教会の財政――営利事業


教会は,おもに教会が合衆国西部で孤立していた時代に創業された事業から生じる事業利益を得ています。教会が経営する営利事業は,教会がその使命を果たすための必要を満たす助けとなっています。これらの営利事業から生じる金銭は比較的小額です。教会の資金源の大半は,教会員の什分の一と献金によるものです。

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「教会が今日所有している企業の資産は,もとを正せば, この西部の山岳地帯に孤立していた開拓者の時代に始めた事業が,成長し発展してきた結果の表れです。例えば, 新聞は, 国の内外でどのようなことが起こっているかを人々に知らせるために必要なものでした。その結果できたのが「デゼレトニューズ」であり,135年間にわたって刊行されてきました。1920年, 政府高官は新聞社にラジオ局を設立するよう奨励しました。放送産業の始まりのころです。そのようなラジオ局の一つが, デゼレトニューズ社によって,ここユタ州ソルトレーク・シティーに設立されました。それを発端に, 自然の成り行きとして, 多くの放送施設を所有するようになったのです。

「皆さんもご承知のように, わたしたちは常に情報伝達のための手段や設備を大いに必要としています。新聞社と放送施設については双方とも営利事業となっていますが, これらの設備を所有していることは, 直後的また間接的にわたしたちの教えや見解を伝えるという責任を果たすうえで役立っています。

換金作物を必要としていた農家を助けるために, 教会は砂糖大根を使った精糖産業を行なう先駆者となりました。現在ある資産の一つはその副産物です。

また75年前, この町を訪れる旅行者にくつろぎの場を提供するために, テンプルスクウェアの隣に美しいホテルが建てられました。

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参照聖句

 

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