集会所インターネットの改善

最終更新:2020年1月7日11時40分

はじめに

集会所インターネットは,会員が召しを果たすのを助け,教会ウェブサイトへのアクセスを提供し,人々が教会について学び福音を分かち合うのを助けるための,非常に価値あるリソースです。ユーザーは,集会所インターネットが共有リソースであり,過度に使いすぎることのないように注意する必要があります。この記事では,集会所ファイアウォールのパフォーマンスを改善し,集会所インターネットのトラフィックを軽減し,集会所ネットワークアクセスを改善する方法を調査しています。

集会所ファイアウォールをアップグレードする

ステーク技術支援スペシャリストは,既存の集会所ファイアウォールをアップグレードするために,テクノロジーマネージャー(TM)(LDSサインインが必要)を使うことができます。集会所ファイアウォールがアップグレードされた後は,新しいネットワーク設定の下で最大990ユーザーがネットワークにアクセス可能になります。ファイアウォールの設定により,特定のウェブサイトはブロックされることを注意してください。非標準で承認されていないファイアウォールやモデム,ルーターなどを集会所で使用しないでください。ステーク会長は,集会所機材のセットアップや運用を助けるために,技術支援スペシャリスト補佐を召すことができます。

ユーザー数を減らす

集会所ネットワークに接続しているすべての機器は,ネットワーク接続を利用しています。つまり,ワイヤレス携帯電話とワイヤレスタブレットを集会所ネットワークに接続しているユーザーの場合,2つの接続を利用していることになります。同時に利用しているすべてのユーザーは,同じネットワーク帯域幅を共有することになります。そのため,ユーザーが複数の機器をネットワークに接続すると,全体のネットワークパフォーマンスは低下することになります。

携帯機器のワイヤレスアクセス設定をオフにしても,ほとんどの場合その携帯機器の携帯ネットワークを通してインターネットにアクセスすることができます。加えて,幾つかのモバイル機器では,携帯ネットワークを利用してコンピューターにインターネットアクセスを提供する「ホットスポット」として設定されているかもしれません。ご自分のモバイル機器の携帯ネットワークを通してインターネットに接続しているユーザーは,自分の携帯データプランの費用と負荷に注意する必要があるでしょう。

インターネットトラフィックの軽減

教会ウェブサイトでは,コンピューターや手持ちの機器にダウンロード可能な,すばらしいオーディオやビデオを提供しています。しかしながら,インターネットからビデオをライブストリーミングするのは非常にたくさんのネットワーク帯域幅を消費し,かつインターネット帯域幅は共有リソースであるため,利用者には自宅でウェブコンテンツをダウンロードすることをお勧めしてください。自宅でウェブコンテンツをダウンロードすることで,集会所インターネットを利用する必要性を減らすことができます。利用者が自宅でウェブコンテンツをダウンロードした後で,集会所の視聴覚機材を使って,教会の集会でそのコンテンツを提供することができます。

集会所インターネットを浪費せずに教会資料を提供する方法について,追加の情報を提供してくれるリソースがあります。例えば,メディアライブラリーのウェブページでは,集会所インターネットを使わずにビデオを見せる方法が説明されています。またメディアプレーヤーとディスプレイの記事では,集会所インターネット帯域幅の利用を最小限にしながら,モバイル機器とプロジェクターを含めた様々な種類の視聴覚機材を使う方法が説明されています。 

追加のワイヤレスアクセスポイントの設置

Cisco 881W集会所ファイアウォールには,ワイヤレス・ネットワークアクセスを提供するワイヤレスアンテナが標準搭載されています。しかし,新しい集会所ファイアウォールのモデル(C881とC891F)には,ワイヤレス機能が標準搭載されていません。集会所内でより広いワイヤレス範囲が必要な場合,施設管理グループは追加のワイヤレスアクセスポイントを設置することができます。詳細情報は,1041Nと702iワイヤレスアクセスポイントの設定を参照してください。この記事ではまた,Wifi分析アプリ(Android端末向けにGoogle Playで利用可能な無料アプリ)を使って,建物のワイヤレス範囲を測定する方法も説明されています。

そのほかのヘルプ

集会所テクノロジーに関する追加情報は,集会所テクノロジーウェブサイトで利用可能です。そのほかのヘルプが必要な場合,ステーク技術支援スペシャリストはグローバル・サービスセンターに連絡することができます。