食料貯蔵


 

 

食料貯蔵

「天の御父はわたしたちの益と利用のために,豊かで美しい地球を創造されました。 天の御父の目的は,信仰と従順のうちに歩むわたしたちの必要を満たすことです。 困難が起きたときに,わたしたちが自分自身や隣人を世話し,人々を助けるビショップに協力できるように,御父は愛をもって,わたしたちに『すべての必要なものを用意しなさい』という戒めを与えられました (教義と聖約109:8参照)。

世界中の教会員の皆さんにお願いします。食料や水といった必需品を用意し,貯蓄をすることにより,人生における困難に備えてください。 賢くあってください。極端にならないように注意しましょう。 注意深く計画し時間をかけるならば,家庭において貯蔵品の備蓄と貯蓄ができるでしょう。」 (すべての必要なものを用意しなさい参照)

食料貯蔵は何を蓄えておくべきですか。

女性の食料貯蔵

食料貯蔵にはおもに3つの要素があります。

  • 食料貯蔵(3ヶ月分と長期分)
  • 貯水
  • 貯蓄

3ヶ月分の食料貯蔵には,日常の食事の一部を貯蔵しましょう。 長期的な食料貯蔵を行う際には,おもに麦や米,パスタ,オート麦,豆,いもなど長期的な保存が可能な主食に重点をおきましょう。 長期的な食料貯蔵についてさらに学ぶ。

 

どの程度の食料貯蔵が必要でしょうか。

ウェルフェアスクウェア・デゼレト缶詰工場

家族を1日養うために購入する必要がある食料を取り,それを7倍します。 それが1週間分の食料貯蔵に必要な量です。 1週間分の貯蔵ができたら,徐々に量を増やし,1ヶ月分,3ヶ月分と貯蔵していきます。

家族に必要な長期的食料貯蔵の量を見積もる場合は,家族の人数を2倍してください。 それが麦や米など,主食として必要なケースの数量の目安です。 みなさんの好みによって,麦か米のケースの数量を2倍にしてください。これで長期的食料貯蔵の完成です。

食料貯蔵はどこに保管するべきですか。

ボトルに入った食物

貯蔵する食料が適切に密封され,日の当たらない,涼しく,乾燥した場所で保管されるようにしてください。

もし水が信頼性のある,前処理された源から直接供給されているなら,さらに浄化する必要はありませんが,そうでない場合は,利用前に水を浄化してください。 水は丈夫で,漏れ防止の,破損しにくい容器に保管してください。 ジュースによく使われているブラスチックボトルでもよいでしょう。 水の入った容器は,火の気や直射日光を避けて保存しましょう。 水の貯蔵と浄化についてさらに学ぶ。

どれくらいの費用がかかりますか。

費用はどこで,どのように貯蔵する食料を購入するかによって異なります。 極端になるべきではないということを覚えておいてください。例えば,食料貯蔵を一度に完成させるために負債を抱えることは賢明ではありません。 経済的な負担とならないよう,費用を分散して徐々に貯蔵しましょう。