カメラのセットアップ
最終更新:2020年1月7日11時40分
カメラの要件
集会所ウェブキャストには高品質のビデオカメラが必要です。市販品のカメラに,これらの要件を満たしているものがいくつかあります。これらの要件を満たしていれば,既存のカメラを使用することもできますし,新しいカメラをstore.lds.orgまたは地元の販売業者から購入することもできます。ウェブキャスト製品の購入を参照してください
ウェブキャストを実現させるには,カメラが1台あれば十分です。設置型のカメラがあることは,ウェブキャストを実現するための必須条件ではありません。カメラを恒久的に設置するかどうかの判断は,ユニットと施設管理グループの両方で決める必要があります。
使用するカメラには以下の機能が必要です。
- 10x光学ズームレンズ
- 自動フォーカス
- 低光感受性
- 録画していないときにオートシャットオフを無効化するオプション(ビデオを録画することなくストリーム配信できる)
- エンコーディング装置と互換性のある映像出力(映像信号変換器が必要なことがあります)
- ビデオ出力にタイムスタンプまたはその他のカメラ表示情報を表示しない能力
カメラのセットアップ
次の指示は,恒久的に設置されていないカメラをウェブキャスト用に準備する方法を説明するものです。
- カメラを,部屋または礼拝堂の後ろの安全で安定した場所(頑丈な三脚を推奨)に置きます。建物の映像配信システムを使用している場合は,映像配信システムの出力(通常は礼拝堂後部オーバーフロー付近の壁にあります)を見つけます。
- ガッファーテープ(ガムテープではありません)を使って,露出しているケーブルを床に貼り付けます。こうすることで,誰かがケーブルにつまずき,けがをするのを防ぎます。またカメラが壊れたり,ウェブキャストが中断されるリスクを減らすことができます。
- カメラは壇上と説教壇が妨げられることなく見える高さに設置します。カメラはしっかりと安全な位置に設置するようにします。三脚を使用する場合は,最低6フィート(約1.8メートル)の高さまで上げられるものを使用します。集会の最中に聴衆者が立ち上がることがある(例:ステーク大会での休憩の賛美歌など)ということに留意してください。カメラの前を歩く人がいるかもしれません。カメラの位置を十分高くしておけば,受信地でこれらの妨げが入るこを防げます。
カメラの操作
ウェブキャストの視聴者に気を配ってください。カメラの操作が,行事開催中に参加者が感じる御霊に影響を及ぼすことを理解してください。次のことに留意してください。
- カメラを頻繁に動かしたり,不必要な動きは避けるようにします。カメラがしっかりと固定されていることを確認します。三脚を使用できる場合はしっかりと安定したものを使用します。
- 話者に焦点を当てるときには,できるだけ話者が画面いっぱいにアップされるように努めます。
- カメラをパンしたりズームアウトするときは(例:聖歌隊が歌うときなど)スムーズに行うようにしてください。カメラによっては,事前に視角を設定し,狭い視野から広い視野へとスムーズに移行できるものもあります。
- 可能であれば,カメラの操作は経験のある人に行ってもらいます。