標準的なワードとヤングシングルアダルトワードを比較する


 

標準的なワード

  • 長老定員会と扶助協会の会長は,ヤングシングルアダルト(YSA)一人一人を探し出し,養い,ワードの活動に参画させる責任を担っています。また,それぞれの集会でYSAの出席をとります。(神権部による通知,2009年11月15日付。ChurchofJesusChrist.org/lettersで見ることができます。)ワード評議会は,YSA一人一人への働きかけに関する報告を受けて話し合い,YSA各人に召しや責任を与えるために調整を図ります
  • 必要ならば,ビショップはワードYSA委員会を作り,ビショップリック顧問の一人に関連する取り組みを調整する責任を与えます。(『手引き 第2部』16.3.4参照)
  • 適切であれば,指名を受けた長老定員会と扶助協会の顧問が,ワードYSA委員会で奉仕します。
  • ビショップはYSAのリーダーおよび夫婦で働くYSAアドバイザーを召すことができます。(『手引き 第2部』16.3.3参照)

ヤングシングルアダルト(YSA)ワード

  • YSA支部を作るためには,最低50人の活発なYSAが必要であり,ワードの場合は,125人が必要です。(『手引き 第1部』9.1.6参照)
  • YSAワードは,可能なかぎり教会の規定のプログラムを使って運営されます。(例外については以下を参照。)
  • ステーク会長は標準的なワードのビショップと相談した上で,あまり活発でないYSAを活発にするために,その人の会員記録をYSAユニットに移すことができます。
  • ワードそのものがYSAの必要を満たすためにあるので,ワードYSA委員会は必要ありません。
  • 大きなYSAワードでは,奉仕委員会(『手引き 第2部』16.3.5参照),第二長老定員会や第二扶助協会(『手引き 第2部』16.4参照)を作ることを考えてもよいでしょう。また,各YSAに対する務めをさらに果たし,さらに多くの奉仕の機会を提供することができるように,人を教え導くことのできる選択肢を計画することもできます。

標準的なワードを持つステーク

  • ステーク会長は,指名を受けた一人のステーク会長会顧問が議長を務めるステークYSA委員会を作ることができます。(『手引き 第2部』16.3.2参照)
  • この委員会は,ステークでYSAのための活動を計画し,ワードYSA委員会の訓練を手伝うことができます。

YSAワードを持つステーク

  • 適切であれば,ステークYSA委員会(『手引き 第2部』16.1.2参照)は,YSAユニットと標準的なワード相互間の活動を調整します。YSAユニットの活動に標準的なワードのYSAが参加できるよう,YSAユニットに働きかけます。
  • まれにYSAの人数が非常に多い地域がありますが,そのような場合は,YSAステークを作ることができます。(活発かあまり活発でないかを問わず)親と同居していないYSAはYSAステークの会員となるよう割り当てられますが,自分の居住地区の標準的なワードに出席したいことを本人がYSAワードのビショップに伝えている場合はこの限りではありません。親と同居しているYSAのステーク会長は,YSAステークのフェローシップが受けられるように,あまり活発でない会員を選んでその会員記録をYSAステークに移すことができます。活発なYSAは,YSAステーク,標準的なワードのどちらでも選ぶことができます。(First Presidency letter,2010年1月15日付参照)