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わたしに従ってきなさい― 贖い

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『歴代大管長の教え――ジョセフ・スミス』49-52

イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって,すべての人は復活する

「わたしたちの宗教の基本原則は,使徒と預言者たちがイエス・キリストについて立てた証です。すなわち主が亡くなり,葬られ,3日目に再びよみがえって,天に昇られたことへの証です。わたしたちの宗教に関するほかのすべての事柄は,それに付随するものにすぎません。しかしこれらの原則に関連して,わたしたちは聖霊の賜物と,信仰の力,神の御心に応じて得られる霊的な賜物の喜び,イスラエルの家の回復,そして真理の最終的な勝利を信じています。」

「『アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように,キリストにあってすべての人が生かされるのである』とあるように,すべての人は死者の中からよみがえります〔1コ リント15:22〕。神の小羊が復活をもたらされたことによって,すべての人は死者の中からよみがえるのです。」

「神は世に裁きを下す日を定めておられます。神は御子イエス・キリストを死者の中から復活させることによって,定められたその日を確実なものとされました。御子の復活は,霊感された記録を信じるすべての人々にとって希望のよりどころであり,彼らの未来の幸福と喜びの礎となるものです。なぜなら『もしキリストがよみがえらなかったとすれば,あなたがたの信仰は空虚なものとなり,あなたがたは,いまなお罪の中にいることになろう。そうだとすると,キリストにあって眠った者たちは,滅んでしまったのである』とパウロはコリント人に述べているからです〔1コリント15:17-18〕。・・・・・・

「キリスト御自身が間違いなく死者中からよみがえられました。主は死者の中からよみがえられたのですから,御自身の力によって,すべての人を御自分の前に立たせられるでしょう。なぜなら,もし主が死者の中からよみがえられたのであれば,肉体の死の縄目は断たれており,墓は勝利を得ないからです。そしてもし墓が勝利を得ないならば,イエスの言葉を守り,その教えに従う人々は,死者の中から復活するという約束だけでなく,主の栄えある王国に入ることができるという保証も受けることになります。イエス御自身が次のように言っておられるからです。 『わたしのおる所に,わたしに仕える者もまた,おるであろう。 』〔ヨハネ12:26〕」

「イエス・キリストにあって死んだ人々は,出て来るときに,この世で得ていた,あるいは待ち望んでいたすべての喜びに入ると考えることができます。・・・・・・わたしは皆さんに幾つかの事柄を伝える特権が与えられたことをうれしく思います。よく注意を払って理解しているならば,地震がとどろき,雲が集まり,稲妻が光り,嵐が雷鳴のように突如襲ってくるときがあっても,これらの事柄は皆さんにとって助けとなるでしょう。これらの事柄をしっかりと心に刻み込んでおくことによって,ひざや関節を震えさせたり,気落ちしたりすることのないようにしてください。そのようにしているなら,地震や戦争や竜巻に何ができるというのでしょうか。何もできません。もし皆さんが忠実であり続けるならば,失ったものは復活のときにすべて元どおりにされるでしょう。全能者の示現によって,わたしはそれを見ました。・・・・・・

「神は天から御自身の御子をお遣わしになり,復活の教義を示されました。ですからわたしたちは,地上で埋葬された人々を神がよみがえらせてくださると知っています。よみがえりの時には,人は神から不死不滅を着せられ,大いなる神の御霊によって生きるのです。これ以上彼らを地上に引き止めておくことはできないのですから,彼らを墓に横たえようと,わたしたちも彼らとともに横たわることになろうと,それは大した問題ではありません。復活のときに抱く完全な喜びを,今この地上にいながらにして少しずつ味わうことができるように,この真理を心に刻んでおきましょう。」

「死と復活を理解する」『歴代大管長の教え――ブリガム・ヤング』 第37章

「わたしたち個人に及ぶ贖罪の力」『歴代大管長の教え――ジョン・テーラー』第6章

「イエス・キリストは全人類を肉体の死から贖われる」『歴代大管長の教え――ジョセフ・F・スミス』第10章

「復活の意義」『歴代大管長の教え――デビッド・O・マッケイ』第7章

「復活,心の支え」『歴代大管長の教え――ハロルド・B・リー』第23章