目的
子供たちが,太陽系がどのように機能しているかを理解し,神の創造物に感謝できるよう助ける。
活動案
太陽系の地図を作ることを子供たちに説明します。それぞれの子供に,太陽や惑星になるよう割り当てます(可能であれば,それぞれの子供に,割り当てられた惑星や太陽の名前が書かれた紙を渡します)。太陽の割り当てを受けた人に,その場の中央に立ってもらいます。ほかの子供たちに,順番に,「太陽」から決められた歩数ずつ離れてもらい,それぞれの惑星から太陽までの距離を表します(1歩=5800万キロ)。
- 海王星を表す子供には,太陽から直線で78歩離れてもらいます。海王星は太陽から45億キロ離れています。
- 次の子供は天王星を表します。太陽から29憶キロ離れており,これは50歩に相当します。
- 次の子供は土星を表します。太陽から14憶キロ離れており,これは25歩に相当します。
- 次の子供は木星を表します。太陽から7憶7,700万キロ離れており,これは13歩に相当します。
- 次の子供は火星を表します。太陽から2憶2,900万キロ離れており,これは4歩に相当します。
- 次の子供は地球を表します。太陽から1憶5,000万キロ離れており,これは3歩に相当します。
- 金星を表す子供は2歩離れて1憶800万キロの地点に立ちます。
- 太陽に最も近い惑星は水星で,太陽から5800キロしか離れていません。これは1歩に相当します。
子供たちに,惑星の回転と軌道の周回との違いについて教えます。
- それぞれの惑星は,軸を中心に回転します。一日で一回転します。地球は,24時間かけて一回転します。
- 子供たちに,太陽系の地図上で立っているその場で回転するように言います。
- それぞれの惑星には軌道があり,太陽の周りを円を描きながら移動します。一年で一回太陽の周りを回ります。地球は,太陽の周りを回るのに365日と4分の1日かかります。
- 子供たちに,回転しながら太陽の周りを歩いて回り,回転と軌道の周回を実演してもらいます。
- 太陽は常に中心にとどまります。
可能であれば,惑星の写真や宇宙の別の写真を見せます。太陽がどれほど大きいかについて話し合います。天の御父とイエス・キリストが,この世界を始めとするすべての太陽系,宇宙の銀河を創造されたことを証します。
子供たち一人一人が十分に参加し,輪に加わり,貢献できるように,必要に応じて活動を調整しましょう。
調整案
- 太陽系全体を表すのに十分な人数の子供がいない場合,それぞれの子供に惑星を選んでもらい,太陽と残りの惑星の目印を置きます。
- クラスに10人以上子供がいる場合,何人かの子供たちに,惑星の周りを周回する衛星になってもらうとよいでしょう。地球の衛星,月に加え,火星には衛星が2つ,木星には知られている衛星が79個,土星には名前のある衛星が53個(衛星の可能性のあるものがさらに9個),天王星には衛星が27個,海王星には衛星が14個あります。
- 子供が太陽から78歩離れるスペースがない場合には,センチなど,別の一貫した測定基準を使います(その場合,水星は太陽から36センチ離れる,など)。
話し合い
今学んでいることは,自分と周りの人々が天の御父とイエス・キリストに近づくうえでどのような助けとなるか,子供たちに話してもらいましょう。この話し合いは,活動の前後や最中,いつ行っても構いません。時間は数分内にとどめるようにします。次のような質問をするとよいでしょう。
- 天の御父とイエス・キリストが全宇宙を創造されただけでなく,一人一人を御存じだと知って,どのように感じますか。
- どのようにすれば創造主のようになるために備えることができますか。