方部内でウェブキャストの行事をテスト,スケジュール,管理することができます。
- ステーク書記
- ステーク技術支援スペシャリスト
- 技術支援スペシャリスト補佐
- 地域技術支援スペシャリスト
- 地方部会長
- 支部会長
また行事管理者は,ある会員をその個人のLDSアカウントのユーザー名を使用して,行事補佐として追加することができます。
古いウェブキャストソリューションの使用
ウェブキャストコミュニケーターのハードウェアおよび集会所ウェブキャストソフトウェアは,古いソリューションとともに使用されるときのみ機能します。まだ使用することはできますが,グローバルサービスセンターによるサポートは一部に限られています。古いシステムの使用方法は,mhtech.lds.orgの「古いウェブキャストのソリューション」の下のウェブキャストの項にあります。