自分のLDSブログを作成する方法
提供者: ライアン・モーゲネッグ,チャーチ・ニュース担当記者

自分のブログでイエス・キリストの福音を伝えるというチャレンジを,多くの会員が受け入れてきた。あなたもやってみよう。
記事のハイライト
- 自分に合った無理のないスケジュールを立ててブログを書く。
- 日々経験する事柄を書く。
- 基本的な福音の真理を書く。
ブログなどのオンラインツールを使ってイエス・キリストの福音を伝えることは満足感をもたらし、かつ効果的な方法である。「ブログ」という言葉は,「ウェブログ」を短縮したもので,個々の入力記事,つまり投稿を集めたオンライン日記の様なものである。通常,最新の記事はページのいちばん上に表示される。
自分のブログを作成するのは複雑なことではない。十二使徒定員会のM・ラッセル・バラード長老はこう語っている。「皆さんのほとんどが知っているように,インターネットにアクセスすれば,すぐにもブログを始め,皆さんが真実だと知っていることを紹介できます。教会やnewsroom.ChurchofJesusChrist.orgなど,ほかの適切なウェブサイトから動画をダウンロードし,友人に送付することができます。」(「インターネットを用いて福音を分かち合う」『リアホナ』2008年6月号 ローカルページ)
自分のブログを持つ末日聖徒のブライアン・ミケルソンは,セミナリーの教師であり,夫であり,父親であり,またパートタイムで写真家としても活動している。ブログを開設し,末日聖徒として自らの信仰を,友達や家族にインターネットで伝えている。「ブログを始めたばかりの人は,週に1,2回など無理のないスケジュールで書くようお勧めします。また,わたしは論議を避けるようにしています。ネット上では,飽きるほどの量の論争が行われています。自分が知っていること,精通していること,また福音から受けている祝福について書くようお勧めします。」
ブログの運営を通して,自分の信仰を分かち合うというすばらしい機会に恵まれる。ChurchofJesusChrist.org では,ブログを作成する人に以下のアドバイスをしている。「日々の出来事について書いてください。あなたのブログを読んでいる人の中には,典型的な『モルモン用語』が理解できない人もいることを忘れないでください。分かりやすい言葉で書くよう心がけてください。教会に行って学んだことを書いてください。家庭の夕べで行ったことを書いてください。主からどのような祝福を受けてきたかを書いてください。必要に応じて,御霊の導きを受けた場合には,証を述べてください。」
ミケルソン兄弟は,教会指導者の言葉を研究した際,福音についての記事をブログに書くべきだという気持ちに駆られた。彼はこう言う。「それまで,ブログにはいつも自分の生活や家族のこと,自分が面白いと思ったことについて書いてきました。しかし,『御業を速める』ために中央幹部が何をするよう勧めているかを調べているうちに,福音を中心とする生活を送っている以上,自分のブログで福音に関連する事柄をもっと紹介してもいいのではないか,と考えるようになったのです。
福音に関するあらゆる項目を紹介していると思います。ほかの宗教を信仰する友人が基本的な内容をよりよく理解できるように、初歩的な福音の真理や教会の特徴について書くようにしています。また,モルモンの教会員にとって分かりづらい項目についても触れています。聖文に記されている真理と,ほとんどの人が実際経験する事柄を、関連付けて説明しています。何よりも,人々が,イエス・キリストの福音の希望と勇気の力を日々の生活で見いだせるよう,手助けしたいと努力しています。私のブログが人々の励みになるほどうれしいことはありません。」
自分のブログを立ち上げるには,ブログの作成とインターネットへの公開を紹介しているウェブサイトを読めばよい。ブログを立ち上げて福音を分かち合うために,ChurchofJesusChrist.orgは以下のサイトを推奨している。
mormon.org, blogger.com,wordpres.com, tumblr.com ,facebook.com
2010年10月の総大会で十二使徒定員会会員のラッセル・M・ネルソン長老は,インターネットで福音を伝えた成功例として以下の例を紹介した。
「このインターネットの時代には,新しく,楽しい伝道方法があります。新しいmormon.org ウェブサイトを閲覧するよう友人や近所の人に勧めることができます。ブログを持っている人や,オンライン・ソーシャルネットワークに登録している人は,自分のページに mormon.org のリンクをはることができます。 mormon.orgでは個人のプロフィールを作成できます。プロフィールには自分の信じていること,体験や証を載せられます。まだ新しい機能ですので,ほとんどのプロフィールは英語ですが,今後,ほかの言語でのプロフィールも使えるようになるでしょう。
このプロフィールは大きな,良い影響を及 ぼします。2か月前,大学1年生のザックという青年がルイジアナ州バトンルージュで,mormon.orgについてのテレビCMを見ました。ウェブサイトを開いてみた彼は,教会員たちのプロフィールに強い関心を持ちました。そして最寄りの教会の情報を載せたリンクを見つけました。次の日曜,白いワイシャツとネクタイを着けた彼は教会に出席し,ワードの会員に紹介され,3時間の集会にすべて楽しく参加しました。会員の家に夕食に招かれ,夕食後に宣教師から最初のレッスンを聞きました。2週間もたたないうちに彼はバプテスマを受け,教会の会員として確認されました。ようこそ,ザック(彼もこの放送を聴いています。)」(「信者の模範になりなさい」)
