わたしたちにとって最も重要で,強い影響力を発揮すべき務めは,家族の中にあります。 家族の中でそれらの務めが重要なのは,子供の人生の初期に,天の家に戻る道にしっかりと足をつけさせる機会が,家族にはあるからです。
個人の成長は家族の中で促されます。家族は『神の子供たちの永遠の行く末に対する創造主の計画の中心を成すものです。』」
救いと昇栄ラッセル・M・ネルソン
人生の終わりを迎えたある父親は,この世の時間をどのように過ごしたか振り返りました。数多くの学術書の著者として名高い彼は,こう言いました。『本を1冊書くのをやめて,子供たちともっと釣りに行けばよかった。』『光陰矢のごとし』です。多くの両親は,子供が生まれたのは昨日のことのようだと言います。今やその子は成長し,すでに子供がいるかもしれません。『あの年月はどこに行ったのでしょう。』両親は自問します。過ぎ去った時間を呼び戻すことも,現在の時間を止めることも,未来を今のままで経験することもできません。時間は賜物であり,宝です。将来のために取っておくのでなく,現在のために賢明に使うものです。」
奉献の日Thomas S. Monson