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『大管長会への申請書』には,以下の5つの種類があります:
大管長会への申請書を作成する際に行う通信はすべて,きわめて内密に保たなければなりません。大管長会に提出された申請書は,大管長会により慎重に検討されます。神権や神殿の祝福を含め,教会内で会員資格の特権を享受するには,最も高いふさわしさの標準が求められます。神権指導者は,申請者がすべての福音の標準に従って生活し,忠実であることを長期間にわたって行いで示していることを確認しなければなりません。さらに申請者は,自身のふさわしさを自ら証明し,預言者の指示に従うために誠実に努力しなければなりません。神権指導者と申請者は,申請書を提出したからといって申請が通るという保証はないことを認識しなければなりません。これらの申請に関するすべての決定は,大管長会の裁量に委ねられています。以前の配偶者と結び固められている人が公式の会員資格の制限の解除または祝福の回復を申請しようとしており,近日中に別の配偶者との結び固めを計画している場合,結び固めの承認または結び固めの取り消しを同時に申請しなければなりません。教会本部に申請書を提出後に,申請者の住所やふさわしさの状況など,申請書の記載事項に変更が生じた場合,ステーク会長は直ちにConfidencial Records(内密記録担当)に連絡しなければなりません。
以前に結び固めを受けた女性と離婚している男性は,別の女性との結び固めを受ける前に,大管長会から結び固めの承認を得なければなりません。(1)以前の結び固めが取り消されていても,あるいは(2)離婚した妻がすでに死亡していても,結び固めの承認は必要です。最初の妻と死別しており,離婚していない場合,結び固めの承認は必要ありません。ステーク会長は,結び固め承認の申請書を提出する前に,離婚が成立していること,離婚に関する法律上の問題がすべて解決されていること,また申請者が離婚に伴う子供と配偶者の扶養に関する法律上の要件をすべて満たしていることを確認します。ビショップとステーク会長は申請者に,結び固めの承認がおりたことを知らせる大管長会からの手紙を受け取るまでは,神殿結婚や結び固めの予約をしないように指示します。申請者は,この手紙を神殿で提示しなければなりません。トップに戻る
以前の夫と結び固められている女性は,別の夫と結び固められる前に,その結び固めを取り消さなければなりません。神権指導者は,結び固め取り消しの申請をやめるよう会員に勧めるべきではありません。ステーク会長は,結び固め取り消しの申請書を提出する前に,離婚が成立していること,離婚に関する法律上の問題がすべて解決されていること,また申請者が離婚に伴う子供と配偶者の扶養に関する法律上の要件をすべて満たしていることを確認します。ビショップとステーク会長は申請者に,結び固めの取り消しが承認されたことを知らせる大管長会からの手紙を受け取るまでは,神殿結婚や結び固めの予約をしないように指示します。申請者は,この手紙を神殿で提示しなければなりません。トップに戻る
以下のいずれかの罪(『総合手引き』32.16.1に定義されている)により会員が公式の会員資格の制限または会員資格の取り消しを受けている場合,または公式の会員資格の制限あるいは会員資格の取り消しを受けた後にこれらのいずれかの罪を犯した場合,公式の会員資格の制限の解除または再加入には,大管長会の承認が必要です。
大管長会の承認を要する公式の会員資格の制限の解除または再加入を検討する場合,管理役員は以下の標準的な手順に従って,会員資格評議会を開催します。会員が執行猶予中である場合を除き,評議会を開催するために大管長会からの事前承認は必要ありません。会員資格評議会が会員資格の現状を変更することを推薦する場合,管理役員は本人に推薦内容を通知することができます。しかしながら,管理役員は,推薦に対して大管長会から書面による承認を受けるまで,会員資格の現状を変更できないことを説明します。トップに戻る
エンダウメントを受けてから会員資格を取り消された人(または教会の会員資格を放棄した人),および後にバプテスマと確認により再加入した人は,祝福の回復の儀式によってのみ神権と神殿の祝福を受けることができます。そのような人は,会員資格の取り消しや放棄のときに持っていた神権と神殿のすべての祝福が儀式によって回復されるので,神権の職への聖任やエンダウメントを再度受ける必要はありません。兄弟たちは,七十人,ビショップ,または祝福師の職を除いて,以前の神権の職が回復されます。大管長会だけが,祝福の回復の儀式を執行する承認を与えることができます。バプテスマと確認による再加入後,最低1年を経過しなければ,大管長会はこの儀式の申請を検討しません。トップに戻る
申請書を作成する際に以前の配偶者からの手紙の添付が必要な場合は,ビショップがその手紙を請求しなければなりません。申請者に以前の配偶者と連絡を取るよう依頼すべきではありません。児童虐待の被害者からの手紙の添付が必要な場合,ビショップは被害者の神権指導者と連絡を取って,現在の状況と申請書の提出に対する気持ちを説明する手紙を書く機会を被害者に与えてもらいます。被害者が18歳未満の場合,被害者との連絡は,子供の親または法定後見人を通じて行わなければなりません。決して申請者に被害者と連絡を取らせてはなりません。トップに戻る
『大管長会への申請書』はすべて,コンピューターで作成して教会本部に提出しなければなりません。 ここをクリックして作業を始めてください(ビショップと支部会長だけが,大管長会への申請書の作成を開始できます)。
ビショップが申請書の作成を開始するとオプションが表示され,申請者と現在の配偶者(いる場合)の電子メールアドレスを提供して,オンラインで申請書の該当箇所を記入してもらうか,または大管長会あてに手紙を書いてもらうか選択するよう求められます。しかしながら,提出されたすべての情報が正確で,記入漏れのないようにするために,望ましいのはオンラインを使う方法です。ビショップは申請者と面接して,すべての情報が正確で,申請者がふさわしい状態であることを確認します。すべての条件が整ったら,ビショップは 「ステーク会長に提出する」をクリックします。申請書が教会本部に提出される前であれば,ビショップはステーク会長の指示の下に申請書の記載事項を訂正することができます。
オンラインで申請者が該当箇所を記入する場合,申請者と現在の配偶者(いる場合)は各々,オンラインで申請書を記入して提出する方法に関する指示を電子メールで受けます。記入を終えたら, 「ビショップに提出する」をクリックします。手書きで申請者が該当箇所を記入する場合,申請者と現在の配偶者(いる場合)は各々,大管長会あてに手紙を書くよう求められます。手紙に書くべき情報に関する指示は,ビショップから与えられます。
ビショップがステーク会長に申請書を提出すると,ステーク会長は,申請書の記入方法を説明する電子メールを受けます。 ここをクリックして「実行中の処置」ページを開き,現在作成中の申請書またはそのほかの内密の処置を表示します。それからステーク会長は申請書を検討し,申請者と面接し,申請書の該当箇所に記入して, 「本部に送信する」をクリックします。申請書が教会本部に提出される前であれば,ビショップとステーク会長は申請書の記載事項を訂正することができます。申請書が教会本部に届くと,「実行中の処置」ページに表示されなくなります。大管長会が申請書を検討した後,決定事項を通知する手紙が「指導者と書記のためのリソース」を通してステーク会長に送付されます。トップに戻る