1 見みよ、あなた​は『モルモン書しょ』​を​記しるし、また​わたし​の​務つとめ​に​携たずさわる​ため​に、召めされ、選えらばれた。わたし​は​あなた​を​苦く難なん​の​中なか​から​引ひき上あげ、また​あなた​に​勧かん告こく​した​ので、あなた​は​すべて​の​敵てき​から​救すくい​出だされ、サタン​の​力ちから​と​暗くら闇やみ​から​も​救すくい​出だされた。

2 それでも、あなた​は​自じ分ぶん​が​^①戒いましめ​に​背そむいた​こと​に​ついて​は​弁解べんかい​の​余よ地ち​が​ない。それでも、あなた​の​道みち​を​行いき、これから​は​もう​罪つみ​を​犯おかさない​よう​に​しなさい。

3 あなた​の​務つとめ​を​^①尊とうとんで​大おおいなる​もの​と​しなさい。また、あなた​は​畑はたけ​に​種たね​を​まき、畑はたけ​を​安全あんぜん​に​して​から、速すみやか​に​^②コールズビル​と、フェイエット​と、マンチェスター​に​ある​教きょう会かい​に​行いき​なさい。彼かれら​は​あなた​を​^③支ささえる​で​あろう。そう​すれ​ば、わたし​は​霊的れいてき​に​も​物ぶっ質しつ的てき​に​も​彼かれら​を​祝しゅく福ふく​しよう。

4 しかし、もしも​彼かれら​が​あなた​を​受うけ入いれ​なければ、わたし​は​彼かれら​に​祝しゅく福ふく​の​代かわり​に​のろい​を​送おくる​で​あろう。

5 あなた​は​引ひき続つづき​わたし​の​名な​に​よって​神かみ​に​呼よび​求もとめ、^①慰なぐさめ主ぬし​に​よって​あなた​に​与あたえられる​もの​を​記しるし、また​教きょう会かい員いん​に​すべて​の​聖文せいぶん​を​説とき​明あかさなければ​ならない。

6 あなた​が​^①語かたり、また​書かき記しるす​べき​こと​は、まさに​その​瞬しゅん間かん​に​あなた​に​与あたえられる​で​あろう。そして、彼かれら​は​それ​を​聞きかなければ​ならない。そう​しなければ、わたし​は​彼かれら​に​祝しゅく福ふく​の​代かわり​に​のろい​を​送おくる​で​あろう。

7 あなた​は​シオン​に​おいて​すべて​の​^①務つとめ​に​献身けんしん​しなければ​ならない。そう​すれ​ば、これ​に​関かんして​あなた​は​力ちから​を​持もつ​で​あろう。

8 ^①苦く難なん​の​中なか​で​^②忍耐にんたい​強づよく​あり​なさい。あなた​は​多おおく​の​苦く難なん​を​受うける​から​で​ある。しかし、それ​に​^③耐たえ​なさい。見みよ、わたし​は​あなた​の​生涯しょうがい​の​^④最さい後ご​まで、あなた​と​ともに​いる​から​で​ある。

9 世せ俗ぞく​の​働はたらき​に​ついて​は、あなた​は​力ちから​を​持もたない​で​あろう。これ​は​あなた​の​召めし​で​は​ない​から​で​ある。あなた​の​^①召めし​に​励はげみ​なさい。そう​すれ​ば、あなた​の​務つとめ​を​尊とうとんで​大おおいなる​もの​と​し、すべて​の​聖文せいぶん​を​説とき明あかす​の​に​必ひつ要よう​な​もの​を​得える​で​あろう。また、引ひき続つづき​按手あんしゅ​を​施ほどこし、教きょう会かい​を​強つよめ​なさい。

10 あなた​の​兄きょう弟だい​オリバー​は、世よ​の​人々ひとびと​の​前まえ​に、また​教きょう会かい員いん​に、わたし​の​名な​を​伝つたえ​続つづけ​なければ​ならない。彼かれ​は​わたし​の​大たい義ぎ​の​ため​に​十分じゅうぶん​に​語かたれる​と​思おもって​は​ならない。また​見みよ、わたし​は​最さい後ご​まで​彼かれ​と​ともに​いる。

11 彼かれ​は​弱よわい​とき​に​も、強つよい​とき​に​も、束そく縛ばく​されて​いる​とき​に​も、自じ由ゆう​な​とき​に​も、彼かれ​自じ身しん​に​よって​で​は​なく、わたし​に​あって​栄えい光こう​を​得える​で​あろう。

12 また、いつでも、どこ​で​で​も、彼かれ​は​口くち​を​開ひらき、昼ひる​も​夜よる​も、^①ラッパ​の​音おと​の​よう​に​わたし​の​福ふく音いん​を​^②告つげ​知しらせ​なければ​ならない。そう​すれ​ば、わたし​は​人々ひとびと​の​中なか​で​知しられて​いない​ほど​の​力ちから​を​彼かれ​に​与あたえる​で​あろう。

13 わたし​が​あなたがた​に​^①命めいじない​かぎり、^②悪あく霊れい​を​^③追おい出だし、病びょう人にん​を​^④癒いやし、^⑤毒どく蛇じゃ​や​毒物どくぶつ​の​毒どく​を​消けす​こと​以い外がい​の​^⑥奇き跡せき​を​求もとめて​は​ならない。

14 また、聖文せいぶん​が​成じょう就じゅ​する​ため​に、^①これら​の​こと​を​望のぞむ​者もの​から​求もとめられない​かぎり、あなたがた​は​これ​を​行おこなって​は​ならない。あなたがた​は​記しるされて​いる​とおり​に​行おこなわなければ​ならない​から​で​ある。

15 また、あなたがた​の​^①入はいって​行いく​所ところ​が​どこ​で​あろう​と、彼かれら​が​わたし​の​名な​に​よって​あなたがた​を​受うけ入いれ​なければ、あなたがた​は​彼かれら​に​対たいして​証あかし​として​足あし​の​^②ちり​を​払はらい​落おとし、また​道端みちばた​で​足あし​を​洗あらい​清きよめる​こと​に​よって、祝しゅく福ふく​の​代かわり​に​のろい​を​残のこさなければ​ならない。

16 そして​また、だれでも​あなたがた​に​手て​を​かけて​暴ぼう力りょく​を​振ふるおう​と​する​者もの​が​あれ​ば、あなたがた​は​わたし​の​名な​に​よって​打うたれる​よう​に​彼かれら​に​命めいじ​なさい。すると​見みよ、わたし​は​ふさわしい​と​思おもう​とき​に、あなたがた​の​言こと葉ば​の​とおり​に​彼かれら​を​打うつ​で​あろう。

17 また、だれでも​あなた​を​法ほう​に​訴うったえよう​と​する​者もの​は、法ほう​に​よって​のろわれる​で​あろう。

18 また、あなた​は​^①財さい布ふ​も、袋ふくろ​も、杖つえ​も、二​枚まい​の​上うわ着ぎ​も​持もって行いって​は​ならない。あなた​が​食物しょくもつ​や、衣い服ふく​や、履物はきもの​や、金銭きんせん​や、袋ふくろ​を​必ひつ要よう​と​する​その​とき​に、教きょう会かい員いん​が​あなた​に​それ​を​与あたえる​から​で​ある。

19 あなた​は​わたし​の​ぶどう​園えん​で、まことに​最さい後ご​に​力ちから強づよく​^①刈かり込こみ​を​する​よう​に​召めされて​いる。また、あなた​が​^②聖任せいにん​した​すべて​の​人ひと​も​そう​で​ある。彼かれら​は​まさに​この​規き範はん​に​倣ならって​行おこなわなければ​ならない。アーメン。